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2025年11月25日(火) 19:55

滋賀県内でボイスフィッシング被害相次ぐ

銀行を騙った自動音声電話を発端に事業所の銀行口座情報が盗まれ、インターネットバンキングで多額の預金が不正に送金される事件が滋賀県内で相次いで発生しました。
警察によりますと被害はこれまでのところ9事業所で合わせて2億100万円に上っているということです。
県警サイバー犯罪対策課によりますと25日、県内の事業所に銀行を騙った自動音声電話があり、事業所の担当者がガイダンスに従って電話機を操作したところ、電話に出た銀行員を装う男から「更新をしないとインターネットバンキングが使えなくなる」などといわれたということです。
その後、受信したメールで誘導されたフィッシングサイトから銀行の口座情報を盗まれ、インターネットバンキングで多額の預金を不正に送金されたということです。
これまでのところ、野洲市や近江八幡市など県内6つの市町で、9つの事業所がいずれも同じ手口で被害に遭い、被害額はあわせて2億100万円にのぼり、このうち最も被害が大きかった事業所は7800万円を不正に送金されたということです。
警察では、不正アクセス禁止法ならびに電子計算機使用詐欺の疑いで調べを進めています。
同様の手口による被害は全国的に広がっているということで、警察では注意を呼び掛けています。
またインターネットバンキングを悪用された滋賀銀行では、法人向けインターネットバンキングの利用を制限するとともに、自動音声や電話などで顧客情報を聞くことは無いとして、銀行を騙る不審電話には、絶対に対応しないでほしいとしています。
2025年11月25日(火) 19:38

レイラック滋賀 史上最多入場も最終戦飾れず 来月はJ3入れ替え戦に臨む

サッカーJFLのレイラック滋賀は、リーグ最終戦を横河武蔵野FCとホームで対戦しました。チーム史上最多となる5452人の観客が来場したものの、試合は0対1で敗れました。
Jリーグ入れ替え戦を戦うJFLの2位が確定し、チーム史上最多となる5452人のサポーターが詰めかけたホームでのリーグ最終戦。

その後押しをうけ、前半から相手ゴールに迫ります。しかし、徐々に相手にペースを握られると後半10分、自陣で相手選手を倒してペナルティキックを与えてしまいます。これを相手に決められ、先制を許します。

ホームで有終の美を飾りたいレイラック滋賀もチャンスを作りますが、ゴールを奪うことができません。結局レイラック滋賀は0対1で敗れ、サポーターの前でリーグ最終戦を飾ることはできませんでした。
レイラック滋賀・海口彦太主将は、チーム史上最多のサポーターが来てくれたことについて「サッカー選手冥利に尽きる。多くの観客の前でプレーするのがサッカー選手にとってなによりの喜びだと思う。いろいろな娯楽やイベントがある中でレイラック滋賀を選んでくれたのは本当に感謝。」と話していました。
レイラック滋賀・角田誠監督は、入れ替え戦に向けて「もう少しパワーを貸してください。滋賀県のサッカーの歴史が変わろうとする瞬間が目の前に、我々の手の中にあるのでもう一度みんなでつかみにいきたい」と話していました。
J3との入替戦進出が決まっているレイラック滋賀は、J3で20位のアスルクラロ沼津とホーム&アウェーの2試合を戦うことになっており、12月7日にホームの平和堂HATOスタジアムで初戦に臨みます。
2025年11月25日(火) 19:16

課題に向き合い、前進思考で 滋賀県トラック協会が物流セミナー

物流に関する情報提供や知識の共有を目的に、滋賀県トラック協会主催の「物流セミナー」がこのほど開かれました。
大津市で開かれたこのセミナーは、燃料価格の高騰や労働環境、人材確保など物流に関する様々な問題について、情報提供や知識の共有を行う場として毎年開かれているものです。
トラック運送業界では、去年4月からドライバーの時間外労働に上限規制が適用されたことで、輸送能力の低下やドライバーの収入減少、人手不足など、いわゆる「2024年問題」が懸念されてきました。


