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2025年12月11日(木) 19:10

介護中の夫を殺害した罪に問われている妻の裁判 妻に懲役2年6ヶ月の実刑判決

今年1月、草津市の自宅マンションで、介護していた夫を殺害したとして殺人の罪に問われている71歳の妻に対し、大津地裁は11日、懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡しました。殺人の罪に問われていたのは大津市に住む無職の女(71)です。
判決などによりますと、女は今年1月、当時住んでいた草津市野路のマンションの自宅で、同居する夫(当時76)の首をひもで締め付け、窒息させて殺害したとされています。
11日の判決で谷口真紀裁判長は、女が2度にわたって被害者の首を絞めた上、こたつの天板を乗せて、被害者を確実に殺そうとした犯行態様は「強固な殺意を有していたと見て取れる」とし、「被害者が多大な苦痛を感じながら死亡した結果が重大である」と指摘しました。
また、急激に悪化した被害者の認知症などで追い詰められて苦しい精神状態に陥ったことなど、一連の経緯に同情できるところも多くあるとしたものの、助けを求めれば手を差し伸べる人がいたことなど、懲役刑を猶予するほど軽い事案であると考えることはできないとして懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡しました。
2025年12月11日(木) 18:52

住宅の庭から2人の遺体 50歳の男を死体遺棄容疑で逮捕・送検

10日夜、大津市内の住宅の庭で身元不明の2人の遺体が発見され、この家に住む50歳の男が死体遺棄の疑いで逮捕・送検されました。
死体遺棄の疑いで逮捕・送検されたのは、大津市稲津の無職の男(50)です。
警察によりますと男は、10日午後7時半ごろまでに自宅の庭に2人の遺体を埋めて遺棄した疑いが持たれています。

この家に住む男の高齢の両親と連絡が取れていないことから、12月2日に大津市の職員が警察に安否確認を依頼し、所用の捜査を経て10日、警察が遺体を発見したということです。

遺体は白骨化していて、少なくとも死後数年は経っているとみられるということです。警察では、遺体は男の両親とみて身元の確認を急いでいます。
近くに住む人は―「あまりに突然で信じられない」「びっくりしたと言うしかない。」などと話していました。なお警察は捜査に支障があるとして、男の認否を明らかにしていません。
2025年12月11日(木) 18:48

近江八幡市長選 新人 竹尾耕児市議が出馬表明

来年4月に行われる近江八幡市の市長選挙に、近江八幡市議会議員の竹尾耕児さんが10日、出馬を表明しました。近江八幡市長選挙に無所属で出馬を表明した新人の竹尾耕児さんは、近江八幡市出身の42歳。2015年に市議会議員に初当選して現在3期目で、保護司を務めています。

現市政について、説明責任が十分果たされていない行政運営が続いてきたと指摘。市長は市政の課題を自分事として捉えることが大切だとし、学用品購入などの教育費軽減策や既存の施設を活用した公設フリースクールの設置、JR近江八幡駅の南北について若者をターゲットにした活性化を目指すことなどを掲げました。

なお市長選には、すでに現職の小西理さん67歳が立候補を表明しています。近江八幡市長選挙は、来年4月12日に告示、19日に投開票が行われます。
2025年12月11日(木) 18:42

冬の高速道路の安全を確保 彦根市で雪氷対策作業の出動式

冬本番を迎える中、高速道路の安全な交通を確保しようと、雪氷対策作業の出動式が11日、彦根市で行われました。
中日本高速道路では、11月15日から来年3月31日までを雪氷対策作業期間と定め、安全な交通を確保するために、除雪作業や凍結防止剤の散布作業などを行っています。

11日、名神高速道路の彦根インターチェンジでは、中日本高速道路の職員や滋賀県警高速隊の隊員ら約260人が出席する出動式が行われました。式の前には、作業の安全祈願としてお祓いや玉ぐしの奉納などが行われ、高速道路の利用者と作業関係者の安全を祈りました。

