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2025年12月20日(土) 18:16
罪を犯した人の立ち直りを支援 米原市・保護観察所・保護司会が連携協定
米原市と大津保護観察所、長浜保護区保護司会米原地区会の三者が、罪を犯した人の立ち直りを支援する「再犯防止の推進に関する連携協定」を結びました。
米原市では20日、再犯ゼロの町をめざす「滋賀KANAMEプロジェクト事業in米原大会」が開かれ、小・中学生を対象とした作文コンテストの表彰や、大津保護観察所の西﨑勝則所長による講演などが行われました。
協定の締結は、この大会の一環として行われ、米原市・大津保護観察所・長浜保護区保護司会米原地区会の三者が協定書を取り交わしました。
12月4日に、地域との連携を強化すよう保護司法が改正されてから、自治体などによる連携協定が締結されるのは全国で初めて。協定を結んだ三者は、課題となっている保護司のなり手不足や安全確保などを進め、罪を犯した人の再犯防止につなげていきたいとしています。
米原市の角田航也市長は「昨年、大津市で保護司が尊い命を奪われるという、大変痛ましい事件は、更生保護を支える方々の安全確保が重要な課題であることを突きつけた。関係機関との連携をいっそう強化し、本市の再犯防止施策を着実に進めていく」としています。
米原市では20日、再犯ゼロの町をめざす「滋賀KANAMEプロジェクト事業in米原大会」が開かれ、小・中学生を対象とした作文コンテストの表彰や、大津保護観察所の西﨑勝則所長による講演などが行われました。
協定の締結は、この大会の一環として行われ、米原市・大津保護観察所・長浜保護区保護司会米原地区会の三者が協定書を取り交わしました。
12月4日に、地域との連携を強化すよう保護司法が改正されてから、自治体などによる連携協定が締結されるのは全国で初めて。協定を結んだ三者は、課題となっている保護司のなり手不足や安全確保などを進め、罪を犯した人の再犯防止につなげていきたいとしています。
米原市の角田航也市長は「昨年、大津市で保護司が尊い命を奪われるという、大変痛ましい事件は、更生保護を支える方々の安全確保が重要な課題であることを突きつけた。関係機関との連携をいっそう強化し、本市の再犯防止施策を着実に進めていく」としています。
2025年12月20日(土) 18:15
障害のある人たちがたすきをつなぐ「びわ湖若鮎駅伝大会」
障害のある人たちが、仲間との絆でタスキをつなぐ恒例の駅伝大会が20日、野洲市で開かれました。この「びわ湖若鮎駅伝大会」は、障害者スポーツを支援しようとNPO法人のYASUほほえみクラブが、毎年開いているものです。
野洲市の野洲川河川公園で開かれた今年の大会には、県内の特別支援学校や障害者就労支援事業所などから25チーム、約130人の選手が参加しました。
競技は、5つの部門に分かれて行われ、このうち、男子と女子、混合の3つの部門は、男子が1区間1.6キロ、女子が同じく1キロの周回コースで、選手がタスキをつなぎました。選手らは、仲間やボランティアらの声援を受け、息を切らしながらも力強い走りを見せていました。
野洲市の野洲川河川公園で開かれた今年の大会には、県内の特別支援学校や障害者就労支援事業所などから25チーム、約130人の選手が参加しました。
競技は、5つの部門に分かれて行われ、このうち、男子と女子、混合の3つの部門は、男子が1区間1.6キロ、女子が同じく1キロの周回コースで、選手がタスキをつなぎました。選手らは、仲間やボランティアらの声援を受け、息を切らしながらも力強い走りを見せていました。
2025年12月20日(土) 15:25
幸せな暮らしと働き方を「しがミモザサミット」を初開催
県庁では20日、男女格差=ジェンダーギャップを解消し、滋賀での幸せな暮らしと働き方の実現を目指す「しがミモザサミット」がはじめて開かれました。サミットは「しがミモザプロジェクト」が開いたもので、会場には約90人が集まりました。「しがミモザプロジェクト」は、若者が描いた理想の滋賀県を実現しようと、2024年に発足し、県内の行政や企業、学生など様々な立場の人が参加しています。サミットでは、ジェンダーギャップ解消戦略で地域創生に挑んだ兵庫県豊岡市の元市長・中貝宗治さんによる講演などが行われたほか、県内企業の人事担当や学生らによるパネルトークもあり、参加者らが、幸せな働き方を実現する企業のありかたを探りました。
「しがミモザサミット」を主催した男女共同参画をすすめる会・IYOU淡海の勝身真理子理事長は、「滋賀の未来を考えるというテーマを誰か1人だけが頑張るのではなく、つながりを広げていきたい。その中で対話を広げてアクションをしていきたい」とし、来年もサミットを開催したいとしています。
「しがミモザサミット」を主催した男女共同参画をすすめる会・IYOU淡海の勝身真理子理事長は、「滋賀の未来を考えるというテーマを誰か1人だけが頑張るのではなく、つながりを広げていきたい。その中で対話を広げてアクションをしていきたい」とし、来年もサミットを開催したいとしています。
2025年12月19日(金) 18:46
11月定例県議会 最終日 物価高対策など約461億9000万円の補正予算案を可決
滋賀県議会は19日、11月定例会議の最終日を迎え、物価高対策など総額で約461億9000万円の一般会計の補正予算案を可決しました。
県議会の11月定例会議は最終日を迎え、県側から補正予算案など新たに9件の追加議案が提出されました。
