「個人ではなく組織で対応を!」不当要求対策の講習会
2025年11月11日(火) 19:30
この講習会は、全国で不当要求による事件が発生していることを受けて県の総務部人事課が開いたもので、県の職員約80人が参加しました。
講習会では、県警の組織犯罪対策課による不当要求のロールプレイが行われたほか、県警から県の農政課に出向している太田裕丈主幹が講義を行い、過去の事例などを交えながら不当要求にどのように対応すれば良いかを話しました。


県によりますと、県の各部局の昨年度の不当要求の件数は19件で、県は去年、地方機関も含めた各部局でさすまたを整備したほか、名札を名字だけの表記にして良いなど、個人の特定を防ぐ対策も行っているということです。
講義を受けた職員は「自分自身も職務上、不当要求の場面に出会うことも過去にあったし、これからもあるのでは。私たちは守られていると感じられる組織づくりが大事。」と話していました。
県は今後もこのような講習会を定期的に開き、不当要求への対策を進めていきたいとしています。