セミナーでは、エコノミストの門倉貴史さんによる「日本経済と物流の今後」をテーマにした講演が行われました。

講演の中では、変化が激しく経営計画が困難な状況の中でのビジネスモデル見直しの重要性などが話され、参加者は熱心に聞き入っていました。
2025年11月25日(火) 19:00

町の歴史は次のページへ 愛荘町制施行20周年記念式典

愛荘町が誕生してから、来年2月で20年。これを記念して23日、記念式典が開かれました。
地元の図書館で活動する愛知川ジャズライブラリーの演奏でスタートした記念式典には、約200人が集まりました。愛荘町は、平成の大合併で秦荘町と愛知川町が合併し2006年2月に誕生。来年2月に20周年を迎えます。

式典では、愛荘町の発展に貢献した合わせて124の個人と団体に特別感謝状が贈られました。

また、愛荘町出身のお笑い芸人・ダイアンが愛荘町としては初めて名誉町民として表彰されました。
式典ではこのほか、中学生が作成した記念動画の上映など、次の世代につなげたいと、地元の中学・高校生が登場する場面も多くありました。
2025年11月25日(火) 18:51

湖底から目覚める古代の記憶 滋賀県の調査で遺跡最古の縄文土器見つかる

滋賀県長浜市の葛籠尾崎湖底遺跡で、水深64メートル付近の湖底からこの遺跡では最古となる約1万1000年前の縄文時代早期の土器が、滋賀県の調査で新たに発見されました。25日の定例会見で三日月知事が明らかにしたものです。
それによりますと見つかった土器は、今から約1万1000年前の縄文時代早期のものと推定されています。これまで遺跡で見つかっていた土器よりも500年から1000年ほど古いもので、葛籠尾崎湖底遺跡のはじまりを塗り替える発見となりました。
見つかった縄文土器は、高さ・約25センチメートルで、この時期の土器に特徴的な底がとがった形をしていて、今回のようにほぼ完全な形で見つかるのは珍しいということです。

今回の県の調査では、国のパイロット事業として人が潜ることが難しい湖底を無人の潜水機で鮮明に撮影する新しい技術を使っていて、この調査手法の有効性を示すことにもつながりました。

今回の調査では、他にも約1500年前の土器が並んだ状態で発見されていて、この地域に船が往来していたことを裏付ける可能性があるとして注目されています。
2025年11月25日(火) 18:43

23歳の父親 生後1カ月の娘に虐待の疑いで逮捕

生後1か月の娘の腕をつかんで捻るなどし骨折させたとして、23歳の父親が25日、傷害の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは、娘の父親で大津市際川に住む会社員の男です。
警察の調べによりますと、男は10月11日ごろ、自宅で生後1か月の娘の左腕をつかんで捻るなどし、骨折させた疑いが持たれています。
娘の異変に気付いた母親が病院に連れていき入院していたところ、児童相談所が虐待の疑いがあると警察に相談し、今回の犯行が明らかになったということです。
警察の調べに対し男は、「事実で間違いありません」と容疑を認めているということです。
被害者の赤ちゃんは他にも、命に別状はないものの頭蓋骨を骨折するなどの怪我を負っていて、警察では日常的に虐待を繰り返していた疑いもあるとみて、捜査を行っています。
2025年11月24日(月) 18:43

国道161号 北小松区間が開通

24日開通したのは、大津市北小松にある国道161号の2.4キロの区間です。開通式では、三日月知事と大津市の佐藤市長が登壇し、挨拶を述べました。

北小松にある現在の道路は、交通量が多く、朝と夕方の交通渋滞や、追突事故が多いなどといった課題がありました。
今回の整備で、高島方面へのアクセスが改善されることから、観光客の増加や地域の活性化などが期待されています。

式典の後には、「通り初め」が行われ、警察車両を先頭に、関係者の乗る車が次々と新たに整備された国道を通っていきました。なお、24日開通した区間から高島市に続く区間の拡幅工事は、引き続き事業が進められることになっています。
2025年11月24日(月) 18:35