19日、新たに提出された補正予算案は一般会計で約379億1100万円を追加するものです。これは国の重点支援地方交付金を活用したもので、物価高対策として新たな事業の展開や人材育成、賃上げなどに意欲的に取り組む中小企業に対し支援を行う「滋賀県未来投資支援事業」などに約80億2000万円が、また「災害などへの備え」として防災、減災などを目的とした公共事業やクマ被害対策などに約272億800万円が盛り込まれました。
11月定例会議の一般会計補正予算案は、19日提出された予算案を合わせて総額で約461億9000万円となり、この日の本会議で可決されました。
なお、補正予算案を含め提出されていた55件の議案と3件の意見書案は、すべて可決されました。
県議会の11月定例会議は最終日を迎え、県側から補正予算案など新たに9件の追加議案が提出されました。
19日、新たに提出された補正予算案は一般会計で約379億1100万円を追加するものです。これは国の重点支援地方交付金を活用したもので、物価高対策として新たな事業の展開や人材育成、賃上げなどに意欲的に取り組む中小企業に対し支援を行う「滋賀県未来投資支援事業」などに約80億2000万円が、また「災害などへの備え」として防災、減災などを目的とした公共事業やクマ被害対策などに約272億800万円が盛り込まれました。
11月定例会議の一般会計補正予算案は、19日提出された予算案を合わせて総額で約461億9000万円となり、この日の本会議で可決されました。
なお、補正予算案を含め提出されていた55件の議案と3件の意見書案は、すべて可決されました。
2025年12月19日(金) 18:39
福岡ソフトバンク柳田選手らが野球教室で子どもたちを指導
今年のプロ野球で日本一となった福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手らによる野球教室が、このほど守山市で開かれました。
このふれあい野球教室は、プロの選手らとの交流を通じて子どもたちに野球の楽しさを知ってもらおうと、草津市のT&Sスポーツスクールが開いたものです。
守山市民球場で開かれた教室には、小学3年生から6年生の子供たちおよそ240人が参加し、福岡ソフトバンクホークスの柳田選手や滋賀県出身の3人の元プロ野球選手から指導を受けました。
子供たちは、バッティングと守備、キャッチボールの3つのグループに分かれて指導を受け、この内、バッティングでは、柳田選手からアドバイスを受けた参加者が力いっぱいバットを振りボールを打つ感触を確かめていました。
参加者からは「どうしたらいいか分からないことがあったけど、柳田選手から教えてもらい、すぐ不安が解消して次に実際に試してみようと思った。」と話していました。
このふれあい野球教室は、プロの選手らとの交流を通じて子どもたちに野球の楽しさを知ってもらおうと、草津市のT&Sスポーツスクールが開いたものです。
守山市民球場で開かれた教室には、小学3年生から6年生の子供たちおよそ240人が参加し、福岡ソフトバンクホークスの柳田選手や滋賀県出身の3人の元プロ野球選手から指導を受けました。
子供たちは、バッティングと守備、キャッチボールの3つのグループに分かれて指導を受け、この内、バッティングでは、柳田選手からアドバイスを受けた参加者が力いっぱいバットを振りボールを打つ感触を確かめていました。
参加者からは「どうしたらいいか分からないことがあったけど、柳田選手から教えてもらい、すぐ不安が解消して次に実際に試してみようと思った。」と話していました。
2025年12月18日(木) 19:54
東近江市 部下に暴言を吐いた男性職員を減給の懲戒処分
東近江市は、窓口で対応していた部下に「こっちの仕事しろや」などと暴言を吐いたとして、係長級の男性職員を減給10分の1、3か月の懲戒処分にしました。処分は12月17日付です。
東近江市によりますと今年6月、能登川支所の窓口で別の業務を担当する職員が対応を手助けしていたところ、職員の上司にあたる係長級の男性職員51歳が窓口に市民がいる中で「こっちの仕事しろや」「いい加減にしろ」などと暴言を吐き、市政や市職員に対する信頼を大きく損なったとしています。
この問題を巡っては、7月10日に市民から苦情申立書が提出されました。
男性職員は事実関係を認め、「申し訳なかった」と反省しているということです。
東近江市の小椋正清市長は、「深くお詫び申し上げます。公務員としての自覚をいっそう強く促してハラスメントの防止、信頼回復に努めていきます」とコメントしています。
東近江市によりますと今年6月、能登川支所の窓口で別の業務を担当する職員が対応を手助けしていたところ、職員の上司にあたる係長級の男性職員51歳が窓口に市民がいる中で「こっちの仕事しろや」「いい加減にしろ」などと暴言を吐き、市政や市職員に対する信頼を大きく損なったとしています。
この問題を巡っては、7月10日に市民から苦情申立書が提出されました。
男性職員は事実関係を認め、「申し訳なかった」と反省しているということです。
東近江市の小椋正清市長は、「深くお詫び申し上げます。公務員としての自覚をいっそう強く促してハラスメントの防止、信頼回復に努めていきます」とコメントしています。
2025年12月18日(木) 19:44
水生植物公園みずの森で「アイスチューリップ」咲き始める
春に咲く花の代名詞とも言えるチューリップですが、草津市の水生植物公園みずの森で、冬に花が楽しめる「アイスチューリップ」が咲き始めました。
「アイスチューリップ」は、球根を発芽させた後に一定期間低温処理をしたもので、外気に触れることで開花させることができます。現在は10品種、約2000株が展示されていて、白色とピンク色の2色が美しい「ファーストクラス」や