その後の式では、除雪車に乗り込んだ作業員らによって車両の動作が点検され、号令を合図にパトロールカーを先頭に高速道路へと出発していきました。
中日本高速道路彦根保全サービスセンターでは期間中、管轄する名神高速道路と北陸自動車道の区間で、最大428人を動員して除雪作業などを行える体制を整えているということです。
中日本高速道路彦根保全サービスセンター・宇都宮尚史所長は「冬の高速道路では突然雪が降ってくることがあるので冬用タイヤなどを装着して早めの準備をしていただければと思う。」「出発前にあらかじめ天気予報や交通情報などを確認してもらって、場合によっては外出を控えていただくといったご協力をお願いしたいと思う」安全への備えを呼び掛けていました。
2025年12月11日(木) 18:37

ユネスコ無形文化遺産「大津祭の曳山行事」追加登録が正式決定

湖国三大祭りの一つ大津祭の曳山行事がユネスコ無形文化遺産に登録されている日本の「山・鉾・屋台行事」に追加登録されることが正式に決定しました。
日本時間の11日午後2時半ごろ、インドで開かれたユネスコ政府間委員会で登録が正式に決定されると、大津祭曳山展示館は歓声に包まれました。

13基の曳山が大津市内を巡行する「大津祭」は、大津市にある天孫神社の祭礼として江戸時代初期に始まったとされ、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

ユネスコ無形文化遺産には2016年、日本の「山・鉾・屋台行事」として33件が登録されていますが、今回、茨城・新潟・富山の3件とともに「大津祭の曳山行事」の追加登録が決定しました。滋賀県内では、長浜曳山祭に続いて2件目となります。

大津祭保存会・古家弘巳会長は「9年間待った甲斐があった。これで世界に羽ばたける大津祭という感じになった。世界の人に見ていただける祭にしていく。素晴らしい曳山に育てあげていくことが1番肝要かと思っている。」と話していました。
2025年12月11日(木) 01:19

住宅の庭から2人の遺体 住民の男を死体遺棄疑いで逮捕

10日、大津市内の住宅の庭で、身元不明の2人の遺体が発見され、この家に住む50歳の男が、死体遺棄の疑いで逮捕されました。警察によりますと男は、10日午後7時半ごろまでに自宅の庭に、2人の遺体を埋めて遺棄した疑いが持たれています。この家に住む男の高齢の両親と連絡が取れていないことから、2日に大津市の職員が警察に安否確認を依頼し、所用の捜査を経て、10日に警察が遺体を発見したということです。遺体は白骨化していて、少なくとも死後数年は経っているとみられるということです。警察では、遺体は男の両親とみて身元の確認を急いでいます。なお警察は、捜査に支障があるとして、男の認否を明らかにしていません。
2025年12月10日(水) 19:09

レイラック入れ替え戦 2戦目へ調整

滋賀県初のJリーグ昇格を目指す、サッカー・JFLのレイラック滋賀は14日に行われるJ3・JFL入れ替え戦の第2戦に向け、10日、草津市内で調整しました。

今月7日に、ホームの平和堂HATOスタジアムで行われたJリーグ3部・J3との入れ替え戦第1戦で、アスルクラロ沼津を3対2で破り、競り勝ったレイラック。
悲願のJリーグ昇格へ大きく前進しました。
第1戦から3日。
第2戦に向けて動き出したレイラック。
オフ明けのきょう、選手たちはストレッチや狭いエリアでパスを回す練習などを行い、汗を流しました。
第1戦に勝ったレイラックは、勝つか引き分けでJ3昇格が決まります。
仮にレイラックが敗れた場合、2試合の得失点差が同点の場合は延長戦で、それでも決着がつかない場合はPK戦で雌雄を決します。
第1戦の勝利から気持ちを切り替え、アグレッシブにチームは戦う方針です。
2失点を喫した守備を整備しつつ、今シーズン最後の大勝負に挑みます。
レイラックは、14日(日)午後2時からアウェーでアスルクラロ沼津との第2戦に臨みます。
2025年12月10日(水) 18:57

冬のボーナス 県職員は88万8776円

ほとんどの公務員に10日、冬のボーナスが支給されました。
このうち、県の一般職の平均支給額は去年より4万4000円ほど多い、88万8776円となっています。

滋賀県の支給対象は、去年より358人多い一般職と特別職あわせて1万9374人で、総支給額は、去年に比べて11億5860万円程多い約172億7680万円となっています。

