伝統工芸の新プロジェクト!トップデザイナーと作る信楽焼 |
|
|
日時 |
2014年12月20日(土) |
|
○特集 伝統工芸の新プロジェクト!トップデザイナーと作る信楽焼
デザイン料を支払って新製品を作る。伝統工芸では珍しくない光景だが、予算が尽きたらそこまで。販路を開拓できずに失敗する例も多い。しかし今、デザイナーと作り手が新しいビジネスの形を作るプロジェクトが滋賀で進んでいる。「マザーレイクプロダクツプロジェクト」。現代のライフスタイルに合った伝統工芸品づくりを目指すもので、立命館大学経営学部デザインマネジメントラボ、滋賀県、滋賀の伝統工芸の担い手によって2010年秋にスタートした。そこから「KIKOF」というブランドが生まれ、2014年春に第1弾となる「器」を東京・代官山で発表した。作ったのは信楽焼の窯元・丸滋製陶と有名なアートデザイナーのユニット「キギ」。朝昼夕方、そして月明かりのびわ湖の湖面の色、鋳込み成型で叶えた3ミリの厚さ、びわ湖の面積を表す「670.25」の刻印が特徴だ。11月には東京・青山で展示会を行い好評だった。丸滋製陶とキギが目指す「継続できる仕組み」とは対等な立場でものづくりをして販路を探し、利益を分けることだという。
○News+α 「明るい廃墟」 10ヵ月ぶりリニューアル 〜ピエリ守山〜
|