赤色と黄色のコントラストが映える「ハニーファンダモスト」をはじめ、
花弁がフリルのような形状の「スーパーパーロット」や、複数の花びらが重なってゴージャスな「ダブルプリンセス」などが並んでいます。
来場者はカメラや携帯電話で写真を撮影するなどして冬のチューリップに見入っていました。
水生植物公園みずの森・植栽担当者は「寒い時期に開花することもあって、かなり花が咲く期間が長いのが特徴。色も含めて形も楽しんでもらえればと思う。冬場に咲くということで一番は雪です。本来はあり得ない春に咲くチューリップに雪化粧という。頭に雪をかぶっているのを見てもらえる。雪が降った日には当園のチューリップをぜひ見に来てほしい」と話していました。
みずの森では、2月下旬まで15品種、延べ約5000株のアイスチューリップを順次展示していく予定です。
「アイスチューリップ」は、球根を発芽させた後に一定期間低温処理をしたもので、外気に触れることで開花させることができます。現在は10品種、約2000株が展示されていて、白色とピンク色の2色が美しい「ファーストクラス」や
赤色と黄色のコントラストが映える「ハニーファンダモスト」をはじめ、
花弁がフリルのような形状の「スーパーパーロット」や、複数の花びらが重なってゴージャスな「ダブルプリンセス」などが並んでいます。
来場者はカメラや携帯電話で写真を撮影するなどして冬のチューリップに見入っていました。
水生植物公園みずの森・植栽担当者は「寒い時期に開花することもあって、かなり花が咲く期間が長いのが特徴。色も含めて形も楽しんでもらえればと思う。冬場に咲くということで一番は雪です。本来はあり得ない春に咲くチューリップに雪化粧という。頭に雪をかぶっているのを見てもらえる。雪が降った日には当園のチューリップをぜひ見に来てほしい」と話していました。
みずの森では、2月下旬まで15品種、延べ約5000株のアイスチューリップを順次展示していく予定です。
2025年12月18日(木) 19:34
彦根市観光大使・高橋英樹さんが彦根城の魅力語る
彦根市の観光大使を務める俳優の高橋英樹さんが13日、彦根市で講演を行い、国宝・彦根城の魅力などを語りました。この講演会は彦根市が開いたものです。
城好きで知られる俳優の高橋英樹さんですが、以前から数ある城の中でも一番彦根城が好きと公言していて、今年3月には、彦根市観光大使に就任しています。
講演で高橋さんは、時代劇での撮影の裏話や役との向き合い方、また城巡りや彦根城の魅力など、時折笑いを交えながら語りました。
また世界遺産登録に向けても「みんなで力を合わせて頑張っていけたら」と話していました。
城好きで知られる俳優の高橋英樹さんですが、以前から数ある城の中でも一番彦根城が好きと公言していて、今年3月には、彦根市観光大使に就任しています。
講演で高橋さんは、時代劇での撮影の裏話や役との向き合い方、また城巡りや彦根城の魅力など、時折笑いを交えながら語りました。
また世界遺産登録に向けても「みんなで力を合わせて頑張っていけたら」と話していました。
2025年12月18日(木) 19:30
大津地方裁判所 新所長に福田氏が着任
大津地方裁判所と家庭裁判所の新しい所長に、前の松山地方裁判所長の福田修久氏が就任し、18日会見に臨みました。
福田氏は岡山県備前市出身の60歳。1990年に司法試験に合格後、1993年に広島地裁の裁判官に任官しました。そして和歌山地裁や大阪地裁、大阪高裁などで勤務を重ね、松山地裁・家裁の所長を経て11月23日付けで大津地裁・家裁の所長に着任しました。
福田大津地方裁判所長は、記者から「どんな裁判所でありたいか」と問われると―
「利用者の思いを受け止め、裁判の手続きが行えるように環境整備を。刑事訴訟に関しては被害者などの関係者にとって安心できる裁判所でありたい」と話しました。
福田氏は岡山県備前市出身の60歳。1990年に司法試験に合格後、1993年に広島地裁の裁判官に任官しました。そして和歌山地裁や大阪地裁、大阪高裁などで勤務を重ね、松山地裁・家裁の所長を経て11月23日付けで大津地裁・家裁の所長に着任しました。
福田大津地方裁判所長は、記者から「どんな裁判所でありたいか」と問われると―
「利用者の思いを受け止め、裁判の手続きが行えるように環境整備を。刑事訴訟に関しては被害者などの関係者にとって安心できる裁判所でありたい」と話しました。
2025年12月18日(木) 19:24
雄琴温泉 移動手段改善へ カーシェアリングなどサービス開始
観光客が地域の名所などを巡る移動の手段を確保しようと大津市の雄琴温泉がカーシェアリングなどのサービスを始めました。サービスを始めたのは、雄琴温泉観光協会です。
導入されたサービスは、登録した会員同士で自動車を共同で利用するカーシェアリングと、3人乗りの電動バイク「トゥクトゥク」、そして、電動キックボードの3種類です。
雄琴温泉は、これまで観光客が周辺の最寄り駅から目的地に向かうための移動手段、いわゆる二次交通の利便性に課題を抱えていましたが、今回、「滋賀ダイハツ販売」と協力してその課題解決を目指します。
カーシェアリングは専用アプリで、また電動キックボードは専用サイトに登録後ハンドルにあるQRコードを読み込むことで利用できます。
またトゥクトゥクは、おごと温泉観光公園で手続きをすることで利用が可能になります。
おごと温泉観光協会・池見喜博会長「おごと温泉も観光資源があるので、そちらをもっと手軽にキックボードに乗ってもらうことで今まで行けなかったところに気軽に行けるようになるし、どんどん拠点を坂本にも堅田にも増やしていけるようにして、もっと雄琴周辺のことを知っていただければと思っている」と話していました。
