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2025年10月15日(水) 19:06

障スポ・競技紹介「ボッチャ」

25日に開幕する、わたSHIGA輝く障スポ。
実施競技のひとつ、ボッチャを紹介します。
障スポのボッチャは、身体障害のある選手が出場する競技です。立ってボールを投げる選手と座ってボールを投げる選手の2人がペアを組んで、赤と青のチームに分かれます。ジャックボールと呼ばれる白いボールに向かってボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。
守山市に住む安井駿一選手は、生まれつき心臓の病気があり、手術後も右半身にマヒが残りましたが、練習を積んでコントロールを磨き上げてきました。
安井選手は「(楽しいところは)相手の球をブロックするところ」「(目標は)1位になりたい」と話していました。
ボッチャ競技は25日から甲賀市で開催されます。
2025年10月15日(水) 18:55

国スポ・障スポ作品も「びんてまり展」

愛荘町の愛知川びんてまりの館では、国スポ・障スポにちなんだ「びん細工手まり」が展示されています。
「愛知川びん細工手まり」は、フラスコ型のガラス瓶に手まりを入れた工芸品で、県の伝統的工芸品に指定されています。展示では、国スポ・障スポにちなみ、手まりに緻密に刺繍された大会のマスコットキャラクター「キャッフィー」と「チャッフィー」が並んでいます。

このほか、愛荘町内の小学生や中学生が制作した、赤や青・黄色の鮮やかなキクをモチーフにした作品や、パンダやテントウムシなど愛らしいデザインの力作もあり、合わせて約480点が展示されています。


伝承工芸愛知川びん細工手まり保存会・辻史子副会長は「国スポが滋賀で開催されて、ちょうど愛荘町はアーチェリーの会場にあたっているので、それをモチーフにキャラクターで瓶を作ってもらっているのと、万博のキャラクターのミャクミャクも作っている方がいるので、そういうのも見てもらえるとうれしい」と話していました。
また、手まりに刺繍する体験コーナーもあり、この日は、家族連れらが楽しんでいました。企画展は10月月26日までで、19日と26日には、保存会による制作工程の実演や解説も予定されています。
2025年10月15日(水) 18:46

もうすぐ二十歳 ひこにゃん20周年ロゴをお披露目

来年4月13日に、20回目の誕生日を迎える彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」。20周年を記念するロゴがお披露目されました。
「ひこにゃん20周年記念日」まで、200日となった9月25日、お散歩中のひこにゃんが、「20周年ロゴ」をお披露目すると歓声が沸き、多くの人がカメラを向けていました。

ロゴには、20の数字にひこにゃんのイラストがデザインされており、彦根市によりますと、周年ロゴをつくるのは今回が初めてだということです。

彦根市では、この日からステッカーの配布もスタートするなど、20周年記念ロゴをさまざまな場面で活用し、お祝いムードをつくっていきたいとしています。
彦根市・ひこにゃんブランド推進室の担当者は「皆さん喜んでくれて、(彦根市としても)ありがたい。ひこにゃんが真ん中で喜んでいる様子を表したロゴになるので、ぜひ皆さんも使ってほしい。」と話していました。
20周年記念ロゴは、これまでのイラストと同様、市に申請することで使用することができます。
2025年10月15日(水) 18:38

一足早く 近江神宮で七五三参り

毎年この時期に七五三参りでにぎわいを見せる大津市の近江神宮では15日、近くの「よいこのもり保育園」などの4歳から5歳のおよそ50人の園児を招いて、七五三参りを行いました。
神前では、園児一人ひとりの名前が読み上げられ、お祓いや祝詞の奏上が行われた他、園児による玉ぐしの奉納が行われました。

近江神宮の網谷道弘宮司は「人生の節目をきっかけに、こうした行事の大切さをすこしずつ知っていってほしい」と話していました。
最後に園児らはお土産として、お守りなどが入った紙袋を受け取り、境内で記念撮影を行いました。
2025年10月15日(水) 18:26

