品質管理のノウハウ生かしキクラゲ菌床製造 |
|
|
日時 |
2016年09月17日(土) |
|
○特集 品質管理のノウハウ生かしキクラゲ菌床製造 〜共栄精密〜
大手メーカーの精密部品の検査・加工を長年続けてきた中小企業が2008年のリーマンショックをきっかけにきのこの菌床製造とキクラゲの栽培に挑戦している。畑違いに思える新たな事業だが、思わぬところに共通点があった。共栄精密(東近江市)はリーマン後に業績が悪化したため、従業員の仕事を作ろうと2010年から熊本県人吉市の事業所で菌床を製造して農家などに販売する事業を始めた。さらに「おひとよしのクマ産」という名前でキクラゲを売り出した。菌床製造の不良品発生率は3%以下でないと採算が取れないという。しかし下田社長は精密部品の検査・加工ではより厳しい精度の要求をされることを思い温湿度の管理などに取り組んだ。品質管理のノウハウが生きて不良率は0.002〜0.003%に。さらに今年4月には高島市と協定を結び、旧今津西小学校の校舎でキクラゲの栽培を始めた。年商全体の1割にまで伸びた きのこの事業。会社の2本目の柱に育てることができるのか。
○TOPIX 〜楽天・則本昂大デー〜 Koboスタジアム宮城で滋賀の物産販売
|