これらのサービスは12月1日からすでに開始されていて、いつでも利用することができます。雄琴温泉観光協会は来月中(1月中)にJRおごと温泉駅にキックボードの利用拠点を作り、台数も増やす予定だということです。
導入されたサービスは、登録した会員同士で自動車を共同で利用するカーシェアリングと、3人乗りの電動バイク「トゥクトゥク」、そして、電動キックボードの3種類です。
雄琴温泉は、これまで観光客が周辺の最寄り駅から目的地に向かうための移動手段、いわゆる二次交通の利便性に課題を抱えていましたが、今回、「滋賀ダイハツ販売」と協力してその課題解決を目指します。
カーシェアリングは専用アプリで、また電動キックボードは専用サイトに登録後ハンドルにあるQRコードを読み込むことで利用できます。
またトゥクトゥクは、おごと温泉観光公園で手続きをすることで利用が可能になります。
おごと温泉観光協会・池見喜博会長「おごと温泉も観光資源があるので、そちらをもっと手軽にキックボードに乗ってもらうことで今まで行けなかったところに気軽に行けるようになるし、どんどん拠点を坂本にも堅田にも増やしていけるようにして、もっと雄琴周辺のことを知っていただければと思っている」と話していました。
これらのサービスは12月1日からすでに開始されていて、いつでも利用することができます。雄琴温泉観光協会は来月中(1月中)にJRおごと温泉駅にキックボードの利用拠点を作り、台数も増やす予定だということです。
2025年12月17日(水) 19:39
【特集】防ぐ取り組みは― 「ローン・オフェンダー」対策
「ローン・オフェンダー」テロ組織と関わりがない中で過激化した個人のことです。滋賀県警は、対策を強化して前兆となる情報の把握や啓発を続ける一方、専門家は、過激化させない根本的な防止策が必要だと指摘します。
ローン・オフェンダー(LO)は、テロ組織などと関わりがない中で過激化した個人のことです。近年は社会への不安や恨みなどを募らせ、不特定多数に危害を加える事件も発生していて、県警は対策の強化を進めています。
県警は去年5月、本部にLO対策事務局を設置し、今年6月からは各警察署にも対策部署を設けて、情報を集約する態勢を整えました。
11月、県警本部では関係部局が集まって情報共有を図る会議が行われました。
対策強化の背景には、安倍元総理への銃撃事件や岸田元総理への爆発物の投げつけなどがあり、集まった人々にも危害が及ぶ恐れがありました。未然に防ぐことが重要ですが、組織と関連なく個人で動くため前兆の察知が難しいと言います。
県警本部警備1課の下野憲雄・総括管理官は「一つひとつの情報は不審者につながらないことも多いが、いくつか積み重なることによって不審者につながることが過去の例にもある。ゴミ捨て場に大量の薬品の空瓶が捨ててあるとか、近所から頻繁に火薬のような臭いがするとか、工場でもない所で金属音がするとか、普通でないような動きがあれば知らせてほしい」と呼びかけていました。この日は、対策部署に所属する捜査員が毒物や劇物を取り扱う事業所を訪れました。
不審な購入者のチェックポイントなどを伝え、実際に購入しに来た場面を想定した啓発も行いました。
捜査員は、不審な購入があった場合はすぐに警察に連絡するように伝え、事業所の社員は「背の高さとか、どっちに逃げたかというぐらいだが。実際に来た時に、そういう対応したらいいのかなと。あらためて戸締りや盗難などいっそう気を付けないといけない」と話していました。
専門家は、個人を過激化させる背景には経済的な困窮や、家族問題による孤立、宗教や人種による差別などがあると指摘します。
日本大学危機管理学部の福田充教授は「自暴自棄になった状態で無差別に人を殺してしまうような事件が近年増えている。テロや犯罪を起こす原因は何かということをきちんと考えていく必要があると思う。経済的困窮や差別から、社会的に孤立しないように個人を見守っていく。そういった個人をどうやってケアしていくのか発生を防ぐ根本的な対策になる」。
私たちの安心・安全を守るためにも社会全体で考え、議論していくことが今、求められています。
ローン・オフェンダー(LO)は、テロ組織などと関わりがない中で過激化した個人のことです。近年は社会への不安や恨みなどを募らせ、不特定多数に危害を加える事件も発生していて、県警は対策の強化を進めています。
県警は去年5月、本部にLO対策事務局を設置し、今年6月からは各警察署にも対策部署を設けて、情報を集約する態勢を整えました。
11月、県警本部では関係部局が集まって情報共有を図る会議が行われました。
対策強化の背景には、安倍元総理への銃撃事件や岸田元総理への爆発物の投げつけなどがあり、集まった人々にも危害が及ぶ恐れがありました。未然に防ぐことが重要ですが、組織と関連なく個人で動くため前兆の察知が難しいと言います。
県警本部警備1課の下野憲雄・総括管理官は「一つひとつの情報は不審者につながらないことも多いが、いくつか積み重なることによって不審者につながることが過去の例にもある。ゴミ捨て場に大量の薬品の空瓶が捨ててあるとか、近所から頻繁に火薬のような臭いがするとか、工場でもない所で金属音がするとか、普通でないような動きがあれば知らせてほしい」と呼びかけていました。この日は、対策部署に所属する捜査員が毒物や劇物を取り扱う事業所を訪れました。
不審な購入者のチェックポイントなどを伝え、実際に購入しに来た場面を想定した啓発も行いました。
