絹のLEDが拓く 近未来の光 |
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日時 |
2017年02月25日(土) |
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O特集 絹のLEDが拓く 近未来の光 〜京セラ〜
2月中旬、石山寺(大津市)の東大門で一夜限りのライトアップが行われた。仁王像を照らしたのは電子部品大手・京セラ(京都市)の高演色LED照明。新緑、紅葉の赤などを灯りで表現した。一般的な青色LEDに対して京セラ製は紫色LED。赤、緑、青の蛍光体を調合させる技術で可視光の幅が格段に向上し太陽光に近い自然な光をLED照明で作り出すことに成功した。繊細な色彩を生み出せることや、色や光のカスタマイズができるため何かを「照らす」照明として採用が増えている。2016年9月にはワコール新京都ビル(京都市)の演出照明に採用された。また、アルフレックスジャパンとはLED照明器具を共同開発した。自動車の検査、植物育成、文化財向けなど「照らす」LED照明への需要は増えていると見て、2019年3月期に60億円の売上げを目指している。
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