内訳を見てみると一般職員の平均支給額は、知事部局で85万37円、教員を含む学校職員では89万5946円、警察官を含む警察職員では91万6698円となっており、一般職全体では、去年より4万4033円多い、平均年齢41歳6カ月で88万8776円となっています。

これは、昨年度の人事委員会の勧告を受けて、支給月数を増やしたことが主な要因としています。
なお特別職では、三日月知事が去年より約22万円多い330万1650円。
2人の副知事と県議会議長は、257万6287円となっています。
2025年12月10日(水) 18:00

季節限定のそば店が今年も営業開始

毎年、この時期、季節限定で店を開ける高島市のソバ店が10日、今年度の営業を開始しました。
今年度の営業が始まったのは、高島市今津町の「箱館そば・鴫野」。

オープン初日の10日、開店直後から待ちわびていた
多くの人が訪れ、今年のソバの味を楽しみに訪れました。

「箱館そば・鴫野」では、毎年、新ソバが出回る冬にだけ店を開けていて、提供されるソバの原料となる実はすべて地元の畑で収穫されたもの。
喉ごしが良く、香り豊かな味わいが多くの常連客に愛されています。

「箱館そば・鴫野」では、この他にも、生ソバやソバ粉・出汁の販売、年越しそばの受付を行っていて、
ホームページからでも予約することができます。

「箱館そば・鴫野」は、来年3月10日までの3カ月間営業する予定です。

2025年12月9日(火) 19:26

トクリュウから県民を守れ

匿名・流動型犯罪グループいわゆる「トクリュウ」による闇バイトや特殊詐欺などの犯罪が増加する中、県警の幹部らで構成される「犯罪抑止戦略推進本部員会議」が開かれました。          

県警と県は、今年1月に「トクリュウ・闇バイト・詐欺・強盗緊急対策プラン」を策定し、関係機関などと連携して、情報発信や対策を進めていますが、県内でも被害は後を絶たず厳しい状況が続いています。

県警によりますと、県内の特殊詐欺の認知件数は、今年に入って10月末までで332件・被害総額は10億円を超えています。これは件数・被害総額ともに、去年1年間をすでに上回っています。

県警では、常に最新の手口を踏まえ、それぞれの年齢層などに合った方法で注意喚起を行うとともに、全国の警察と協力を強めてトクリュウの組織や資金活動の解明と摘発を進めていく方針です。
2025年12月9日(火) 19:06

「瀬田の唐橋」に落書き 住民ら憤り 

大津市にある近江八景の一つ「瀬田の唐橋」に落書きが確認され、近隣住民から憤りや悲しみの声が上がっています。警察も器物損壊容疑で捜査を進めています。

近くに住む礒田英清さんは12月初旬、散歩中に唐橋の落書きに気づきました。
「瀬田の唐橋は、大津市の大きな誇りになっている。これを守り続けていく唐橋の伝統をね。たくさんの人々が掃除されたりしている、守るために。やはりこれはちょっと許せない」と力を込めました。

落書きは1カ所だけでなく、橋脚や付近の路面、ベンチなど確認できるだけで約10カ所に上りました。唐橋の近くには、大ムカデを退治した伝説にちなみ、弓を射る武士が表現されている斜面にも落書きがありました。
 
「橋守神社」として知られる龍王宮秀郷社の代表役員、平井章夫さんは、次のように話しました。「参拝者に説明する中で『これ落書きじゃないですか?』と言われた時に分かった。ものすごくショックを受けている。悪質だ。落書きではなく、描いた人はアートと思っているかもしれないが、いい加減にしてほしい」。

また、自転車でびわ湖を1周する「ビワイチ」のルート周辺の公衆トイレや路面にも落書きが確認できました。瀬田川観光船組合の𠮷川勝美組合長は「週に何回かきれいにして、少しでもきれいに使ってもらおうとやっているのに、それをこんな落書きして、何をしているんだと」と憤りを隠しませんでした。

11月21日以降、住民らから110番通報を受け、大津警察署は器物損壊容疑で捜査を進めています。県大津土木事務所によりますと、唐橋への落書きが5カ所で確認されたとし、警察への被害届提出を検討していて、今月中に対応を決めるとしています。
2025年12月9日(火) 18:56