捜査員は、不審な購入があった場合はすぐに警察に連絡するように伝え、事業所の社員は「背の高さとか、どっちに逃げたかというぐらいだが。実際に来た時に、そういう対応したらいいのかなと。あらためて戸締りや盗難などいっそう気を付けないといけない」と話していました。
専門家は、個人を過激化させる背景には経済的な困窮や、家族問題による孤立、宗教や人種による差別などがあると指摘します。
日本大学危機管理学部の福田充教授は「自暴自棄になった状態で無差別に人を殺してしまうような事件が近年増えている。テロや犯罪を起こす原因は何かということをきちんと考えていく必要があると思う。経済的困窮や差別から、社会的に孤立しないように個人を見守っていく。そういった個人をどうやってケアしていくのか発生を防ぐ根本的な対策になる」。
私たちの安心・安全を守るためにも社会全体で考え、議論していくことが今、求められています。
2025年12月17日(水) 19:25
古墳時代の埋葬施設「粘土槨」 草津市の古墳から見つかる
滋賀県草津市が進めている通称・狐塚古墳の発掘調査で、古墳時代の埋葬施設である「粘土槨」が見つかりました。
「粘土槨」が見つかったのは、草津市野路町にある矢倉古墳群・通称・狐塚古墳です。草津市では、駐車場の造成工事に伴い、古墳の発掘調査を今年9月から行っていて、その過程で今回、「粘土槨」が発見されました。
草津市によりますと、「粘土槨」は、古墳時代前期から中期にかけてみられる埋葬施設の一つで、木棺を収納しそれを粘土で包み保護する構造です。
見つかった粘土槨は、南北5.3メートル・東西2.5メートル。
今回の発掘調査では、粘土槨以外にも円筒埴輪や勾玉も出土していて、粘土槨の構造や出土した遺物から狐塚古墳が古墳時代前期末~中期初頭の古墳であることがわかったということです。
草津市・歴史文化財課の内田菜々子 文化財技師は「これだけ周りが開発されている中で、この古墳だけが残っていて、きれいに粘土槨もしっかり残っているということが調査していて感慨深い。当時それだけ大きい権力を持っている人がいた。今に至るまで発展していったということをイメージしてもらえたら。」と話していました。
今回、発見された粘土槨については12月21日(日)に現地説明会が開かれる予定です。
「粘土槨」が見つかったのは、草津市野路町にある矢倉古墳群・通称・狐塚古墳です。草津市では、駐車場の造成工事に伴い、古墳の発掘調査を今年9月から行っていて、その過程で今回、「粘土槨」が発見されました。
草津市によりますと、「粘土槨」は、古墳時代前期から中期にかけてみられる埋葬施設の一つで、木棺を収納しそれを粘土で包み保護する構造です。
見つかった粘土槨は、南北5.3メートル・東西2.5メートル。
今回の発掘調査では、粘土槨以外にも円筒埴輪や勾玉も出土していて、粘土槨の構造や出土した遺物から狐塚古墳が古墳時代前期末~中期初頭の古墳であることがわかったということです。
草津市・歴史文化財課の内田菜々子 文化財技師は「これだけ周りが開発されている中で、この古墳だけが残っていて、きれいに粘土槨もしっかり残っているということが調査していて感慨深い。当時それだけ大きい権力を持っている人がいた。今に至るまで発展していったということをイメージしてもらえたら。」と話していました。
今回、発見された粘土槨については12月21日(日)に現地説明会が開かれる予定です。
2025年12月17日(水) 19:03
J3昇格の喜び分かち合う レイラック滋賀 シーズン報告会
悲願の滋賀県初のJリーグ参入を決めたレイラック滋賀。16日夜、草津市内でシーズン報告会が開かれ、関係者やサポーターと喜びを分かち合いました。
シーズン報告会は、自治体関係者やスポンサー、サポーターなどおよそ200人が参加して草津市内のホテルで開かれました。
レイラック滋賀の内林広高社長は「滋賀が一体となってJリーグを目指すということを高らかに宣言させていただいて3年経ちました。3年間で(Jへ)上がると言って本当に3年間で上がれたのは奇跡もたくさん重なりましたけど、みなさんがそれを信じて下さったおかげだ」と挨拶しました。
報告会では、選手たちがサポーターがいるテーブルへ赴き、話をしたり写真を撮ったりするなど、J3昇格を決めた喜びを分かち合いました。
女性サポーター「こちらはとにかく感謝を伝えて、ありがとうって。ここまで連れてきてくれてありがとうっていう気持ちを伝えて、いっしょに喜びました」
男性サポーター「今年のプレーも最高だったけど、(来季は)もっと滋賀県を沸かせてくれるように楽しんでのびのびプレーしてほしい」
チーム得点王の人見選手「嬉しいし、ここに来てくれている方たちは自分達が思っている以上のことをサポートしてくれていると思っているので、良い報告ができたことがすごい良かったと思う」
会場で開かれたトークショーで、キャプテンの海口選手は「シーズン終盤にうまくいかない時に、7番の久保田選手や小野寺選手、ロメロ選手がみんなでバーベキューしようよって。そうやってチームのことを主体的に考えてくれる選手がいたことが一致団結できた要因だったんじゃないかなと思っている」と激闘のシーズンを振り返りました。
J3リーグに昇格したレイラック滋賀は、2月から始まる特別大会・J2・J3百年構想リーグを戦います。
シーズン報告会は、自治体関係者やスポンサー、サポーターなどおよそ200人が参加して草津市内のホテルで開かれました。
レイラック滋賀の内林広高社長は「滋賀が一体となってJリーグを目指すということを高らかに宣言させていただいて3年経ちました。3年間で(Jへ)上がると言って本当に3年間で上がれたのは奇跡もたくさん重なりましたけど、みなさんがそれを信じて下さったおかげだ」と挨拶しました。
