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2025年12月8日(月) 18:31

立憲民主党 野田佳彦代表が来県 米原で対話集会

立憲民主党の野田佳彦代表が7日来県し、米原市で対話集会を開きました。米原市の伊吹薬草の里文化センターで開かれた立憲民主党の対話集会には、市民など約100人の参加者が集まりました。対話集会では、参加者が直接、野田代表に質問をする場面もあり、物価高対策や円安問題、また、伊吹山の再生についての質問もありました。また、立憲民主党は、次の衆院選に向けて、滋賀選挙区の2区に前米原市長の平尾道雄さんを公認候補とすることを発表しています。
2025年12月8日(月) 18:28

山田ねずみ大根収穫祭

草津市の小学校では8日、児童らが育てた地元の伝統野菜「山田ねずみ大根」の収穫祭が行われました。草津市立山田小学校では、2年生の授業の一環として、隣接する給食センターの残飯から作られたたい肥を使った地元の伝統野菜「山田ねずみ大根」の栽培を行っています。8日は、お世話になった農家や地域の人を招いて収穫した大根を振る舞う、「ねずみ大根収穫祭」が行われました。児童らは、味が染みた大根を口いっぱいに頬張り、収穫の喜びを全員で味わいました。山田小学校では、今後もこうした授業を通して、伝統野菜などへの理解を深め、郷土愛をはぐくみ、次の世代に残していってほしいとしています。
2025年12月8日(月) 18:24

彦根城でしめ縄仕上げ

猫の手も借りたい師走。彦根城では、8日、城内に飾るしめ縄の仕上げ作業がまさに、猫の手を借りて行われました。8日の仕上げ作業は、彦根市のキャラクター「ひこにゃん」もお手伝いです。彦根城では、7ヵ所にしめ縄を設置しますが、このしめ縄は、天秤櫓に飾る城内で最も大きいしめ縄で、長さ約6メートル・重さは50キロあります。今月24日に、飾りつけられる予定で、ひこにゃんも、モフモフの手で一生懸命手伝っていました。なお、彦根城では、今月11日には、天守のすす払いが、19日には、ひこにゃんも参加してのもちつきが行われ、迎春準備が進められることになっています。
2025年12月7日(日) 19:02

東近江大凧会館 クリスマスを彩る凧の展示

間もなくクリスマス。東近江市では、一足早く、クリスマスを彩る凧の展示が始まっています。

東近江大凧会館では、毎年この時期に、クリスマスにちなんだ凧の展示を行っています。

1階ホールの中央には、サンタクロースやトナカイ・クリスマスツリーなどの16枚の凧が飾られ、クリスマスの楽しい雰囲気を演出しています。また、会場では小学生以下の子どもたちがサンタクロースの小さな凧を手づくりするコーナーも設けられ、出来上がった凧は、無料で持ち帰ることができるということです。

東近江大凧会館の「クリスマスの凧展」は、今月21日まで開かれています。

2025年12月7日(日) 18:57

金融や経済についての知識を競う エコノミクス甲子園滋賀県大会

クイズを通して、金融や経済についての知識を競う、「エコノミクス甲子園」の滋賀県大会が、7日草津市で開かれました。

7日、ボストンプラザ草津びわ湖で開かれた、「エコノミクス甲子園・滋賀県大会」。
この大会は、高校生に金融経済の仕組みを学び、「自分のライフデザイン」や「自分とお金の関わり方」を考えるきっかけにしてもらおうと、金融知力普及協会が主催となって毎年開いているもので、今回で20回目の開催となりました。

高校生が2人1組となって参加するこの大会、今年は去年の優勝校・守山高校をはじめ、県内5校から6チームが参加。筆記、早押しクイズ、ボードクイズの3つの種目で優勝が争われました。

今年、見事優勝を手にしたのは、守山高校のチーム「おやき」。

守山高校「おやき」は、来年2月に東京都で行われる全国大会に出場する予定で、全国大会の優勝者には、ニューヨークとトロントへの研修旅行が与えられるということです。
2025年12月7日(日) 18:55

レイラック滋賀 J3入れ替え戦の初戦を勝利

滋賀県初のJリーグを目指すサッカーJFLのレイラック滋賀は7日、Jリーグ3部のアスルクラロ沼津との入れ替え戦に臨み、3対2で勝ちました。
レイラックは2対2の同点で迎えた後半36分、途中出場の三宅が決勝ゴール。
2試合行われる入れ替え戦での第1戦で貴重な勝利を挙げました。レイラックはJ3昇格をかけ、14日にアウェーでの第2戦に挑みます。
2025年12月6日(土) 18:26

