郵便物の配達や軽貨物での運送業で 事業を拡大してきた株式会社ボンズカンパニー! |
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日時 |
2020年12月19日(土) |
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今回のBIZラボは郵便物の配達や軽貨物での運送を中心に様々な事業を展開している株式会社ボンズカンパニー。 代表を務める片山麗児(かたやま・れいじ)さん。学校を卒業後、ホテルマンとして働いていましたが、21歳の時に起業。 いまのボンズカンパニーを立ち上げました。創業当初は軽貨物を中心とした運送業を行っていました。 その後、2003年に全省庁統一資格を取得。特殊な郵便物を運ぶことで事業をさらに拡大してきたのです。 訪れたのは大津市の滋賀県庁。 この県庁の中に、ボンズカンパニーの社員が常駐しています。 ボンズカンパニーの社員が運ぶのは、いわゆる信書と呼ばれる書類。 行政が発行する証明書などの文書や企業の請求書、個人の大切な手紙などのことです。 重要な書類を徹底したセキュリティー管理の元で取り扱っています。 番組では特別な許可を得て県庁での仕事の様子を紹介します。 安心・信頼が最大限に求められる仕事、品質マネージメントシステムの国際規格ISOも取得しました。 さらに幅広いニーズに応えるために社員のクォリティー向上に力を入れます。 徹底した社員教育もボンズカンパニーの特徴なのです。 その社員教育のノウハウを活かし人材派遣事業も手掛けています。 大切なのは人間力。 良い人材を育成し、様々な現場で活躍してもらうことが大切なんだと片山代表は話します。 運送業を単にモノを運ぶだけではなくモノと人、人と地域をつなぐ仕事ととらえ、事業の幅を拡大してきたボンズカンパニー。 その躍進を番組でお確かめください。
今週のBIZログは『人材派遣』。 日本人材派遣協会が調べたところによると、雇用者全体に占める派遣社員の割合は2.5%。 ここ15年間、大きな変化は見られていないとのこと。 しかしながら厚生労働省によると、派遣を含めた非正規従業員がコロナ禍の影響で今年の6月に入ってから雇止めや解雇となった人の数は2万人を超えると言われています。 そして、この先も新型コロナウィルスが終息しない限り大量の派遣切りが発生する恐れは常に隣り合わせといえます。 人手不足が深刻な中、人材派遣による労力は日本経済に必要不可欠です。 今だからこそ注目したい人材派遣の仕組みから展望まで荻窪輝明が解説します。
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