来年2月の長浜市長選挙 現職・浅見氏が出馬表明

任期満了に伴い来年2月に行われる長浜市長選挙について15日、現職の浅見宣義さん66歳が、二期目を目指して、無所属で出馬すると表明しました。今回の市長選挙への出馬表明は浅見さんが初めてです。

浅見さんは、七つの重点分野を掲げ、病院の再建・再編について「病院の改革は絶対にやり遂げる」と力を込めました。
このほか、若者世代の定住促進と経済活性化にむけて、住宅の新築などへの補助を大幅に増額することや、戦国時代の古戦場などを周遊観光できるようにする「戦国ベルト地帯構想」などを抱負として語りました。

浅見さんは司法試験に合格後、裁判官になり、大阪高等裁判所判事などを務めた後、2022年の市長選に立候補して初当選しました。長浜市長選は、来年2月8日告示、15日に投開票されます。
2025年10月14日(火) 19:09

障スポ・競技紹介「フットソフトボール」「ボウリング」

25日に開幕する「わたSHIGA輝く障スポ」。今回は実施競技のフットソフトボールとボウリングを紹介します。
障スポのフットソフトボールは、知的障害のある選手が1チーム9人から10人でチームを組みます。ルールは一般のソフトボールを基本としていますが、バットやグローブは使わず、ピッチャーがサッカーボールを転がし、キッカーがそれを蹴ってプレーします。大津市に住む加藤怜選手は、北大津高等養護学校の在学中、競技に興味をもちました。
加藤選手「皆でワイワイ楽しくできるのが魅力。運動は苦手だが、競技をするのは好き。捕る・蹴るが難しいがみんなと楽しくやりたい。蹴る瞬間を見てほしい。楽しいスポーツなので、良ければ応援に来てほしいです。」
フットソフトボール競技は、25日から長浜市で開催されます。
障スポのボウリングには、知的障害のある選手が出場します。ルールは一般のボウリング同じで、4ゲームの合計点を競います。
高島市に住む野元栄作選手は、養護学校・高等部の時に体験会でボウリングに出会いました。2014年に初めて出場した障スポで金メダルを獲得。2023年の鹿児島大会でも金メダルを獲得し、集中力の高さを生かして滋賀県の中心選手として活躍を続けています。
野元選手「鹿児島障スポは、練習よりスコアが悪かったが、周りに合わせてストライクが取れた。何とか金メダルを獲れたのは嬉しかった。ここからスコアを上げて、滋賀障スポで誰にも抜けないスコアを出したい。」
ボウリング競技は、25日から彦根市で開催されます。
2025年10月14日(火) 19:01

養護学校生が手作り販売会

甲良町の甲良養護学校の生徒らが9月、町内の道の駅で、手作りしたうつわや栽培した野菜などの販売会を開きました。
この「青春スタンド」と名付けられた販売会は、甲良養護学校の高等部3年生の生徒らが、道の駅「せせらぎの里こうら」で開いたものです。
会場には、生徒らが粘土を成形し、校内で焼いた植木鉢をはじめ、アジサイの葉を使ってデザインした「この葉皿」や、色鮮やかなコースター、それに校内で栽培してこの日の朝に収穫したという新鮮な野菜が並びました。


またお客さんが購入したくなるようにと、商品紹介の文章やかわいいイラストも生徒が手作りしました。

生徒らは「かごをお使いください」「会計はあちらになります」などと声をかけながら販売に精を出し、来場者も商品を手に取って吟味するなど買い物を楽しんでいました。
販売を担当していた生徒は「いろんなお客様が来てくれて、いっぱい作ったものを買ってくださって、とてもうれしかった。作った甲斐があったし、こういう販売ができて良かった」と話していました。
2025年10月14日(火) 18:48

ゲスト審査員にYOSHIKIさん 新たな着物の魅力 長浜から全国に発信 

学生たちが考えた独創的な着物のファッションショーが13日、長浜市で開かれ、審査には、ロックバンドXジャパンのリーダーで、世界的に活躍する音楽家・YOSHIKIさんも参加しました。
会場となった豊公園には、着物席も設けられ、華やかな雰囲気の中、「長浜kimono AWARDS」が行われました。
今回、ゲスト審査員として招かれたのは、ミュージシャンで自身の着物ブランドも持つアーティストのYOSHIKIさんです。