報告会では、選手たちがサポーターがいるテーブルへ赴き、話をしたり写真を撮ったりするなど、J3昇格を決めた喜びを分かち合いました。
女性サポーター「こちらはとにかく感謝を伝えて、ありがとうって。ここまで連れてきてくれてありがとうっていう気持ちを伝えて、いっしょに喜びました」
男性サポーター「今年のプレーも最高だったけど、(来季は)もっと滋賀県を沸かせてくれるように楽しんでのびのびプレーしてほしい」
チーム得点王の人見選手「嬉しいし、ここに来てくれている方たちは自分達が思っている以上のことをサポートしてくれていると思っているので、良い報告ができたことがすごい良かったと思う」
会場で開かれたトークショーで、キャプテンの海口選手は「シーズン終盤にうまくいかない時に、7番の久保田選手や小野寺選手、ロメロ選手がみんなでバーベキューしようよって。そうやってチームのことを主体的に考えてくれる選手がいたことが一致団結できた要因だったんじゃないかなと思っている」と激闘のシーズンを振り返りました。
J3リーグに昇格したレイラック滋賀は、2月から始まる特別大会・J2・J3百年構想リーグを戦います。
2025年12月17日(水) 18:57
大津市消防職員落下死亡事故 事故の調査結果を公表
去年8月、大津市の中消防署で、消防職員が訓練中に落下し死亡した事故で、捜査機関による捜査が完了したとして、大津市消防局は17日、事故原因などに関する報告書を公表しました。
去年8月、大津市中消防署でロープを使って要救助者を引き上げる訓練を行っていた消防隊員の青木裕樹さん・当時31歳が、ベランダから約4・7メートル下の地面に落下。病院に運ばれましたがその後死亡が確認されました。
この事故で大津区検は、当時、青木さんの上司で訓練を指揮していた隊長を業務上過失致死の疑いで略式起訴していて、大津簡易裁判所は11月26日、罰金50万円の略式命令を出しました。
そして12月17日、捜査機関による捜査が終了したとして大津市消防局は調査結果を公表しました。
報告書によりますと、訓練の中で隊員の体重を支えるオープンスリングと呼ばれる帯状の器具がなんらかの理由で解けたこと、本来、別々の独立した支点を設定するべき2本のロープが同じ支点に設定されていたこと、訓練に参加していた隊長が安全管理員を兼任しており、安全管理に専念する人員を配置できていなかったことなどが、事故の直接的な原因とされました。
大津市消防局では、訓練時の安全管理に関する独自マニュアルの策定や、隊員間での技術・知識の統一を進め、再発防止に取り組んでいくとしています。
去年8月、大津市中消防署でロープを使って要救助者を引き上げる訓練を行っていた消防隊員の青木裕樹さん・当時31歳が、ベランダから約4・7メートル下の地面に落下。病院に運ばれましたがその後死亡が確認されました。
この事故で大津区検は、当時、青木さんの上司で訓練を指揮していた隊長を業務上過失致死の疑いで略式起訴していて、大津簡易裁判所は11月26日、罰金50万円の略式命令を出しました。
そして12月17日、捜査機関による捜査が終了したとして大津市消防局は調査結果を公表しました。
報告書によりますと、訓練の中で隊員の体重を支えるオープンスリングと呼ばれる帯状の器具がなんらかの理由で解けたこと、本来、別々の独立した支点を設定するべき2本のロープが同じ支点に設定されていたこと、訓練に参加していた隊長が安全管理員を兼任しており、安全管理に専念する人員を配置できていなかったことなどが、事故の直接的な原因とされました。
大津市消防局では、訓練時の安全管理に関する独自マニュアルの策定や、隊員間での技術・知識の統一を進め、再発防止に取り組んでいくとしています。
2025年12月16日(火) 18:48
新年の気配すぐそこに 大津市の日吉大社で縁起物の準備始まる
今年も残すところ、あと15日。大津市の神社では、参拝者に授与する縁起物の準備が進められています。大津市の日吉大社では、年末年始に約10万人の参拝客を見込んでいます。境内にある参集殿では16日から迎春に向け、参拝者に授与する縁起物の準備が始まりました。
準備されるのは、来年の干支・午があしらわれた魔を破り幸運を射止める破魔矢、商売繁盛・家内安全を引き寄せる熊手、それに、福をすくい取り・集めるとされる福箕です。中でも破魔矢は、1000本以上用意され、16日の作業で巫女の手によって10本ずつの束にまとめられていきました。
日吉大社では、年始の混雑を避けられるよう、縁起物の授与は一足早く12月26日から開始する予定です。
準備されるのは、来年の干支・午があしらわれた魔を破り幸運を射止める破魔矢、商売繁盛・家内安全を引き寄せる熊手、それに、福をすくい取り・集めるとされる福箕です。中でも破魔矢は、1000本以上用意され、16日の作業で巫女の手によって10本ずつの束にまとめられていきました。
日吉大社では、年始の混雑を避けられるよう、縁起物の授与は一足早く12月26日から開始する予定です。
2025年12月16日(火) 18:41
地方観光の活性化も確認 滋賀県で初開催「日韓観光振興協議会」
大津市では15日、日本と韓国の行政や旅行関係者らが集まり、観光分野での協力を進める日韓観光振興協議会が滋賀県で初めて行われました。
日韓観光振興協議会は毎年、日本と韓国で交互に開催されていて、39回目となった今回は滋賀県で初めて開かれ約80人が参加しました。
