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【記者解説】6月9日は「ロックの日」防犯対策を呼びかけ

2026年6月9日(火) 19:20
6月9日は、語呂合わせで「ロックの日」。滋賀県草津市にある商業施設では、住宅侵入窃盗への対策を呼びかける啓発活動が行われました。
イオンモール草津で行われた9日の啓発イベントには、警察のほか県防犯設備士協会や防犯協会など約15人が参加しました。

啓発では、防犯カメラやインターホンなどの防犯グッズの展示が行われたほか、訪れた人に対して、チラシやサッシストッパーなどの啓発品が手渡され、家の施錠や防犯機器を利用した被害防止などが呼びかけられました。
また啓発では、特殊な構造で割れにくい「防犯合わせガラス」を実際にハンマーでたたく実演なども行われたほか、踏むと音が鳴る防犯用の砂利が展示されました。

県警生活安全企画課の濱田恭子警部は「最近いろいろな闇バイト強盗などの話を聞かれると思いますが、大きい家だけが被害を受けるということは決してありません。防犯力の低い家、入りやすい家というのが狙われやすいので、今一度、自宅の防犯設備の状況や防犯力はどうか、鍵はいつもどうしているかなど、家族の生活状況も含めて確認していただき、足りてないというところがあれば対策を取ってもらえれば」と話していました。

【記者解説】
原田記者:まずは、侵入窃盗の発生状況を見ていきたいと思います。
県警によりますと、去年1年間に滋賀県内で発生した侵入窃盗の件数は396件。このうち155件が住宅を標的にした住宅侵入窃盗でした。
警視庁が発表している去年1年間の全国のデータを見てみると、一戸建てを標的とした侵入窃盗が全国で1万3744件発生。次いで多いのが、三階建て以下の共同住宅で2675件でした。
それぞれ窃盗犯がどこから入ってきているのか内訳をみていきますと・・・

一戸建てで一番多かったのは、窓からの侵入で全体の半数以上に上ります。次いで多かったのが表出入口、つまり玄関など正面から侵入してくるケースでした。
一方、三階建て以下の共同住宅になると、逆に玄関など正面から侵入してくるケースが半数を占め、二番目が窓からになります。
そして、いずれの種類の住宅でも多い手口が・・・
1.ガラスを破って入る
2.施錠されていない窓や扉から入る
3.郵便受けや玄関付近に置かれた合鍵を使って入る、の3つの手口となっています。

●住宅侵入窃盗はどんな家でも被害に遭う可能性があり、どのような対策が必要なのか
原田記者:まずはしっかり鍵をかける習慣をつけることです。どんなに強固な防犯対策をとっても、無締りでは意味がありません。外出時はもちろん、在宅時でも玄関や窓の鍵をかけるようにしましょう。
2つ目は、訪問者に対して不用意にドアを開ける前に、インターホン越しなどで確認することです。宅配業者の訪問などを偽装して侵入する手口もあります。宅配ボックスなどを活用し、直接は受け取らない等の方法をとることも大切です。
3つ目は外出先から帰宅したら、背後や周囲に人がいないか確認することです。家の周囲に不審な人がいたり、何かがおかしいと異変や危険を感じたら、ためらうことなく警察に通報することが大切です。

この3つのほかにも、防犯設備を充実させておくことや、近隣住民の方と声を掛け合うなどの対策がありますが、まずはこの3つを習慣として身に着けるようにしていただきたいです。

●近年、闇バイトの影響などでこうした犯罪への恐怖が大きくなっています。まずは自分でできる対策をしていくことが大切
原田記者:何度も言いますが、まずはしっかりと鍵をかけることです。そこからが自分や家族、財産を守るスタートになります。悲惨な犯行の被害者になる前に、防犯対策を習慣化するようにしてください。また県警では防犯アドバイザーによる講演会などを開催しています。こうしたところで防犯について学び、実践していただきたいです。

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