今年の着物アワードには、滋賀県をはじめ、京都府や愛知県などの大学・短大・専門学校から26チームが参加し、アート部門と浜ちりめん部門との2部門に分かれて、オリジナリティーやデザイン性が競われました。

学生たちは、レッドカーペットが敷かれたランウェイを堂々と歩き、審査員や観客に、個性ある着物をアピールしていました。

なお審査の結果、総合的な最優秀グランプリには、「熱帯美~熱帯に生息する美しいものを身に纏う。」をテーマにした、大津市にある成安造形大学のチーム「月鼓」が輝き、トロフィーや賞金10万円、YOSHIKIさんのブランドの着物などが贈られました。

YOSHIKIさんは「このように若い世代の人たちが素晴らしい・革新的なデザインで、これからも伝統を守っていけたら。そういう気持ちになれた。僕もショーに参加できて本当に感謝しています」と話していました。 
地元の若手事業者らでつくる運営委員会では、「新たな着物を長浜から全国に発信するため、来年以降も続けられるよう頑張りたい」と話しています。
2025年10月14日(火) 18:34

ノーベル賞 坂口氏に県民栄誉賞授与へ

滋賀県の三日月知事は14日の定例会見で、今年のノーベル生理学・医学賞に選ばれた長浜市出身で大阪大学の坂口志文特任教授に、県民栄誉賞を贈る意向を示しました。
ノーベル生理学・医学賞に選ばれた大阪大学特任教授の坂口志文さん74歳は、長浜市で生まれ育ちました。

14日の定例会見で、坂口さんの兄が、高校3年の時の担任だったという三日月知事は「言葉では語り尽くせないぐらいの凄さ。長年、その先がどうなるのかということに展望が見いだせない期間も含めて、粘り強く、信念を貫いて研究を積み重ねてこられた結果、こういった評価につながったとすれば、あきらめずに信念を持って貫くことや続けることの大事さも教えていただいているような気がします」とコメントしました。

世界的な評価を受けた人などに贈られる県民栄誉賞は、これまで3人に贈られていますが、スポーツ選手以外は初めてとなります。
2025年10月13日(月) 18:44

びわ湖にちなんだ工作教室など開催

草津市の矢橋帰帆島公園で13日、地域の自然への関心を高めてもらおうと、びわ湖にちなんだ工作教室などが並ぶイベントが開かれました。

イベントでは、環境の保全や学習に取り組む団体が工作教室などを開き、会場は多くの家族連れらでにぎわいました。


会場には、缶ケースにびわ湖の浜辺に漂着したガラスや陶器のかけらを飾りつける工作教室をはじめ、びわ湖のヨシを使って10センチ四方の額縁を作ったり、笛を作ったりするブースや県産木材を使ってたまご形のストラップや一輪挿しを仕上げるブースが並び、子どもたちが思い思いに作品作りを楽しんでいました。
2025年10月13日(月) 18:10

東京で「近江米 新米フェス」

新米の季節。東京の日本橋では、このほど「近江米 新米フェス」と題した、炊き立ての近江米を味わうイベントが開かれました。

このイベントは、滋賀県が東京の日本橋に設けている情報発信拠点の「ここ滋賀」が、近江米の魅力を首都圏でも知ってもらおうと開いたものです。会場となった「ここ滋賀」横の屋外イベントスペースでは、炊き立ての「みずかがみ」の新米が午前と午後の2回、振る舞われ、訪れた人たちで賑わいました。