協議会を主催する観光庁によりますと、滋賀県が今回の開催地となった背景には、彦根城など豊富な観光資源があり、韓国人旅行客に人気の京都や大阪からのアクセスも良く、観光振興への期待が高まっていることがあるということです。
15日の協議会では、持続的な日韓観光交流の拡大や、地方観光の活性化などを実現するための協力が確認され、日本からの記念品として愛荘町の「びんてまり」が韓国に贈られました。
この後、滋賀県の三日月知事や大津市の佐藤市長らも参加して交流会が行われ、日韓国交正常化60周年を締めくくるセレモニーも行われました。
さらに先日、曳山行事がユネスコ無形文化遺産へ追加登録されることが決まった大津祭のお囃子も披露され、観光地としての滋賀の魅力がPRされました。
日韓観光振興協議会は毎年、日本と韓国で交互に開催されていて、39回目となった今回は滋賀県で初めて開かれ約80人が参加しました。
協議会を主催する観光庁によりますと、滋賀県が今回の開催地となった背景には、彦根城など豊富な観光資源があり、韓国人旅行客に人気の京都や大阪からのアクセスも良く、観光振興への期待が高まっていることがあるということです。
15日の協議会では、持続的な日韓観光交流の拡大や、地方観光の活性化などを実現するための協力が確認され、日本からの記念品として愛荘町の「びんてまり」が韓国に贈られました。
この後、滋賀県の三日月知事や大津市の佐藤市長らも参加して交流会が行われ、日韓国交正常化60周年を締めくくるセレモニーも行われました。
さらに先日、曳山行事がユネスコ無形文化遺産へ追加登録されることが決まった大津祭のお囃子も披露され、観光地としての滋賀の魅力がPRされました。
2025年12月15日(月) 19:18
特殊詐欺 警察官を騙り約1億8600万円の被害
11月、滋賀県草津市の教員の男性が警察官を騙る男などから電話で「詐欺の資金洗浄に関与した疑いがある」などと言われ、現金で約1億8600万円分の暗号資産をだまし取られました。被害を受けたのは、草津市に住む40代の教員の男性です。
警察によりますと、男性は11月15日、警視庁の警察官を騙る男から「あなた名義の口座に詐欺の被害金が送金されている」「捜査をしている秋田県警まで出頭してください」などの電話がありました。
その後、秋田県警の警察官や検事を騙る男らと通信アプリでやりとりするようになり、制服や警察手帳を見せられ、「あなたは詐欺の資金洗浄に関与した疑いがある」「あなたの口座で保有する全ての現金の紙幣番号を確認する必要がある」などと言われ、これを信じた男性は11月27日までに5回に渡り暗号資産を送金し、現金で合わせて約1億8600万円分の暗号資産を騙し取られました。
警察は、特殊詐欺事件として捜査するとともに、警察官などを騙り暗号資産の送金を指示するものは詐欺とみて、必ず警察に相談するよう注意を呼びかけています。
警察によりますと、男性は11月15日、警視庁の警察官を騙る男から「あなた名義の口座に詐欺の被害金が送金されている」「捜査をしている秋田県警まで出頭してください」などの電話がありました。
その後、秋田県警の警察官や検事を騙る男らと通信アプリでやりとりするようになり、制服や警察手帳を見せられ、「あなたは詐欺の資金洗浄に関与した疑いがある」「あなたの口座で保有する全ての現金の紙幣番号を確認する必要がある」などと言われ、これを信じた男性は11月27日までに5回に渡り暗号資産を送金し、現金で合わせて約1億8600万円分の暗号資産を騙し取られました。
警察は、特殊詐欺事件として捜査するとともに、警察官などを騙り暗号資産の送金を指示するものは詐欺とみて、必ず警察に相談するよう注意を呼びかけています。
2025年12月15日(月) 18:21
パーティー会場出発進行 信楽高原鉄道でサンタ列車が運行開始
信楽高原鉄道は15日から、信楽駅から貴生川駅間で「サンタ列車」の運行を始めました。
専用車両では学生たちがクイズを出したり、歌を歌ったりしてクリスマス気分を高めていました。
初日の15日、信楽駅から認定こども園「ここのっす園」の園児約30人が乗車し、サンタクロースに扮したびわこ学院大学教育福祉学部の学生たちが子どもたちを出迎えました。
サンタ列車には、サンタクロース姿のタヌキが描かれたヘッドマークが設置され、専用車両の中は星や長靴、雪の結晶などの飾り付けがされています。
出発後、園児たちは学生たちと一緒にクリスマスの歌にあわせて、たまご形のマラカスを振りながら合唱したり、「くりすますつりーにつかわれているきはどれでしょうか」などのクイズに答えたりして歓声を上げていました。その後、プレゼントも贈られてうれしそうに受け取っていました。
乗車した園児からは「(列車の雰囲気は)パーティーみたいだった」「楽しかった。(お兄さんお姉さんのサンタ姿は)かわいかった」などと嬉しそうに話していました。
びわこ学院大学教育福祉学部の学生は「緊張の中でのサンタ列車だったが、無事に子どもたちが笑顔で降りてくれて、今まで練習を積み重ねてやってきたので、それが報われた瞬間かなと思った」と話していました。
サンタ列車は信楽駅と貴生川駅間を1日2往復し、12月24日まで運行されています。
専用車両では学生たちがクイズを出したり、歌を歌ったりしてクリスマス気分を高めていました。
初日の15日、信楽駅から認定こども園「ここのっす園」の園児約30人が乗車し、サンタクロースに扮したびわこ学院大学教育福祉学部の学生たちが子どもたちを出迎えました。
サンタ列車には、サンタクロース姿のタヌキが描かれたヘッドマークが設置され、専用車両の中は星や長靴、雪の結晶などの飾り付けがされています。
