「技能」と機械の融合で高精度目指せ |
|
|
日時 |
2009年09月12日(土) |
|
○特集 「技能」と機械の融合で高精度目指せ 〜高尾製作所〜
株式会社高尾製作所(京都市)は明治35年創業。理化学用のガラス器具やハカリ用水準器、特殊セラミックスなどを製造している。元々、ビーカーやフラスコといった実験用ガラス器具を大学・企業向けに製造しており、現在でも手加工でしかできない複雑な形状の理化学機器を職人が手加工で作っている。また、この「手加工」の技を機械化することに成功し新たな分野に進出した。ハカリ用水準器は国内シェア約100%を誇る。さらに、2003年から取り組んでいるのが「高精度ガラスベッセル」だ。これまでのベッセルは表面に凹凸やゆがみなどの不規則な形状があり、製薬メーカーが行う薬の溶出試験結果がバラつく原因になっていた。高尾製作所では画期的な一体成型技術を開発し、世界最高水準の精度を誇るベッセルを作ることに成功した。今回は、藤原裕康代表取締役と牧田衞活キャスターが対談。創業から100年あまり…高精度の製品を生み出す、ものづくりの力に迫る。
○News+α 29ヶ月連続で2ケタ倒産
|