また、オーガニック栽培された近江米の新品種「きらみずき」の新米が当たるカプセルトイも用意され、1等・60キロを狙って参加者らが次々とハンドルを回していました。

2025年10月12日(日) 20:15

路線バスが急停車 7人がけが

12日、近江八幡市の県道で、路線バスが急ブレーキで止まり、乗っていた乗客7人が軽いけがをしました。

警察によりますと、12日午後3時45分ごろ、近江八幡市北之庄町の県道26号で走っていた路線バスの運転手が急ブレーキを踏み、乗っていた36人の乗客の内、20代から70代くらいの男女7人が、打撲などのけがを負う事故がありました。
乗客のけがは、いずれも軽いということです。警察の調べに対して運転手は、道路上に子どもが飛び出してきたと話しているということです。
現場は横断歩道のない道路で、警察では詳しい事故の状況について調べています。
2025年10月12日(日) 20:12

障スポ競技紹介・「水泳」

25日に開幕するわたSHIGA輝く障スポ。実施競技のひとつ、水泳を紹介します。
障スポの水泳には、身体障害のある選手と知的障害のある選手が出場します。
栗東市に住む矢野智孝選手は滋賀県警の刑事だったころに脳出血を経験。
右半身に障害が残りましたが、一般職員として県警に復帰し、障スポ出場を目指して水泳も始めます。去年の佐賀大会では自由形の25メートルと50メートルに出場。2種目とも銀メダルを獲得しました。
水泳競技は25日から草津市で開催されます。

2025年10月12日(日) 20:07

今年も大津祭の曳山巡行

湖国三大祭のひとつ、「大津祭」が12日、本祭を迎え、13基の曳山が街を巡行しました。

400年の歴史と伝統を持ち、国の重要無形民俗文化財に指定されている「大津祭」。

大津市の天孫神社の前には、煌びやかな13基の曳山が集合し笛や鉦、太鼓の囃子の演奏と共に巡行がスタートしました。
巡行は、1635年に大津祭で最初に作られた曳山、「西行桜狸山」が先頭を務め、からくりを披露しながら、大津の街を巡ります。
このうち、先月行われたくじ取り式で、72年ぶりに一番くじを引き、「西行桜狸山」に続いて巡行を行った、猟師町の「神功皇后山」は、神功皇后が弓で岩に文字を書くからくりを披露しました。

沿道の見物客は、からくり人形が披露されると、大きな拍手を送り、曳山の上から配られるちまきに手をのばしていました。
2025年10月11日(土) 18:47

障スポ・競技紹介「陸上」

25日に開幕する「わたSHIGA輝く障スポ」。その実施競技のひとつ、陸上には、身体障害のある選手と知的障害のある選手が出場します。長浜市に住む服部周音選手は、29歳の頃、ギラン・バレー症候群という難病にかかりました。神経の障害で体に力が入らなくなり、長い入院も経験。ただ、退院後に車いすスポーツに出会うと、去年の佐賀大会では100mと200mで金メダルを獲得しました。陸上競技は25日から彦根市で開催されます。
2025年10月11日(土) 18:11

桐生選手が地元彦根でかけっこ教室

日本人初の100メートル・9秒台。陸上の桐生祥秀選手が11日、地元・彦根市で、かけっこ教室を開きました。この教室は、これまでも全国で44回開かれていますが、桐生選手の地元・彦根市での開催は初めてです。
桐生選手は、参加した約130人の小学生に、片足でバランスをとるトレーニングや、早く走るためには、腕を振ること・歩幅を広げることなどが大切だと、一緒に体を動かしながら伝えていました。
さらに、抽選で選ばれた10人と50メートル走のかけっこ勝負も―。勝負に臨んだ児童は「比べものにならないくらい速かった。桐生選手と走ったと自慢する」と話していました。

また、トークショーも行われ、桐生選手が、子どもたちからの質問に答えていました。桐生選手は、「滋賀の彦根市という自分の地元で陸上教室ができて良かった。体を動かすことが楽しいと思ったら、ここから体を動かすことに目覚めてほしい」と話していました。
2025年10月10日(金) 18:55