介護中の夫を殺害した罪に問われている妻の裁判 検察は懲役6年を求刑

今年1月、当時草津市のマンションで、介護していた夫の首にひもを巻きつけて殺害したとして殺人の罪に問われている71歳の妻の裁判員裁判で、検察側は9日、懲役6年を求刑しました。

殺人の罪に問われているのは、大津市に住む無職の妻(71)です。起訴状などによりますと、妻は今年1月、当時住んでいた草津市野路のマンションの自宅で、同居する夫(当時76)の首をひもで締め付け、窒息させて殺害したとされています。

大津地裁で開かれた9日の公判で、検察側は、2回にわたり夫の首を絞めるなど犯行が強固な殺意に基づく執拗なものであることや、経済的に余裕のある姉という周囲に頼れる人がいたが、頼らず夫に対する長年の嫌悪感が高じて一方的な判断で夫の命を奪ったと非難しました。

ただ、妻が軽度の認知症で、十分ではないものの、夫を介護するなど、「一定程度酌むべき事情がある」とし懲役6年を求刑しました。

一方、弁護側は脳出血の影響により、左半身が不自由な中で夫の介護を続けなければならない絶望感があったことや被告が罪を反省し、姉夫婦の元で支援を受け続けることができることなどから懲役3年執行猶予5年が相当だとしています。

裁判は9日結審し、判決は11日に言い渡されます。
2025年12月9日(火) 18:45

大津市の住宅で火事 3棟全焼など

9日朝、大津市にある2階建ての住宅で火事がありました。火は周辺の住宅にも燃え広がり、3棟が全焼。4棟が一部燃えました。

火事があったのは、大津市御殿浜にある2階建ての住宅で、午前8時40分ごろ、「家から煙が出ている」と近隣住民から消防に通報がありました。


消防によりますと、火は近隣の6棟の住宅に延焼。通報から約7時間半後の午後4時15分に消し止められ、火元の住宅を含む3棟が全焼、その他4棟も一部燃えました。火元となった家の住民全員とは連絡が取れていて、男性1人が軽傷で病院に搬送されていますが、命に別状はないということです。

また、延焼した家の住民に逃げ遅れはなく、けが人はいないということです。警察と消防では出火原因などについて調べを進めています。
2025年12月8日(月) 18:31

立憲民主党 野田佳彦代表が来県 米原で対話集会

立憲民主党の野田佳彦代表が7日来県し、米原市で対話集会を開きました。米原市の伊吹薬草の里文化センターで開かれた立憲民主党の対話集会には、市民など約100人の参加者が集まりました。対話集会では、参加者が直接、野田代表に質問をする場面もあり、物価高対策や円安問題、また、伊吹山の再生についての質問もありました。また、立憲民主党は、次の衆院選に向けて、滋賀選挙区の2区に前米原市長の平尾道雄さんを公認候補とすることを発表しています。
2025年12月8日(月) 18:28

山田ねずみ大根収穫祭

草津市の小学校では8日、児童らが育てた地元の伝統野菜「山田ねずみ大根」の収穫祭が行われました。草津市立山田小学校では、2年生の授業の一環として、隣接する給食センターの残飯から作られたたい肥を使った地元の伝統野菜「山田ねずみ大根」の栽培を行っています。8日は、お世話になった農家や地域の人を招いて収穫した大根を振る舞う、「ねずみ大根収穫祭」が行われました。児童らは、味が染みた大根を口いっぱいに頬張り、収穫の喜びを全員で味わいました。山田小学校では、今後もこうした授業を通して、伝統野菜などへの理解を深め、郷土愛をはぐくみ、次の世代に残していってほしいとしています。
2025年12月8日(月) 18:24

彦根城でしめ縄仕上げ

猫の手も借りたい師走。彦根城では、8日、城内に飾るしめ縄の仕上げ作業がまさに、猫の手を借りて行われました。8日の仕上げ作業は、彦根市のキャラクター「ひこにゃん」もお手伝いです。彦根城では、7ヵ所にしめ縄を設置しますが、このしめ縄は、天秤櫓に飾る城内で最も大きいしめ縄で、長さ約6メートル・重さは50キロあります。今月24日に、飾りつけられる予定で、ひこにゃんも、モフモフの手で一生懸命手伝っていました。なお、彦根城では、今月11日には、天守のすす払いが、19日には、ひこにゃんも参加してのもちつきが行われ、迎春準備が進められることになっています。
2025年12月7日(日) 19:02

