令和4年度 
第1回びわ湖放送番組審議会
(通算417回)

4月21日(木)
開催

出席者

委員(敬称略)

  • 委員長
    佐藤 良治
  • 副委員長
    長岡 利典
  • 北川 正義
  • 鷲尾 龍華
  • 直野 信之
  • 小玉 恵
  • 宮本 麻里

BBC

  • 代表取締役社長
    東 清信
  • 常務取締役
    大杉 成聖
  • 放送管理局長
    松本 圭司
  • 制作部
    谷村 英久
  • 編成部長
    福永 正和

内容

・放送現況報告
・視聴者からの意見・問合わせ等の報告
・番組種別の報告
・視聴合評

【番組】

「文化財保存修理の最前線!見上げてごらん屋根の技」
令和4年3月27日(日)18:30〜19:00

【概要】

滋賀県は、全国屈指の文化財保有県!例えば、重要文化財建造物の数は188件で全国第三位にランキングされているほどです。多くの貴重な文化財を未来に継承していくために必要なことが定期的な保存修理。今回、特別番組でスポットを当てたのは、さまざまな「屋根の葺き方」です。どのような文化財に?どんな屋根材を?どのようにして葺いていくのか?日本の伝統的な屋根の葺き方の驚くべき技とは?解説に滋賀県文化財保護課の技師をスタジオに迎え、現地取材VTRを通して詳しく解説しました。

委員からの主な意見

(視聴合評番組について)

  • 文化財の屋根の保存修理に何種類もの方法があることに驚いた。これら専門的な内容を視聴者に分かりやすく伝えようとする意図が伝わってきた。
  • 滋賀県が重要文化財数で全国3位というのは承知していたが、保存という視点では考えた事が無かったので、貴重な映像など興味深く見られ勉強になった。
  • 滋賀県内だけでなく県外に発信していくべき番組だと思う。更に続編も見たいと感じた。
  • 職人さんや技術者の後継不足が文化財の保存にも影響し、問題となっていると聞く。今後も多くの方に文化財の保存に興味を持ってもらえるような内容で放送してほしい。
  • なにげなく見ていた社寺の屋根に、これほどの匠の技が使われている事を視聴者に知ってもらえる番組を放送した事は意義深いと感じた。
  • 技術的な説明に重点が置かれていたが、その他にも職人さんの人間性や、材料を供給する人たち、文化財を守る地域の人たちも取り上げたら更に良いと感じた。
  • 釘を作るところの他、視聴者に興味を引くポイントが随所にあり、ためになる内容が満載だった。
  • 職人さんの継承問題や、材料となる原木の確保が困難になってきている等、今回とは異なった視点での続編を観たいと感じた。
  • 文化財が多い滋賀県で、これらを守る仕事がある事を、子どもたちにこそ見てほしい番組だと思う。そのためにも番組名や宣伝の方法に工夫が必要と感じた。