平和堂が上期決算を発表 営業収益は過去最高

県内小売最大手の平和堂が、今期の上期決算を発表しました。売上高に相当する営業収益は、連結・単体ともに増収で、いずれも上期としては過去最高となりました。
平和堂が発表した今年3月から8月までの上期のグループ企業を含めた連結決算は、営業収益が前の年の同じ時期に比べて、3.2%増の約2235億円で、上期としては過去最高となりました。営業利益は、8.4%増の約68億円で増収増益となりました。

既存店舗の売上好調に加え、新規店舗の出店などによる売上の増加が収益を押し上げました。

平和堂では、第5次中期経営計画で、30代から40代のいわゆる子育て世代のニーズを意識した食品や日用品の低価格化や、食品の大容量パックの拡充などを重点的に進めており、そうした取り組みが客数の増加や客単価のアップにもつながったなどとしています。
2025年10月10日(金) 18:45

県内初適用 制限住居離脱の疑いで逮捕

公務執行妨害事件で保釈中だった長浜市の男が、制限住居離脱の疑いで逮捕・起訴されました。滋賀県警によりますと、この容疑の適用は滋賀県内では初めてだということです。
今月2日に制限住居離脱の疑いで逮捕され、10日起訴されたのは長浜市の容疑者の男(50歳)です。
制限住居離脱は、2023年の法改正で新設され、県内では初めての適用です。
県警や大津地検などによりますと、男は去年8月に警察官の腹を拳で殴るなどしたとして、公務執行妨害の疑いで逮捕され起訴されましたが、大阪高裁から今年1月に保釈許可決定を受けて即日保釈されました。
しかし、保釈の条件に反し、8月に2日間を超えて自宅に戻らなかった疑いがもたれています。米原警察署は、男の認否を明らかにしていません。
県警が男を米原市内で発生した事件で、8月に強盗致傷の疑いで逮捕し、今回の件が発覚したということです。
大津地裁や県警などによりますと、去年8月の公務執行妨害容疑の事件で、容疑者側が大津地裁長浜支部に保釈の請求をしましたが、地裁長浜支部は今年1月20日に却下。しかし、容疑者側が大阪高裁へ抗告し、高裁が保釈を許可していました。 
大阪高裁は、保釈の妥当性に「裁判官の判断の当否について回答できることはない」としています。
2025年10月10日(金) 18:39

軽乗用車と衝突 バイクの20代男性が意識不明の重体

10日早朝、彦根市の国道でバイクと軽乗用車が衝突する事故があり、バイクを運転していた20代の男性が意識不明の重体です。
警察によりますと、10日午前6時前、彦根市佐和山町の国道8号線で、直進していたバイクと、右折しようとした軽乗用車が衝突しました。この事故で、バイクを運転していた会社員の20代の男性が頭や腰の骨を折り、意識不明の重体だということです。

軽乗用車を運転していたアルバイトの71歳の女性にけがはありませんでした。
現場は、佐和山トンネル近くの片側1車線の見通しの良い直線道路で、警察は軽乗用車を運転していた女性から話を聞くなどして事故の原因を詳しく調べています。
2025年10月10日(金) 18:31

大津いじめ自殺から14年 中学校で「命を思う集い」

滋賀県大津市の中学2年の男子生徒が、いじめを苦に自ら命を絶ってから11日で14年。男子生徒が通っていた中学校では、「命を思う集い」が開かれました。
10日朝、行われた「命を思う集い」には、全校生徒・約700人が体育館に集まり、黙とうを捧げました。
14年前、大津市では市内の中学校に通う当時2年生の男子生徒が、いじめを苦に自ら命を絶ちました。この出来事をきっかけに、大津市では「大津市子どものいじめの防止に関する条例」が、そして国では「いじめ防止対策推進法」が成立しました。
男子生徒が通っていた中学校では毎年、命の重さ、尊さについて考えようと「命を思う集い」が開かれていて、10日は生徒らが道徳の人権学習で学んだ内容の発表をしたほか、卒業生が作詞した「命の詩」を全員で歌いました。