東近江大凧会館 クリスマスを彩る凧の展示

間もなくクリスマス。東近江市では、一足早く、クリスマスを彩る凧の展示が始まっています。

東近江大凧会館では、毎年この時期に、クリスマスにちなんだ凧の展示を行っています。

1階ホールの中央には、サンタクロースやトナカイ・クリスマスツリーなどの16枚の凧が飾られ、クリスマスの楽しい雰囲気を演出しています。また、会場では小学生以下の子どもたちがサンタクロースの小さな凧を手づくりするコーナーも設けられ、出来上がった凧は、無料で持ち帰ることができるということです。

東近江大凧会館の「クリスマスの凧展」は、今月21日まで開かれています。

2025年12月7日(日) 18:57

金融や経済についての知識を競う エコノミクス甲子園滋賀県大会

クイズを通して、金融や経済についての知識を競う、「エコノミクス甲子園」の滋賀県大会が、7日草津市で開かれました。

7日、ボストンプラザ草津びわ湖で開かれた、「エコノミクス甲子園・滋賀県大会」。
この大会は、高校生に金融経済の仕組みを学び、「自分のライフデザイン」や「自分とお金の関わり方」を考えるきっかけにしてもらおうと、金融知力普及協会が主催となって毎年開いているもので、今回で20回目の開催となりました。

高校生が2人1組となって参加するこの大会、今年は去年の優勝校・守山高校をはじめ、県内5校から6チームが参加。筆記、早押しクイズ、ボードクイズの3つの種目で優勝が争われました。

今年、見事優勝を手にしたのは、守山高校のチーム「おやき」。

守山高校「おやき」は、来年2月に東京都で行われる全国大会に出場する予定で、全国大会の優勝者には、ニューヨークとトロントへの研修旅行が与えられるということです。
2025年12月7日(日) 18:55

レイラック滋賀 J3入れ替え戦の初戦を勝利

滋賀県初のJリーグを目指すサッカーJFLのレイラック滋賀は7日、Jリーグ3部のアスルクラロ沼津との入れ替え戦に臨み、3対2で勝ちました。
レイラックは2対2の同点で迎えた後半36分、途中出場の三宅が決勝ゴール。
2試合行われる入れ替え戦での第1戦で貴重な勝利を挙げました。レイラックはJ3昇格をかけ、14日にアウェーでの第2戦に挑みます。
2025年12月6日(土) 18:26

西の湖でニゴロブナ放流 滋賀銀行からの寄付を活用

近江八幡市にあるびわ湖の内湖・西の湖で、6日、ニゴロブナの放流が行われました。放流は、滋賀県水産振興協会が行ったもので、県の東副知事や滋賀銀行の遠藤良則常務らが、約250匹のニゴロブナを西の湖に放流しましました。滋賀銀行では、2007年度から毎年、びわ湖の固有種のニゴロブナなどを守るための寄付を行っていて、今年も協会に80万円を贈りました。

協会によりますと、内湖はエサが豊富で、放流したニゴロブナの生存率が高く、今年も1万6000匹を放流する予定だということです。滋賀県水産振興協会の遠藤誠常任理事は「放流した魚が徐々に天然魚になって、それが自然産卵して資源の再生産を繰り返すので、末永く続けることが重要だと思う」と話していました。

この日、滋賀銀行や協力する企業から集まった有志によるヨシ狩りも行われました。
2025年12月6日(土) 18:23

坂口志文さん母校 長浜北高校で開校10周年記念式典

ノーベル生理学・医学賞に選ばれた坂口志文さんの母校、県立長浜北高校で、統合により新たな学校が誕生してから10周年を記念する式典が、6日行われました。

長浜市の長浜北高校は、2016年に長浜高校と統合され、新たな県立高校として開校しました。開校10周年の記念式典は学校の体育館で行われ、オンラインを含む約700人の全校生徒と同窓生らが参加しました。式典では、大森文子校長が式辞に立ち、10周年を迎えた感謝の言葉とともに「複雑で予測困難な時代を生きていくためにも、新しい発想とグローバルな視点で物事をとらえて問題を発見し、主体性を持って多様な他者と協働しながら未来を創造していく力を本校で育んでいきたいと考えています」と思いを述べました。

