リチウムイオン電池で描く 黒鉛専業メーカーの近未来 |
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2017年12月23日(土) |
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O特集 リチウムイオン電池で描く 黒鉛専業メーカーの近未来 〜日本黒鉛工業〜
黒鉛専業メーカーの日本黒鉛工業(大津市)は黒鉛粉末のほか、電池用の導電性塗料や鍛造用の潤滑・離型剤、ウレタンマットに黒鉛塗料を含浸させたコーティング加工品などを製造している。海外への生産移管や外国メーカーによる安価な黒鉛の台頭など市場が変わる中で、近年は「付加価値のある黒鉛」に力を入れている。そのひとつがアルミ箔に黒鉛塗料を塗ったプライマーコートの加工などのリチウムイオン電池向けの製品。また平成28・29年度には「しが新事業応援ファンド助成金」の採択を受けて、黒鉛を微細化、薄片化することで電気抵抗を下げ、放電容量を増やすバッテリーの導電助剤の試作開発に取り組んでいる。
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