39年前から無農薬 頑固一徹 朝宮茶人生 |
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日時 |
2014年06月07日(土) |
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○特集 39年前から無農薬 頑固一徹 朝宮茶人生 〜かたぎ古香園〜
日本五大銘茶のひとつに数えられる「朝宮茶」を無農薬で生産する「かたぎ古香園」(甲賀市信楽町)。6代目の片木明さんが無農薬栽培を始めたのは1975年のこと。茶畑に害虫がはびこるようになり、周囲から「茶作りとちがうやん、虫作りしてるやん」と言われてしまう。しかし諦めなかったおかげでクモやテントウムシなどの害虫を食べる天敵が住みつき、3年目からは茶が収穫できるようになった。販路も自分で開拓。現在では、自然のうまみと香りの良さを求めて多くのファンが直売店舗を訪れている。また、生産・加工・販売の「6次産業化」にも挑戦。渋みが強い、夏の二番茶(品種:やぶきた)を有効活用して紅茶を作った。害虫に悩まされる無農薬栽培だが、この紅茶は害虫の食刺作用によってマスカットのようなフルーティな香りを実現。急須で淹れる茶葉の消費が減る中で、朝宮茶のメーカーとして、無農薬のメーカーとして挑戦の日々を続けている。
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