また、式典の中では、ノーベル生理学・医学賞に選ばれた卒業生の坂口志文さんから寄せられたメッセージが披露され、この中で坂口さんは「自分を大切にして世界に羽ばたいてほしい」と生徒らにエールを送りました。

式典に続いて、旧長浜高校の卒業生で映画監督の上田慎一郎さんの記念講演も行われました。上田さんは、映画作りに熱中した高校時代を振り返り、始めて映画を上映したときの感動などを語りました。参加者らは、時折ユーモアを交えた上田さんの話に熱心に耳を傾けていました。
2025年12月5日(金) 20:07

介護中の夫を殺害の罪 初公判で妻は罪を認める

今年1月、当時草津市のマンションで、介護していた夫の首にひもを巻きつけて殺害したとして、殺人の罪に問われている71歳の女の裁判員裁判が5日から大津地裁で始まり、女は罪を認めました。弁護側は情状酌量を求めています。  
殺人の罪に問われているのは大津市に住む無職の女(71)です。
起訴状などによりますと、女は今年1月、当時住んでいた草津市野路のマンションの自宅で、同居する夫(当時76)の首を紐で締め付け、窒息させて殺害したとされています。
初公判となった5日の裁判員裁判で女は起訴内容に対し、「検察官の言われた通りです」と罪を認めました。
裁判は被告の量刑が争点となり、検察側は冒頭陳述で、犯行後も首に巻き付けた紐をこたつの木枠にくくりつけて夫の首を絞めるなど、強固な殺意に基づく執拗なものであると指摘しました。
一方、弁護側は被告が脳出血の影響で左手などが不自由な中、認知症が進む夫の介護が続くことに絶望し犯行に及んだことや、女が事件後「介護のことを誰にも相談せず、夫を殺害したことを後悔し反省している」と訴えました。
今回の裁判は8日に女に対する尋問などが行われた後、9日に結審し、11日に判決が言い渡されます。
2025年12月5日(金) 19:53

【訃報】綾羽社長の河本英典さん死去 滋賀県の経済界をはじめ幅広い分野の要職務める

訃報です。元参議院議員で滋賀経済団体連合会会長の綾羽社長・河本英典さんが11月29日亡くなりました。77歳でした。
河本英典さんは、高島市出身で1972年に綾羽に入社し、1983年に社長に就任。また滋賀経済団体連合会の会長といった経済界だけでなく、県防衛協会の会長など幅広い分野の要職も務めてきました。

さらに政界にも進出。1992年から参議院議員を2期・12年務めています。2018年には、秋の叙勲で旭日中綬章を受章。その際、忙しい社長業の傍ら、様々な分野の役職を務めていることを聞くと…「ありがたいことに、国会議員を12年やったことを活かしてやっているので、県のためになったらいいなと思ってやっている」「一番大事なことは自分ひとりではなく、周りがあるということ。周りというのは社会。社会に対してどう役立つか。」と話していました。
河本さんは、滋賀県スポーツ協会の会長も2011年から務めていて、今年、滋賀県で開かれた「国民スポーツ大会」や「全国障害者スポーツ大会」の実施には大いに尽力し、9月や10月の式典などには笑顔で参加していました。

通夜、告別式は個人の遺志によりすでに近親者にて執り行われたということで、お別れの会が後日執り行われる予定だということです。
河本さんの訃報に接し、滋賀県の三日月知事は、「常に滋賀県の経済や社会のありように心を配り、折に触れ、滋賀県政に対しても叱咤激励をいただきました。これからの滋賀の発展に向け、もっとご意見やご助言をいただきたかったところご永眠の報に接し、ただ残念でなりません。安らかにご永眠されますよう、謹んでお祈り申し上げます。」などとコメントを発表しています。
2025年12月5日(金) 19:39