近江八幡・長光寺で人形供養

大切な思い出の詰まった人形やぬいぐるみなどを供養する法要が、24日近江八幡市のお寺で営まれました。

近江八幡市の長光寺は、高野山真言宗のお寺で今から1400年あまり前に聖徳太子が創建したと伝わっています。人形供養は、長光寺が、毎年この時期に行っているもので今年も地域や近隣の府県などからおよそ8000体の人形やぬいぐるみなどが持ち込まれました。

お寺の前に、護摩壇が設けられ持ち込まれた人形が修験者らの手で次々と焚き上げられ供養されました。

訪れた人たちは、僧侶の読経が流れる中、役目を終えた人形に静かに手を合わせていました。
2025年11月24日(月) 18:30

「こども宅食」勉強会

困りごとがある子育て家庭に定期的に食品などを届ける「こども宅食」の勉強会が、6日、甲賀市内で開かれ、活動を検討しているこども園や児童養護施設の担当者らが参加しました。


勉強会は、「こども宅食」の全国的な普及を目指して、ノウハウの提供や支援を行っている「こども宅食応援団」が主催となり、地域での活動を検討しているこども園や、児童養護施設、子ども食堂を運営している団体などの担当者が参加しました。「こども宅食」は、経済的な問題をはじめ、養育、就労などで様々な困りごとがある子育て家庭に定期的に食品などを届けることでつながり、支援につなげることを目指しています。


「こども宅食応援団」によりますと、登録している団体は県内で3つありますが、関西2府4県の内、和歌山県と同数で最も少ないということです。

この日は、仕事と子育てで時間的、金銭的、また心理的な余裕がなく、支援を受けにくい背景があることの説明や、実際に活動している団体から対象としている世帯や訪問頻度など具体的な活動の発表もあり、参加者はメモを取りながら、聞き入っていました。
2025年11月23日(日) 18:33

ひき逃げなどの疑いでタクシー運転手を逮捕

22日大津市内の路上で、男性が血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認された事件で、警察は23日、ひき逃げなどの疑いでタクシー運転手の男を逮捕しました。
過失運転致死とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、大津市に住むタクシー運転手の男です。警察の調べによりますと、男は、22日午前6時ごろ、大津市小関町の市道で、車を運転中に大津市三井寺町に住むイベント業・松原眞路さん60歳と衝突し、けがを負わせて死亡させたにもかかわらず、その場から逃走した疑いがもたれています。
付近の防犯カメラから、タクシーが通っていたことがわかり、男は事故当時、タクシーで客を迎えに行く途中だったとみられています。警察の調べに対し男は「人と衝突したとは思っていない。縁石など硬いものに引っ掛けたと思った」と容疑を否認しているということです。また、事故を警察に届け出なかったことについては「客が待っていたのでそちらを優先した」と話しているということです。警察が事故当時の状況を詳しく調べています。
2025年11月23日(日) 18:30

彦根市でeスポーツの全国大会 東近江市の小学生が優勝

彦根市では「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」の文化プログラムでもあるeスポーツの全国大会が開かれました。「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」は、2019年から、国体・国スポの文化プログラムとして行われていて、今回の大会には、約23万人の中から勝ち上がった46人の選手が参加しました。2日目の23日は、「ぷよぷよ」や「パズドラ」といった人気ゲームの決勝戦が行われ、このうち「ぷよぷよeスポーツ」小学生の部では、滋賀県代表で東近江市の6年生よし選手が優勝しました。よし選手は「優勝できて嬉しい。eスポーツで友達が増えている。来年も出られたら出たい」と話していました。よし選手は、おととしは鹿児島県で、去年は佐賀県で、全国大会に出場しましたが、今年、地元・滋賀県での大会で初めての優勝を勝ち取ったということです。なお会場では、滋賀県eスポーツ協会と八幡工業高校eスポーツ部も体験ブースを設けるなど、大会を盛り上げました。
2025年11月22日(土) 19:14

