いいワインを造るため観光農園をやめました |
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2017年10月21日(土) |
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O特集 いいワインを造るため観光農園をやめました 〜太田酒造 琵琶湖ワイナリー〜
いいワインを造るためにいいぶどうを作る。琵琶湖ワイナリー(栗東市)を手がける太田酒造の太田精一郎社長は2011年に2つの決断をした。ひとつは観光農園を休止してぶどう栽培に注力。粘土質の土壌で標高も高くないものの合う品種を模索。ヤマ・ソーヴィニヨンとレッドミルレンニュームをフラッグシップに位置付け、人気の品種にも挑むなどワイン専用の品種を増やしている。もうひとつの決断は設備投資。3億8千万円をかけて新工場を建設。それまでの2倍近くの生産能力になった。それから6年。改革は道半ばだが、自社農園100%のぶどうで醸した「浅柄野」ブランドのワインは年々品質が上がっている。
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