◆令和2年度 第5回番組審議会(通算403回)
日 時 10月15日
出席委員 (敬称略)

■委員
委員長 岩田 康子
副委員長 野 信之
  真鍋 晶子
  芝田 冬樹
  長岡 利典
  北川 正義

■BBC側
代表取締役社長 東 清信
常務取締役 杉江 秀樹
常務取締役 大杉 成聖
編成部長 福永 正和
放送管理局次長 山口 秀富美

内  容 ・放送現況報告
・視聴合評および意見交換
「非密の花火大会 in びわ湖一周」(令和2年9月放送)

【番組概要】
 滋賀県の夏の風物詩と言えば、びわ湖を一回りするように各地で行われる花火大会。しかし、今年は新型コロナウィルスの影響でほとんどの花火イベントが中止となりました。
そんな時、5月5日、こどもの日に近江八幡で打ち上げられた21発の花火。
これは、自費で、ある花火師が打ち上げたもの…。その心意気を感じ、「こんな時だからこそ、自分も花火を打ち上げたい!」と考えたのが今回発案者の馬場さん。
彦根市内の経営者たちがプロジェクトメンバーとなり、多くの協力者が集まりました。
密を避けるために場所は告知せず、8月の毎週土曜日、びわ湖のどこかで打ち上がる非密の花火。最終日の打ち上げ地点は8か所。
番組では花火師とプロジェクトメンバーの奮闘を追いました。

・視聴者からの意見・問合わせ等の報告
・番組種別についての報告
・その他
委員からの主な意見
(視聴番組について)
・見終わった瞬間さわやかな気持ちになった。関わった方々の想いがすごく伝わってきた。特に職人さんの伝統を受け継いでいく話などが良かった。

・プロジェクトの最初から追いかけており、着想が良かった。発起人や花火師の想いがストーリー性をもって伝えられており、25分があっという間に過ぎていった。

・花火もびわ湖もきれいに撮れていて、プロジェクトの経緯もよく伝わった。

・クラウドファンディングの活用の仕方や、5分間75発の花火であれば、上げるのがそれほど難しくない事なども分かり、自分たちの地域でも何かできるのではないかと触発された。

・最初の馬場さんのコメントのところがマスクで少々聞きづらかったのと、見に来た人の感想や、表情などが一瞬でもあればさらに良かった。

・映像の持ち味が十分に生かされていた。作り手も素材をシンプルに活かしていて、見た後は清々しい気分になれた。

・メンバーの感動している場面で、見てる側も同様に感動し一体感を味わった。ドラマを見ているような錯覚に陥るほどの出来だった。