西の湖でニゴロブナ放流 滋賀銀行からの寄付を活用

近江八幡市にあるびわ湖の内湖・西の湖で、6日、ニゴロブナの放流が行われました。放流は、滋賀県水産振興協会が行ったもので、県の東副知事や滋賀銀行の遠藤良則常務らが、約250匹のニゴロブナを西の湖に放流しましました。滋賀銀行では、2007年度から毎年、びわ湖の固有種のニゴロブナなどを守るための寄付を行っていて、今年も協会に80万円を贈りました。

協会によりますと、内湖はエサが豊富で、放流したニゴロブナの生存率が高く、今年も1万6000匹を放流する予定だということです。滋賀県水産振興協会の遠藤誠常任理事は「放流した魚が徐々に天然魚になって、それが自然産卵して資源の再生産を繰り返すので、末永く続けることが重要だと思う」と話していました。

この日、滋賀銀行や協力する企業から集まった有志によるヨシ狩りも行われました。
2025年12月6日(土) 18:23

坂口志文さん母校 長浜北高校で開校10周年記念式典

ノーベル生理学・医学賞に選ばれた坂口志文さんの母校、県立長浜北高校で、統合により新たな学校が誕生してから10周年を記念する式典が、6日行われました。

長浜市の長浜北高校は、2016年に長浜高校と統合され、新たな県立高校として開校しました。開校10周年の記念式典は学校の体育館で行われ、オンラインを含む約700人の全校生徒と同窓生らが参加しました。式典では、大森文子校長が式辞に立ち、10周年を迎えた感謝の言葉とともに「複雑で予測困難な時代を生きていくためにも、新しい発想とグローバルな視点で物事をとらえて問題を発見し、主体性を持って多様な他者と協働しながら未来を創造していく力を本校で育んでいきたいと考えています」と思いを述べました。

また、式典の中では、ノーベル生理学・医学賞に選ばれた卒業生の坂口志文さんから寄せられたメッセージが披露され、この中で坂口さんは「自分を大切にして世界に羽ばたいてほしい」と生徒らにエールを送りました。

式典に続いて、旧長浜高校の卒業生で映画監督の上田慎一郎さんの記念講演も行われました。上田さんは、映画作りに熱中した高校時代を振り返り、始めて映画を上映したときの感動などを語りました。参加者らは、時折ユーモアを交えた上田さんの話に熱心に耳を傾けていました。
2025年12月5日(金) 20:07

介護中の夫を殺害の罪 初公判で妻は罪を認める

今年1月、当時草津市のマンションで、介護していた夫の首にひもを巻きつけて殺害したとして、殺人の罪に問われている71歳の女の裁判員裁判が5日から大津地裁で始まり、女は罪を認めました。弁護側は情状酌量を求めています。  
殺人の罪に問われているのは大津市に住む無職の女(71)です。
起訴状などによりますと、女は今年1月、当時住んでいた草津市野路のマンションの自宅で、同居する夫(当時76)の首を紐で締め付け、窒息させて殺害したとされています。
初公判となった5日の裁判員裁判で女は起訴内容に対し、「検察官の言われた通りです」と罪を認めました。
裁判は被告の量刑が争点となり、検察側は冒頭陳述で、犯行後も首に巻き付けた紐をこたつの木枠にくくりつけて夫の首を絞めるなど、強固な殺意に基づく執拗なものであると指摘しました。
一方、弁護側は被告が脳出血の影響で左手などが不自由な中、認知症が進む夫の介護が続くことに絶望し犯行に及んだことや、女が事件後「介護のことを誰にも相談せず、夫を殺害したことを後悔し反省している」と訴えました。
今回の裁判は8日に女に対する尋問などが行われた後、9日に結審し、11日に判決が言い渡されます。
2025年12月5日(金) 19:53

【訃報】綾羽社長の河本英典さん死去 滋賀県の経済界をはじめ幅広い分野の要職務める

訃報です。元参議院議員で滋賀経済団体連合会会長の綾羽社長・河本英典さんが11月29日亡くなりました。77歳でした。
河本英典さんは、高島市出身で1972年に綾羽に入社し、1983年に社長に就任。また滋賀経済団体連合会の会長といった経済界だけでなく、県防衛協会の会長など幅広い分野の要職も務めてきました。

