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こだわりの卵!地域の食卓に美味しい卵を届ける多賀町の
原養鶏所

2022年10月01日放送

今回ご紹介するのは、多賀町の原養鶏所。
直売所の開店は夕方4時から6時の2時間だけ。
その日に採れた生みたての卵を求めて、地元の人を中心に、県外からも多くの客が足を運びます。
濃厚で厚みのある黄身と弾力のある白身を持ち、箸ですくい上げても型崩れしません、甘みのあるコクが特徴です。
そんな評判の卵ですが、人気の理由は「おいしさの追求」・・・代表を務める原勇さんによると「コストはかかっても納得する味を届けたい」とヒヨコの育成から、鶏に与える飼料までこだわり続けているのです。
朝からの作業が落ち着くのは夕方の4時頃、その後に直売所で販売されます。
また、息子の勇治さんが運営に加わって始めた取り組みがSNSによる情報発信です。
投稿を見て興味を持った県外のフォロワーが直売所を訪れたり、洋菓子店やレストランなど新たな取引先の拡大にも繋がったとか。
そんなきっかけから生まれたひとつが彦根の「イイプリン」、原養鶏所の卵はプリンに最適と評判です。
いろいろな可能性がひろがる卵ですが、鳥インフルエンザやコロナ過など養鶏所を取り巻く環境は厳しいといえます。
いまでは多賀町で唯一の養鶏所です。
こだわりと工夫で安心安全、新鮮でおいしい卵を地域に届けつづける原養鶏所の取り組みに注目ください!

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原養鶏所


BIZ LOG

BIZログのテーマは“HACCP(ハサップ)”。
食品の安全のために重要な基準をしっかりと設定したもので、前提には従来からの製造環境の衛生管理があります。
例えば、食品製造における工程で、事業者が導き出した危害要因を発生する工程が、「加熱・冷却・包装」だとすると、「温度や時間の管理」「異物の検出」に対して、継続的な監視・記録を行います。
これがHACCPなのです。従来の食品衛生管理では、抜き取り検査が主流でしたがHACCPでは危害要因に対して、連続的、継続的な管理が求められるのです。
食品業界の並々ならぬ努力の中、食の安全が守られています。この機会にご確認ください!