血を流して倒れている男性 死亡確認 警察が捜査

22日早朝、大津市小関町の路上で、頭から血を流して倒れている男性が見つかりました。男性はその後、死亡が確認され、警察が事件と事故の両面で捜査しています。

22日午前6時10分ごろ、大津市小関町の市道で、通行人から「男性が頭から血を流して倒れている」と110番通報がありました。

大津警察署によりますと、男性は大津市三井寺町、イベント業、松原眞路さん(60)です。松原さんは頭から出血し、意識不明の重体でしたが、約1時間半後に死亡が確認されました。

現場は閑静な住宅街で、付近の住民は「女性の叫び声が聞こえた。血の跡を見て命に関わると思ってぞっとした」などと話していました。


警察は、防犯カメラやドライブレコーダーなどを調べ、事故と事件の両面で捜査を進めるとしています。
2025年11月22日(土) 19:01

メジャーリーグベースボールカップ開会式

小学6年生以下の硬式野球の選手が参加するMLB・メジャーリーグベースボールカップの全国決勝大会の開会式が22日、大津市内で開かれ、選手たちが健闘を誓いました。

全国決勝大会には、日本少年野球連盟や日本リトルリーグ野球協会など計5団体から、予選を勝ち抜いたり選抜されたりした9チームが出場しました。

大津市のマイネットスタジアム皇子山で行われた開会式では、東京都や大阪府、鹿児島県など7都府県から参加した9チームの選手たちがはつらつと入場しました。


またゲストとして、元メジャーリーガーのマック鈴木さんや五十嵐亮太さんらが出席しました。そして、選手宣誓は、「お互いを尊重してフェアプレイで戦います」「仲間を信じて最後まであきらめません」などと9チームの主将が力強く言葉をつなぎました。さらに始球式も、「勝つ」「てっぺんとるぞ」などの各チームの思いを描いたボールを9人の選手が、つないで投げました。

開会式の後には、ホームランダービーも行われ、参加した選手は声援を受けながら、豪快な打球を飛ばしていました。大会は24日に決勝戦を行う予定で、びわ湖放送では当日の午後1時30分から生中継で試合の模様をお伝えします。
2025年11月21日(金) 18:50

詐欺に注意を!滋賀県内の被害件数と金額が昨年を上回る

年々拡大している詐欺の被害。滋賀県警によりますと、今年に入ってから10月末までの滋賀県内での特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の被害が発生件数、被害総額ともに去年1年間を上回ったことがわかりました。
約1990億円。この数字は日本全国での特殊詐欺とSNS型投資、ロマンス詐欺の去年1年間での被害額です。

滋賀県警の発表によりますと、今年1月から10月末までの県内での被害件数は特殊詐欺が332件、被害総額 約10億3520万円で、すでに去年1年間の被害を上回っています。
またSNS型投資・ロマンス詐欺は261件、被害総額が約26億5700万円でこちらもすでに去年1年間の被害を上回っています。
滋賀県警・生活安全部の筒井 主席参事官は「今年は特に、偽警察官が捜査の目的で金銭をだまし取るニセ警察官詐欺が激増しているのですが、警察は電話で取り調べをしたり逮捕状を見せることはありません」

「SNS型投資ロマンス詐欺では投資名目の被害が増加しているのですが、必ず儲かるような投資はありません。会ったこともない人にお金を渡してはいけません」と一層の警戒を求めていました。

多様化する詐欺の手口。警察では、啓発活動や公式アプリ「ぽけっとポリスしが」で被害の発生状況を掲載するなど注意を呼びかけています。
2025年11月21日(金) 18:42

「志を大きく、心を大きく」 滋賀大学教育学部附属小学校で創立150周年記念式典

滋賀大学教育学部附属小学校の創立150周年を記念する式典が21日、学校で開かれました。
大津市の滋賀大学教育学部附属小学校は、1875年(明治8年)に小学校教員伝習所として創立されました。
滋賀大学の竹村学長は「150周年の記念すべき時に立ち会えたことを共に喜び、本校の充実と発展に力を尽くしてこられた多くの方々への感謝の気持ちを忘れてはいけません」と挨拶しました。

