ものづくりにおける「環境ビジネス」とは? |
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2009年01月31日(土) |
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○特集 ものづくりにおける「環境ビジネス」とは?
高橋金属(長浜市)の高橋政之社長は言った。「日本の強いところは生産設備」だと。近江窯業(甲賀市信楽町)の奥田信泰社長は言った。「これからの日本は技術を売る時代になる」と。ものづくりにおける環境ビジネスとは何か?ビジネスとして成立させるために何が必要なのか?今回は 2つの企業の事例から考える。近江窯業が開発した「壁面緑化システム」はタイルに直接緑化を施すもの。愛知万博の緑化壁に使われ、今では全国の商業施設や公共施設などに用いられている。更なる展開を目指して、ツタを生やしやすくする 「植生誘導陶板」 をこのほど新たに開発した。一方、高橋金属は 実質的な第二創業として「電解イオン水洗浄システム」を開発。プレス加工され、油汚れの残る金属製部品を有機溶剤ではなく電解イオン水で洗浄するため環境負荷をかけないことが評価され、電機・自動車メーカーなど様々な業種で使われるようになった。3年前には中国に進出。新たな展開も順調だ。今回は「うまくいく環境ビジネスとは何か?」を考える。
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