精密一本!技術は人の中に宿る |
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2013年11月23日(土) |
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○特集 精密一本!技術は人の中に宿る 〜大垣精工〜
電子部品の精密金型や超精密部品を加工する大垣精工株式会社(岐阜県大垣市)。社長の上田勝弘さんは高島市今津町出身。1968年に仲間とともに会社を設立した。精密加工に特化していることが強みで、ハードディスク(HDD)用のサスペンション部品は世界で4社しか手がけていない。「機械装置でできるのは9割だけ。技術は機械加工ではなく人の中に宿っている」と上田社長は話す。一方で、近年は設備投資を加速させている。リスク分散のため2010年には長崎県で、2011年には沖縄県で工場を稼動させた。さらに岐阜県内にも小型冷間鍛造専用のプレス工場を増設してハイブリッド車の部品などを作る予定だ。しかし海外で生産はしない。「付加価値の高い仕事をして、競争もなく、海外からも注文が来る…そういう自信のある企業はあえて海外に行く必要はない」…上田社長の思いとは?
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