出発後、園児たちは学生たちと一緒にクリスマスの歌にあわせて、たまご形のマラカスを振りながら合唱したり、「くりすますつりーにつかわれているきはどれでしょうか」などのクイズに答えたりして歓声を上げていました。その後、プレゼントも贈られてうれしそうに受け取っていました。
乗車した園児からは「(列車の雰囲気は)パーティーみたいだった」「楽しかった。(お兄さんお姉さんのサンタ姿は)かわいかった」などと嬉しそうに話していました。
びわこ学院大学教育福祉学部の学生は「緊張の中でのサンタ列車だったが、無事に子どもたちが笑顔で降りてくれて、今まで練習を積み重ねてやってきたので、それが報われた瞬間かなと思った」と話していました。
サンタ列車は信楽駅と貴生川駅間を1日2往復し、12月24日まで運行されています。
2025年12月15日(月) 18:12
毎年恒例 三井寺の歳末助け合い托鉢
大津市では15日、三井寺の僧侶らが街を歩き、浄財を集めて回る「歳末助け合い托鉢」が行われました。三井寺の観音堂には15日朝、僧侶や行者など約20人が集まりました。
読経の後、僧侶らは一列に並んで歩いて托鉢に向かいました。
一行は、ほら貝の音とともに近隣を練り歩き、住民や通りを行く人から浄財を集めて回りました。
毎年恒例となっているこの「歳末助け合い托鉢」は、誰もが安心して新しい年を迎えられるようにと行われているもので、集められた浄財は、大津市社会福祉協議会に寄付される予定だということです。
三井寺 福家俊彦 長史「一番印象的なのは皆さんも頭を下げて入れている。それは本当にありがたいなと思っている。もちろんこちらは頂く側なので感謝しているが、浄財を出されている方も頭を下げてよろしくお願いしますと言ってもらうのが、一番やりがいがあるというか、仲立ちをさせていただいている意義があると思う」と話していました。
読経の後、僧侶らは一列に並んで歩いて托鉢に向かいました。
一行は、ほら貝の音とともに近隣を練り歩き、住民や通りを行く人から浄財を集めて回りました。
毎年恒例となっているこの「歳末助け合い托鉢」は、誰もが安心して新しい年を迎えられるようにと行われているもので、集められた浄財は、大津市社会福祉協議会に寄付される予定だということです。
三井寺 福家俊彦 長史「一番印象的なのは皆さんも頭を下げて入れている。それは本当にありがたいなと思っている。もちろんこちらは頂く側なので感謝しているが、浄財を出されている方も頭を下げてよろしくお願いしますと言ってもらうのが、一番やりがいがあるというか、仲立ちをさせていただいている意義があると思う」と話していました。
2025年12月14日(日) 18:49
クリスマスリースの作品展
草津市の水生植物公園みずの森で、クリスマスリースの作品展が開かれています。
クリスマスリースコンテストに出品された力作17点のほか、草津市内のこども園や保育所の園児たちが飾り付けしたリースなど合わせて約30点が並んでいます。
コンテストでグランプリにあたる草津市長賞・日本フラワーデザイナー協会滋賀県支部長賞には、針葉樹を使って自然感を全面に出して丁寧に制作されたリースが選ばれました。「みずの森園長賞」の受賞作品は、形のバランスが良く、クリスマスの楽しい雰囲気が表現されています。このほか、ホワイトクリスマスをイメージしたものや三日月の形をしたリースなどが展示されています。
展示は今月25日まで行われています。
クリスマスリースコンテストに出品された力作17点のほか、草津市内のこども園や保育所の園児たちが飾り付けしたリースなど合わせて約30点が並んでいます。
コンテストでグランプリにあたる草津市長賞・日本フラワーデザイナー協会滋賀県支部長賞には、針葉樹を使って自然感を全面に出して丁寧に制作されたリースが選ばれました。「みずの森園長賞」の受賞作品は、形のバランスが良く、クリスマスの楽しい雰囲気が表現されています。このほか、ホワイトクリスマスをイメージしたものや三日月の形をしたリースなどが展示されています。
展示は今月25日まで行われています。
2025年12月14日(日) 18:07
全国大会出場を決めた水口高校サッカー部をOBが激励
第104回全国高校サッカー選手権大会に29大会ぶりの出場を決めた水口高校。14日、前回出場の先輩たちが母校を訪れ、壮行会が開かれました。
第75回の全国大会に出場した当時の主将、奥田貴男さんや元プロ選手の東崇史さんらメンバー約10人が集まり、選手たちにエールを送りました。
奥田さんは「この選手権という自分たちがつかんだ大舞台は、必ず数年後、数十年後に君たちの大きな財産になる。この大舞台でオレンジ旋風を巻き起こしてくれれば。私たちも楽しみに一緒に応援したい」と話し、激励を受けた梅田旬主将は「伝統ある高校として誇りを持って頑張ります」と応えていました。
選手たちは、メンバーが持参した当時のユニフォームに袖を通したり、パネルに見入ったりして、先輩たちと交流を深めていました。
全国高校サッカー選手権大会は今月28日に開幕します。
第75回の全国大会に出場した当時の主将、奥田貴男さんや元プロ選手の東崇史さんらメンバー約10人が集まり、選手たちにエールを送りました。
奥田さんは「この選手権という自分たちがつかんだ大舞台は、必ず数年後、数十年後に君たちの大きな財産になる。この大舞台でオレンジ旋風を巻き起こしてくれれば。私たちも楽しみに一緒に応援したい」と話し、激励を受けた梅田旬主将は「伝統ある高校として誇りを持って頑張ります」と応えていました。
選手たちは、メンバーが持参した当時のユニフォームに袖を通したり、パネルに見入ったりして、先輩たちと交流を深めていました。
全国高校サッカー選手権大会は今月28日に開幕します。