ブラウン管から超精密プレスへ 未来を拓く決断とは? |
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2009年05月30日(土) |
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○特集 ブラウン管から超精密プレスへ 未来を拓く決断とは? 〜日伸工業〜
日伸工業株式会社(大津市)は今年で創立50年を迎える総合精密プレス部品メーカーだ。かつてはブラウン管用電子銃やその部品が主力製品で、大手電機メーカーのブラウン管に採用されて世界シェアが10数%だったこともあるという。しかし、ブラウン管関連の売上げはやがて右肩下がりに。そこで日伸工業は電子銃で培った金型製造技術や生産システムを精密プレス製品に活用していった。薄い材料を部分的に厚くして一体成形加工する「増肉加工」技術で 複雑な形状を作る技術は世界でも珍しいといい、現在では自動車・IT・家電が主力分野になった。材料や加工エネルギーを追及していることから省エネ商品に採用されてハイブリッドカーなどの自動車部品に使われている。今回は、清水貴之社長と牧田衞活キャスターが対談。新たな分野の開拓について、ものづくりへのこだわりについて聞く。
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