記念式典には、三日月大造知事らも出席し、お祝いの言葉を述べました。
三日月滋賀県知事「いまを生きる、と校門を入ったところの石に刻んであった。今を生きることは、未来へ生きることにつながると思った。夢を持って未来に向かって、いろんなことを学び日々過ごしてほしい」と温かく語っていました。

出席者からのエールを受け、児童を代表して6年生の南心愛さんが「志を大きく、心を大きく、自分にできることを頑張っていきたい」と応えていました。
式典後は、卒業生によるピアノ演奏や声楽の披露なども行われ、児童ら参加者は創立150周年を祝っていました。
2025年11月21日(金) 18:33

愛荘町長選挙 現職の有村氏が3期目を目指し出馬表明

任期満了に伴い来年2月に行われる愛荘町長選挙に、現職の有村国知さんが3期目を目指して出馬することを21日から始まった12月町議会で表明しました。

有村国知さんは51歳。民間企業での勤務や国会議員秘書などを経て、2018年の愛荘町長選挙で初当選し現在2期目です。
議会終了後の会見で有村さんは「子育て・健康・経済に重点を置き、学校給食の無償化や妊娠、出産時のお祝い制度、けんこう愛荘をテーマにしたまちづくりなどを進めたい」と3期目への出馬理由を語りました。

なお、愛荘町長選挙には、新人で町議会議長の森野隆さん(66)がすでに出馬を表明しています。
任期満了に伴う愛荘町長選挙は、来年2月17日(火)告示・22日(日)投開票です。
2025年11月20日(木) 19:50

冥福を祈る 滋賀県警で殉職警察職員慰霊祭

殉職した警察官の慰霊祭が20日、滋賀県警察本部で営まれ参列者が冥福を祈りました。
県警本部で営まれた殉職警察職員慰霊祭には、遺族をはじめ県警の幹部など約60人が参列しました。
慰霊祭では、県警の池内久晃本部長が「滋賀県警察職員一同 御霊の献身的な行動に対しまして、深く敬意をあらわにするものであります。」と追悼の言葉を述べました。
滋賀県に警察が設置された明治8年以降、殉職した警察官は39人。直近では、2018年に、彦根市の交番で当時41歳の巡査部長が部下に拳銃で撃たれ殉職しています。参列者らは一人一人献花を行い、静かに殉職者の冥福を祈っていました。
2025年11月20日(木) 19:27

滋賀県立高校の20代男性教諭が女子生徒にセクハラで減給処分

滋賀県立高校の男性教諭がSNSアプリのLINEで複数の女子生徒と私的なやりとりを行い、不適切な言動でセクハラを行ったとして、滋賀県教育委員会は20日付で男性教諭を減給処分としました。
20日付で、減給10分の1・3カ月の処分となったのは、県立高校に勤める20代の男性教諭です。県教育委員会によりますと、男性教諭は去年5月ごろから今年9月初めにかけて、自身が勤める県立高校の女子生徒13人と校長の許可を得ず、SNSアプリ「LINE」で私的なやりとりを行っていました。

その中で、複数の女子生徒に対しては、「自分との面談の時は、スカートを短くしたりシャツのボタンを外すなどリラックスしてもいい」などと不適切な文言でセクハラを行ったということです。
複数の女子生徒は精神的苦痛を与えられたとして、別の教諭に相談し今回の事案が発覚しました。男性教諭は「生徒の心を傷つけて申し訳なかった」と反省しているということです。
県教育委員会は、研修などを通じて再発防止に努めるとともに、校長の許可なく教師と生徒とのLINEでの私的なやりとりをしないよう改めて注意し、生徒に対しても周知していくとしています。
2025年11月20日(木) 19:03