さらに政界にも進出。1992年から参議院議員を2期・12年務めています。2018年には、秋の叙勲で旭日中綬章を受章。その際、忙しい社長業の傍ら、様々な分野の役職を務めていることを聞くと…「ありがたいことに、国会議員を12年やったことを活かしてやっているので、県のためになったらいいなと思ってやっている」「一番大事なことは自分ひとりではなく、周りがあるということ。周りというのは社会。社会に対してどう役立つか。」と話していました。
河本さんは、滋賀県スポーツ協会の会長も2011年から務めていて、今年、滋賀県で開かれた「国民スポーツ大会」や「全国障害者スポーツ大会」の実施には大いに尽力し、9月や10月の式典などには笑顔で参加していました。

通夜、告別式は個人の遺志によりすでに近親者にて執り行われたということで、お別れの会が後日執り行われる予定だということです。
河本さんの訃報に接し、滋賀県の三日月知事は、「常に滋賀県の経済や社会のありように心を配り、折に触れ、滋賀県政に対しても叱咤激励をいただきました。これからの滋賀の発展に向け、もっとご意見やご助言をいただきたかったところご永眠の報に接し、ただ残念でなりません。安らかにご永眠されますよう、謹んでお祈り申し上げます。」などとコメントを発表しています。
2025年12月5日(金) 19:39

ETC利用客への接客技能「S1グランプリ」で競う

ドライバーにとって便利な高速道路のETCですが、料金所のスタッフがETC利用客への接客の技能を競うコンテストがこのほど開かれました。
「S1グランプリ」と名付けられたこのコンテストは、高速道路料金所の接客技能とサービスの向上を目的にネクスコ西日本の関西地区で去年から始まりました。
2年目の今年は、滋賀や京都・大阪などネクスコ西日本のグループ会社で働く約2800人の中から選ばれた23人が出場し、ETCゲート利用客へのインターホン越しの接客対応について技能を競いました。

コンテストでは、ETCの通信エラーによりゲートが開かないといったトラブルや、時間帯割引や障害者割引の適用条件など、利用客からの問い合わせへの対応について審査され、業務の迅速性だけでなく接客の態度や丁寧さ、説明の正確さなどが評価されました。
2025年12月5日(金) 19:27

桜の木とお別れをする園児たち「見守ってくれてありがとう」

滋賀県草津市の老上こども園にある桜の木が倒れる恐れがあるとして伐採されることになり5日、こども園で、桜の木とお別れをする「ありがとうの会」が開かれました。
老上こども園によりますと、この桜は1969年の老上幼稚園が開園した当時に植えられたもので、改築時に一時的に移されたこともありましたが、約60年にわたって美しい花を咲かせ園のシンボルとなっていました。
約100人の園児は、遊戯室で桜の木が倒れる危険があって、6日伐採されると説明を受けました。その後、園児たちは桜の下に集まり、「ありがとう」と感謝を伝える歌を合唱しました。
春にはこの桜の下で弁当を食べ、夏にはセミの抜け殻を採り、秋には落ち葉を集めて焼きいもを作るなどしていたということです。園児たちは桜に歩み寄って優しく手で触れ、別れを惜しんでいました。

この園を卒業して職員として勤務し、園長として桜の最期に立ち会うことになった角明美さんは「この桜の木を見ながら、春になったな、夏になったな、子どもたちがこんな遊びをするんだなとか、いろんな思いもあったり、時にはしんどい時があっても、この桜を見ていたら私も頑張ろうと思えたし、この桜に私自身、見守られたんだなと思う」と話していました。
桜は6日に伐採されますが、切り株は残して座れるようにし、憩いの場にするということです。
2025年12月5日(金) 19:25

過失運転致死などの疑い 東近江市の40歳の男を逮捕

4日夜、東近江市の道路上で男性が血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたがその後死亡が確認されました。警察は5日、過失運転致死などの疑いで市内に住む男を逮捕しました。
過失運転致死と道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、東近江市妙法寺町に住む、とび職の男(40)です。
警察によりますと男は、4日午後9時45分ごろ、東近江市中小路町にある国道で道路を横断中だった東近江市八日市清水に住むアルバイト従業員の水野弘基さん(23)と衝突し、全身を強く打つけがを負わせたにも関わらず救護活動をせずにその場から逃走し、その後死亡させた疑いがもたれています。
調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。現場は見通しのいい道路で、警察では事故の原因について調べを進めています。
2025年12月5日(金) 19:14

滋賀県内で初 知的障がい者のための「ID柔道 講習会」

大津市では、知的障がい者柔道・いわゆるID柔道を広く知ってもらおうと、近畿で初めてとなる指導者向けの講習会が行われました。
この講習会は、ID柔道への理解と活動の場を広げて欲しいと全日本柔道連盟が行ったもので、滋賀県内で柔道を教える指導者など約40人が参加しました。ID柔道では、技をかけた後の押し込みや、ひざを付いての投げ技が禁止されるなど、発達障害や知的障害などがあっても、より安心して取り組めるルールとなっています。