ETC利用客への接客技能「S1グランプリ」で競う

ドライバーにとって便利な高速道路のETCですが、料金所のスタッフがETC利用客への接客の技能を競うコンテストがこのほど開かれました。
「S1グランプリ」と名付けられたこのコンテストは、高速道路料金所の接客技能とサービスの向上を目的にネクスコ西日本の関西地区で去年から始まりました。
2年目の今年は、滋賀や京都・大阪などネクスコ西日本のグループ会社で働く約2800人の中から選ばれた23人が出場し、ETCゲート利用客へのインターホン越しの接客対応について技能を競いました。

コンテストでは、ETCの通信エラーによりゲートが開かないといったトラブルや、時間帯割引や障害者割引の適用条件など、利用客からの問い合わせへの対応について審査され、業務の迅速性だけでなく接客の態度や丁寧さ、説明の正確さなどが評価されました。
2025年12月5日(金) 19:27

桜の木とお別れをする園児たち「見守ってくれてありがとう」

滋賀県草津市の老上こども園にある桜の木が倒れる恐れがあるとして伐採されることになり5日、こども園で、桜の木とお別れをする「ありがとうの会」が開かれました。
老上こども園によりますと、この桜は1969年の老上幼稚園が開園した当時に植えられたもので、改築時に一時的に移されたこともありましたが、約60年にわたって美しい花を咲かせ園のシンボルとなっていました。
約100人の園児は、遊戯室で桜の木が倒れる危険があって、6日伐採されると説明を受けました。その後、園児たちは桜の下に集まり、「ありがとう」と感謝を伝える歌を合唱しました。
春にはこの桜の下で弁当を食べ、夏にはセミの抜け殻を採り、秋には落ち葉を集めて焼きいもを作るなどしていたということです。園児たちは桜に歩み寄って優しく手で触れ、別れを惜しんでいました。

この園を卒業して職員として勤務し、園長として桜の最期に立ち会うことになった角明美さんは「この桜の木を見ながら、春になったな、夏になったな、子どもたちがこんな遊びをするんだなとか、いろんな思いもあったり、時にはしんどい時があっても、この桜を見ていたら私も頑張ろうと思えたし、この桜に私自身、見守られたんだなと思う」と話していました。
桜は6日に伐採されますが、切り株は残して座れるようにし、憩いの場にするということです。
2025年12月5日(金) 19:25

過失運転致死などの疑い 東近江市の40歳の男を逮捕

4日夜、東近江市の道路上で男性が血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたがその後死亡が確認されました。警察は5日、過失運転致死などの疑いで市内に住む男を逮捕しました。
過失運転致死と道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、東近江市妙法寺町に住む、とび職の男(40)です。
警察によりますと男は、4日午後9時45分ごろ、東近江市中小路町にある国道で道路を横断中だった東近江市八日市清水に住むアルバイト従業員の水野弘基さん(23)と衝突し、全身を強く打つけがを負わせたにも関わらず救護活動をせずにその場から逃走し、その後死亡させた疑いがもたれています。
調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。現場は見通しのいい道路で、警察では事故の原因について調べを進めています。
2025年12月5日(金) 19:14

滋賀県内で初 知的障がい者のための「ID柔道 講習会」

大津市では、知的障がい者柔道・いわゆるID柔道を広く知ってもらおうと、近畿で初めてとなる指導者向けの講習会が行われました。
この講習会は、ID柔道への理解と活動の場を広げて欲しいと全日本柔道連盟が行ったもので、滋賀県内で柔道を教える指導者など約40人が参加しました。ID柔道では、技をかけた後の押し込みや、ひざを付いての投げ技が禁止されるなど、発達障害や知的障害などがあっても、より安心して取り組めるルールとなっています。

講習会では、ID柔道の歴史や活動について話があったあと、指導方法として障害があっても集中力を保つための工夫や受け身、崩しといった安全に取り組むために重要な柔道の基礎の指導について紹介がありました。
また、勝ち負けだけではなく体はもちろんのこと、相手と気持ちを合わせることなどを経験し心も鍛えて欲しいと伝えられました。
知的障がい者柔道振興部会の柳 真佐子さんは「滋賀県ではすでに知的障がい者柔道の指導に取り組んでいたり選手もいるので、土台が出来つつある環境だと思う。理解を深めてもらえれば沢山の障害のある方も受け入れる環境が増えていくと期待している。」と話していました。

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