校内を彩った花壇の出来栄え競う「フラワー・ブラボー・コンクール」表彰式 

滋賀県内の小・中学校や特別支援学校の子どもたちがつくった花壇の出来栄えなどを競う「フラワーブラボーコンクール」の表彰式が11日、滋賀県庁で開かれました。
県庁で開かれた表彰式には、最優秀にあたる滋賀県大賞をはじめ、優良賞以上を受賞した14校のうち9校の代表者らが出席しました。
審査長を務めた滋賀県の食のブランド推進室・森真里室長は「暑さなど厳しい状況の中で生育が良くなる工夫や努力を重ねていることが伝わってきた」と講評しました。
大賞は、守山市立河西小学校が受賞。地域との関わりの中で花壇をつくり、配色のバランスや開花のタイミングを合わせる技術力の高さが評価されました。

また特別賞の農林水産大臣賞は甲賀市立甲南中部小学校が、

優秀賞の一つBBCびわ湖放送賞には長浜市立田根小学校がそれぞれ選ばれました。

コンクールには県内20校が参加し、地方審査、中央審査を経て受賞が決まりました。
大賞を受賞した河西小学校の児童は「全員が思いを込めた良い花壇になった。コツコツ積み重ねたら努力が実ることが分かったので、これからも難しいことやできない困難があれば、コツコツ積み重ねて頑張りたい」と話していました。
2025年11月20日(木) 18:45

滋賀県11月定例議会 看護人材の確保など 約32億円の補正予算案提出へ

滋賀県は、来週から始まる11月定例議会に看護人材の確保に充てる積立金など、一般会計で約32億円を増額する補正予算案を提出します。
11月県議会に提出されるのは、一般会計・約32億600万円の補正予算案です。
このうち、看護学生の奨学金などの支援や医療機関のICT化で負担の少ない働き方を支援するなど、看護人材の確保・定着を図る地域医療介護総合確保基金の積立金として、31億円が計上されています。

また来年、築城450年を迎える安土城関連では、デジタル技術を活用した見える化事業として、現在配信されているアプリのリニューアルや、現地の特別史跡内に環境にやさしいバイオトイレを新設する費用約4500万円が計上されています。

補正予算案は、11月定例県議会の初日、11月27日に提出されます。
2025年11月19日(水) 19:18

滋賀県 三日月知事 日中関係について観光への影響など懸念 「私たちなりに関係悪化を乗り越える努力ができれば」

高市総理の国会答弁に中国が反発し、訪日自粛など関係冷え込みの長期化が懸念されている問題について、19日の定例会見で三日月知事は観光への影響などに懸念を示しました。
三日月知事は11月7日から10日にかけて、友好協定を結ぶ中国・湖南省などを訪れ、湖南省のトップにあたる中国共産党 瀋暁明 湖南省委員会書記との会談などに臨みました。

19日の定例会見では、訪中したばかりの三日月知事に日中関係悪化の影響について質問が飛びました。
三日月大造知事は、「現地で今、報道で言われているようなことを原因とする緊張を強いられる場面は全くなかった。」と説明した上で、インバウンドなど滋賀県内の観光業への影響については―
「観光業を中心に少なからず影響は出ると思う。この状況は良くない。できるだけ早く改善をすべきこと。今回訪中して、次こういうことをやろうと言って帰ってきたこともあるので、そのことにまつわる対話をすることで、関係悪化を乗り越えていくような努力を私たちなりにできたら」と述べました。
2025年11月19日(水) 19:10

若者の被害なくしたい 消費者トラブル啓発動画の審査会

滋賀県庁では19日、若者の消費者トラブルを啓発する動画コンテストの審査委員会が開かれました。
このコンテストは県の消費生活センターが主催するもので、19日の審査委員会には県や平和堂、生活協同組合コープしがなどから7人の審査委員が出席しました。
昨年度に続き第2回目の開催となった今回は34作品の応募があり、いずれも作品は15秒から60秒の動画内に「若者を狙った消費者トラブルに気を付けること」や、「消費者ホットライン188=いやや」を入れることなどが決まりとなっています。
県の消費生活センターによりますと、29歳以下の若者の相談件数は今年度上半期の暫定値で655件と、昨年度の同時期と比べて約1.3倍に増えているということです。