講習会では、ID柔道の歴史や活動について話があったあと、指導方法として障害があっても集中力を保つための工夫や受け身、崩しといった安全に取り組むために重要な柔道の基礎の指導について紹介がありました。
また、勝ち負けだけではなく体はもちろんのこと、相手と気持ちを合わせることなどを経験し心も鍛えて欲しいと伝えられました。
知的障がい者柔道振興部会の柳 真佐子さんは「滋賀県ではすでに知的障がい者柔道の指導に取り組んでいたり選手もいるので、土台が出来つつある環境だと思う。理解を深めてもらえれば沢山の障害のある方も受け入れる環境が増えていくと期待している。」と話していました。
2025年12月4日(木) 18:54

【特集】姉妹県州協定45周年 滋賀から伝えられた知見と技術

滋賀県とブラジルのリオ・グランデ・ド・スール州の姉妹県州協定45周年を記念し11月、三日月知事を団長とする記念交流団が現地を訪問しました。今回は、滋賀県から現地に伝えられた知見と技術です。
2025年12月4日(木) 18:50

冬本番 初雪の便りと、夏の代名詞が見ごろ

いよいよ冬本番。滋賀県でも初雪が観測されました。4日あさ6時45分ごろ、高島市では湖岸や屋根の上にうっすらと雪が積もりました。
そして彦根地方気象台は3日夜、彦根で初雪を観測したと発表しました。これは平年より7日早く去年より15日早い観測です。
一方、日野町の滋賀農業公園ブルーメの丘では、真夏の代名詞とも言えるヒマワリの花が咲き誇っています。毎年秋に咲くヒマワリを育てていて、今年は例年に比べて2週間ほど開花が遅かったものの約1万本の花が見ごろだということです。

ブルーメの丘の担当者は「元気に太陽のように咲くヒマワリを見て、皆さんも元気になっていただければ」と話していました。ヒマワリは12月中ごろまで楽しめそうです。
寒い冬に見るヒマワリからは元気をもらえそうですね。
2025年12月4日(木) 18:44

草津市の中学生が「薬物乱用防止」を学ぶ

滋賀県草津市の中学校では4日、「薬物乱用防止教室」が開かれました。草津中学校で開かれたこの教室は、「草津市立少年センター・あすくる」の専門員や草津警察署員が講師を務め、2年生・約250人が参加しました。
専門員は、大麻などの違法薬物の使用と、市販の医薬品などを過剰に使う「オーバードーズ」について説明。

一回の使用でも乱用にあたることや、インターネットで違法薬物の情報に接することがあった場合も「都合よく切り取られた間違った情報に流されないで」と話しました。
滋賀県警によりますと、少年の違法薬物による検挙人数は今年1月から11月末までに8人で、去年1年間の3人から急増しています。草津署員も「ヤサイやハッパなどと、分からないように誘われることが多い。不安を感じたら早めに相談を」と呼びかけていました。

参加した生徒からは「インターネットやSNSを通じて意外と薬物が身近にあって、自分や家族が困ってしまうことに、とても怖いと感じた」「中学生でも捕まる人がいると知って身近に起こることだと感じた。1回薬物を使用してしまったら心ではやめようと思っていてもやめられないと思った。気をつけていきたい」などと話していました。
2025年12月3日(水) 19:01

【特集】ブラジルのリオ・グランデ・ド・スール州知事と会談 45年の交流を土台にさらに関係深化へ

滋賀県とブラジルのリオ・グランデ・ド・スール州の姉妹県州協定45周年を記念し11月、三日月知事を団長とする記念交流団が現地を訪問しました。
今回は、三日月知事とリオ・グランデ・ド・スール州のレイテ知事との会談の模様をお送りします。
2025年12月3日(水) 18:50

安土城跡で新たな謎か 滋賀県の発掘調査で建物の礎石など発見

滋賀県は今年度の安土城跡の発掘調査において、天主台から東南に位置する郭(くるわ)で、新たに建物の礎石などが見つかったと発表しました。
発表によりますと、今年度は天主台の東南にある郭の約590平方メートルを調査しました。約240平方メートルの範囲に一辺が80センチ程度の建物の礎石が新たに21個見つかったほか、石列も発見されました。

今回見つかった石列は、これまでの調査で天主台東側にある郭で確認されていた石列とつながっていることが判明。さらに南に向きを変えて約5・5メートル続いていることが確認されました。
滋賀県文化財保護課によりますと、新たに見つかった石列や礎石から、天主台東側の郭だけでなく東南側の郭にも別の大規模な建物が存在した可能性があるとしています。また、礎石は熱を受けてうっすらと赤色に変化していて、消失時の火災の影響とみられるということです。