校長は「今ある命、生きていることに感謝し、自分の命に、そして周りの方々の命も大切にしてほしい。今日もこの集会の後、子ども達の思いを受けて学年を超えて話し合い、交流活動を行う。生徒一人ひとりが自分のこととして捉えて欲しい。」と話していました。
2025年10月9日(木) 19:04

成長分野への一歩へ リスキリング講座がスタート 

社会や技術の変化に合わせて新たな技能を取得するリスキリングが今、注目されています。
半導体などの成長分野に新たに挑戦できるよう、企業や学生のリスキリングを支援する人材育成講座が、9日から滋賀県内で始まりました。
この講座は、リスキリングを通して、成長分野の産業に中小企業の新規参入を促そうと滋賀県が開いたものです。半導体分野の未経験者を対象に大津市内で開かれた講座には、半導体などの成長分野に関心がある県内外の企業の社員や学生など、オンラインを含めて約190人が参加しました。

講師は、産業タイムズ社の小峯未来さんが務め、半導体の世界市場規模がまもなく100兆円に達することや、半導体は作るために必要な装置や材料などの関連産業のすそ野が広く、異業種から自社で培った技術を生かした企業の参入も多いことが説明されました。

講師を務めた小峯さんは「半導体産業って、面白いんだなとか、半導体そのものでなくても広い業界で、何か自分も関わっているかもしれないし、今後も関われるような業界なんだというふうにとらえてもらえたらいいと思う」と話していました。
講座は基礎講座と立命館大学の教授らによる専門家が指導する実践講座に分かれており、受講者はいずれの講座も自由に受講できるということです。
2025年10月9日(木) 19:00

国スポが閉幕 三日月知事「心から感謝」

国内最大のスポーツの祭典、第79回国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ」が、8日に閉幕しました。滋賀県の三日月知事は、大会総括の会見に臨み、男女総合優勝・天皇杯獲得などについて「心から感謝したい」と話しました。
2025年10月9日(木) 18:55

佳子さま 高校書道部のパフォーマンスを観覧

「わたSHIGA輝く国スポ」の総合閉会式に合わせて滋賀県を訪問されていた秋篠宮家の次女・佳子さまは8日、米原市にある県立伊吹高校を訪問され、書道部のパフォーマンスをご覧になりました。
作品は、たて2.7メートル・横7メートルの大きな紙に、15人の部員が墨を含ませた大きな筆を大胆に投げ渡すなどして書いていきます。

仕上がった作品に力強く書かれた大きな文字は「墨人魂(すみんちゅだましい)」です。
このあと生徒と交流した佳子さまは、「書道パフォーマンスのどんなところが好きで入部されたのですか?」などと質問されていました。

また、先に書いてあった「ようこそ佳子さま」の白い文字が、上から桜色のベースを塗っても消えていないことに興味を示され、生徒らが、ろうそくのろうで書いていると説明していました。
学校を出発する際には、国スポに出場したホッケー部の部員らに丁寧に声をかけられ、佳子さまは滋賀での2日間の日程を終えられました。

佳子さまは、全国障害者スポーツ大会・障スポが開かれる今月25日と26日にも滋賀を訪問される予定です。
2025年10月9日(木) 18:52

ノーベル賞 坂口さんの母校・びわ南小学校に横断幕

ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった長浜市出身の坂口志文さんの母校のびわ南小学校で9日、5年生と6年生の児童約50人が見守る中、受賞を祝う横断幕が校舎に掲げられました。

びわ南小学校によりますと、坂口さんは1963年の卒業生で、2023年に行われた創立150周年の記念式典では、「夢をもって」と題した講演で、学校を訪れたということです。

びわ南小学校の校長は「(当時の講演で)本当に良い話をしてもらったと感じたのを覚えています。(今回の受賞は)興奮と感動を子どもたちに頂けた」と話していました。
児童らは「信じられないくらいうれしかった。ずっと何年間もかけてあきらめずにやっているところを真似して自分の生活でもやりたい」「自分の学校にノーベル賞をとった人がいるというのはすごく誇らしい。坂口さんみたいに好きなことをいっぱいやっていきたいと思う」などと嬉しそうに話していました。

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