19日の審査委員会では入賞8作品が選ばれ、知事賞に選ばれた作品は啓発周知のためにSNSなどで発信されます。なお入賞者の表彰式は12月25日に行われます。
2025年11月19日(水) 19:00

滋賀県の鳥「カイツブリ」琵琶湖博物館で初の人口育雛に成功

滋賀県の鳥に指定されているカイツブリ。そのカイツブリを孵化から人工的に育てる人工育雛に琵琶湖博物館が成功しました。
かわいらしいカイツブリの3羽の雛たち。雛鳥の時期にしか見られない顔の縞模様が特徴です。

大人の鳥でも体長が20センチほどの小柄なカイツブリは、絶滅のおそれがある滋賀県レッドデータブックで希少種に指定されている県を代表する野鳥です。
草津市にある県立琵琶湖博物館では、開館以来カイツブリを展示していますが、これまでは親鳥の子育てが良好だったため人工育雛は行ってきませんでした。

しかし、今年は親鳥が卵を産まなかったことから、初めて人工的に育てることになりました。
今年8月に東京都の井の頭自然文化園から有精卵3個を譲り受け、8月10日から11日にかけて3羽が孵化。

その後バックヤードで2ヵ月間、雛を人工的に育ててきました。
その後、体の大きさが成鳥とほぼ同じ大きさとなったため、10月21日から展示水槽へ移動し一般に公開されています。
琵琶湖博物館によりますと、カイツブリは縄張り意識が強く成鳥になるとオスとメスのペア以外の同居が難しいことから、複数の個体が見られるのは幼鳥期だけということです。

カイツブリの雛たちの展示は水族展示室で来年2月末ごろまでの予定ですが、琵琶湖博物館では早めの来館を呼びかけています。
2025年11月19日(水) 18:49

労働環境の改善へ ごみ収集車用の洗浄装置を導入

人材の確保や定着に頭を悩ませる企業は多いですが、働く環境の改善を通じて人材の確保をはかろうと、廃棄物処理を行う湖南市の企業が、事業所などから出るごみを集めるごみ収集車に専用の最新鋭の洗浄装置を導入し注目されています。
ごみ収集車専用の洗浄装置を導入したのは湖南市の廃棄物処理業のミタカグループです。
ミタカグループでは、作業員の働く環境の改善と業務の効率化をはかろうと、ごみ収集車専用の「パラレルウォッシャー」と、「シャワーホッパー」の2つの最新鋭の洗浄装置を導入しました。

これまでの方法では、作業員が洗浄中に汚れた水を被ったり、天井部分での洗浄で車両のステップに乗って洗ったりするなど衛生面や安全面などで多くの課題がありましたが、この洗浄装置の導入でこうした課題の軽減がはかれたということです。
洗浄装置は、日野町に拠点を置く物流システムメーカーのダイフクが開発したものです。
ごみ収集車の一般的な洗車は従業員が手作業で行っていますが、この洗浄装置は内部と外部が自動で洗浄でき、作業時間の短縮や節水にもつながるということです。

ミタカグループの三峰社長は「この業界はきついというイメージで人材不足が深刻ですが、作業員の身体的・精神的な負担が軽減されて働きやすい環境が作れたらと思います。また、こういったことが全国に広がることで、業界全体がクリーンなイメージがついて、多くの方が働きやすい環境づくりに貢献できればと思います。」と期待を込めて話していました。
2025年11月19日(水) 18:45

伊吹山と比良山で初冠雪

全国各地から本格的な冬到来の話題が届いていますが、彦根地方気象台は、県内最高峰の伊吹山で初冠雪を観測したと発表しました。
伊吹山の初冠雪は平年より1日早く、去年より12日早いということです。

また19日は、比良山でも初冠雪が観測され、こちらは平年より2日早く去年と同じ日だということです。

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