滋賀県文化財保護課の安土城・城郭調査係 担当者は「礎石が20数個見つかっているが、これが一つの建物だとすると非常に大きな一つの郭の中に巨大な建物が建っていたことになるので、また一つ安土城の新たな謎が増えることになる。今後しっかりと調査をして明らかにしていきたい」と話していました。
今後、礎石の抜き取り跡や石列の全体像を調べ、天主台への入り口周辺にあった建物の規模や機能について調査していくということです。現地の一般公開は、事前申し込み不要で12月6日に予定されています。
2025年12月3日(水) 18:33

大津市消防隊員の落下死亡事故 訓練を指揮していた当時の上司に罰金50万円

去年8月、大津市の中消防署で消防隊員が訓練中に落下し死亡した事故で、大津簡易裁判所は11月26日に、当時訓練を指揮していた上司に罰金50万円の略式命令を出しました。
大津市中消防署でロープを使って、要救助者を引き上げる訓練を行っていた消防隊員の青木裕樹さん(当時31)が、ベランダからおよそ4・7メートル下の地面に落下。病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
この事故で大津区検は当時、青木さんの上司で訓練を指揮していた男性を業務上過失致死の疑いで略式起訴していて、大津簡易裁判所は11月26日、罰金50万円の略式命令を出しました。

これに対し大津市消防局の弓坂則行局長は、「救助隊員として強い使命感をもって業務に励んでいた職員を失ったことは痛恨の極み。職員が略式命令を受けたことについては適切に対処する」とコメントしています。
略式命令を受けた男性の処分についてはこの後、市の職員分限懲戒審査委員会で審査されるということです。
2025年12月2日(火) 18:59

10月の有効求人倍率 1・04倍

滋賀県の10月の有効求人倍率は、1.04倍と、2カ月ぶりに低下したことがわかりました。滋賀労働局のまとめによりますと、ハローワークで仕事を探す人1人に対し、企業の求人がいくつあるのかを示す有効求人倍率は、滋賀県の10月は、前の月より0.01ポイント低下し、1.04倍となりました。これは、2カ月ぶりの低下です。滋賀労働局では、「県内の雇用情勢は、緩やかに持ち直しの動きが見られるものの、物価の上昇などが雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある。」としています。

なお全国も、前の月を0.02ポイント下回った1.18倍、近畿も前の月を0.03ポイント下回る1.10倍で、滋賀は、近畿2府4県の中で第5位です。
2025年12月2日(火) 18:56

ICT・DXで福祉業界をサポート

彦根市で、福祉業界の業務効率化を図ろうとICTやDXの見本市が開かれました。

この「ICT・DX見本市」は、彦根市など1市4町の障害者福祉の事業所で構成される湖東地域障害者自立支援協議会が初めて開いたものです。福祉の現場では、支援の質を高めたいにも関わらず、記録や連絡などの事務作業に追われているといった課題も多く、会場には、そういった課題の解決につながる最新のICT技術やDXの取り組みを体験してもらうブースが並びました。こちらは、赤外線でシルエットを映し出し、夜間の入所者の様子を確認できる見守りセンサです。ベッドから起き上がったり、はみ出したりしそうになった場合は、職員のスマホに通知され、部屋を開けなくても様子がわかり、カメラではなく、シルエットなので、入所者のプライバシーも守られるということです。主催した協議会では、今回は湖東圏域での実施だったので、次回は、課題解決のため、県内全域で協力してやっていきたいとしています。
2025年12月2日(火) 18:50

高齢男性がトラックにはねられ死亡

1日、彦根市内でトラックが道路を横断していた高齢男性をはねる事故があり、男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。1日、午後5時半ごろ、彦根市稲部町の県道で会社員の男性・49歳が運転するトラックが道路を歩いて渡っていた彦根市稲部町に住む、無職、山本利雄さん・89歳をはねました。警察によりますと、山本さんは頭を打って意識不明の重体となり、搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認されました。現場は、片側1車線の見通しの良い直線道路で、トラックを運転していた男性は業務中、山本さんは帰宅途中だったということです。

県内では先月、10日間に交通事故6件・6人が死亡したことを受け、今月4日まで「交通死亡事故多発警報」が発令されています。県警によりますと、今回の事故と、先月発生した死亡事故6件のうち4件が、早朝や夕暮れの薄暗い時間帯にあたるということで、運転手は歩行者の動きに注意し、歩行者には反射材などを身に着けることを呼びかけています。

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