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2025年5月21日(水) 19:27
四万十川水難事故を受け安全講習会 教職員らがライフジャケット着用方法など学ぶ
2007年7月に高知県・四万十川で児童2人が死亡した水難事故を受け、甲賀市は市内の小中学校の教諭らを一堂に集めてライフジャケットの正しい着用方法などを学ぶ講習会を開きました。
2007年7月31日、高知県・四万十川で、甲賀市教育委員会が主催した野外体験講座で、信楽小学校の6年生と5年生の女子児童2人が死亡する事故が起きました。
事故調査報告書では、不十分な引率体制や監視体制の不備などが指摘され、市職員は深い反省と自覚をすべきと明記されました。
市は7月31日を「青少年活動安全誓いの日」と定め、事故を忘れず再発防止を誓っています。
市教委は20日、小中学校の体育主任らを一堂に集めた安全指導者講習会を実施。
甲賀B&G海洋センター職員の指導のもと25人が参加しました。ライフジャケットの正しい着用方法をはじめ、着用した状態で手足をゆっくりと動かして進む泳ぎ方や、救助姿勢などを実践しました。
また、落水の怖さを体験するためにプールサイドに手をつないで並び、引っ張られて背後から落ちる体験のほか、ペットボトルに少量の水を入れ、要救助者の近くに投げたり棒やゴミ袋など身近な物を使ったりした救助練習にも取り組みました。
当時の水難事故で亡くなった児童の幼馴染で、去年に引き続いて参加した教諭は―「(前回の講習後)学校で5、6年生を対象にライフジャケットを着た講習と着衣泳を実際にやった。子どもたちも、どういう感じなのか心配そうだったが、実際に学んで『この夏ライフジャケット買ってもらおうかな』と話している子どもがいたり、みんな楽しみながら『こうやったらうまく浮けるで』などと教え合う様子がみられて良かった」と話していました。
市は今年4月から、市民がライフジャケットを購入する際、購入金額の2分の1、上限4000円を補助する制度を新設しました。
2007年7月31日、高知県・四万十川で、甲賀市教育委員会が主催した野外体験講座で、信楽小学校の6年生と5年生の女子児童2人が死亡する事故が起きました。
事故調査報告書では、不十分な引率体制や監視体制の不備などが指摘され、市職員は深い反省と自覚をすべきと明記されました。
市は7月31日を「青少年活動安全誓いの日」と定め、事故を忘れず再発防止を誓っています。
市教委は20日、小中学校の体育主任らを一堂に集めた安全指導者講習会を実施。
甲賀B&G海洋センター職員の指導のもと25人が参加しました。ライフジャケットの正しい着用方法をはじめ、着用した状態で手足をゆっくりと動かして進む泳ぎ方や、救助姿勢などを実践しました。
また、落水の怖さを体験するためにプールサイドに手をつないで並び、引っ張られて背後から落ちる体験のほか、ペットボトルに少量の水を入れ、要救助者の近くに投げたり棒やゴミ袋など身近な物を使ったりした救助練習にも取り組みました。
当時の水難事故で亡くなった児童の幼馴染で、去年に引き続いて参加した教諭は―「(前回の講習後)学校で5、6年生を対象にライフジャケットを着た講習と着衣泳を実際にやった。子どもたちも、どういう感じなのか心配そうだったが、実際に学んで『この夏ライフジャケット買ってもらおうかな』と話している子どもがいたり、みんな楽しみながら『こうやったらうまく浮けるで』などと教え合う様子がみられて良かった」と話していました。
市は今年4月から、市民がライフジャケットを購入する際、購入金額の2分の1、上限4000円を補助する制度を新設しました。

2025年5月21日(水) 19:17
防犯カメラに不審人物の姿 住宅の駐車場から高級車が盗まれる
20日未明、滋賀県東近江市の住宅の駐車場から高級自動車が盗まれました。防犯カメラには、盗まれた車に乗り込む不審な人物の姿が記録されていて、警察が窃盗事件として捜査しています。
映像には、黒いフードをかぶった不審者が車に乗り込み、走り去っていく様子が記録されています。警察によりますと、20日午前2時過ぎ、東近江市に住む41歳の男性の自宅駐車場から、時価1000万円相当のトヨタのランドクルーザー“300”が1台盗まれました。
盗まれた車は施錠されていたということで、警察では高級車を狙った窃盗事件として逃げた人物の行方を追っています。
映像には、黒いフードをかぶった不審者が車に乗り込み、走り去っていく様子が記録されています。警察によりますと、20日午前2時過ぎ、東近江市に住む41歳の男性の自宅駐車場から、時価1000万円相当のトヨタのランドクルーザー“300”が1台盗まれました。
盗まれた車は施錠されていたということで、警察では高級車を狙った窃盗事件として逃げた人物の行方を追っています。

2025年5月21日(水) 19:02
長寿寺の伝統行事 児童が「鬼走り」体験
滋賀県の湖南市立石部南小学校の児童が21日、湖南市の長寿寺で伝統行事「鬼走り」を体験しました。
伝統行事「鬼走り」の体験は国宝の本堂で行われ、3年生約40人が参加しました。
「鬼走り」は無病息災などを願う伝統行事で、鬼役を務めると一人前と認められる「成人式」の意味合いもあったということです。
まず児童たちは、藤支良道住職や地域住民から指導を受け、太鼓や鉦の打ち方や鬼役の動きを練習。その後、体験本番に臨みました。
藤支住職の「雷声!」という掛け声を合図に、たいまつや太刀、槍などを持った鬼役が登場。
太鼓や鉦がよりいっそう大きく打ち鳴らされ、鬼役を追い払いました。
参加した児童らは「緊張したし、楽しかった」「もう1回やりたい」「うれしかった、いろいろ知れて満足」と笑顔で話していました。
藤支住職は「とても熱心に参加してくれて、寺のことも興味を持ってもらえて大変うれしく思う。子どもの成長を祝うとても良い行事だと思うので、地元だけでなく地域に理解が広まってたくさんの人に参加してもらえる伝統行事になっていけばうれしい」と話していました。
伝統行事「鬼走り」の体験は国宝の本堂で行われ、3年生約40人が参加しました。
「鬼走り」は無病息災などを願う伝統行事で、鬼役を務めると一人前と認められる「成人式」の意味合いもあったということです。
まず児童たちは、藤支良道住職や地域住民から指導を受け、太鼓や鉦の打ち方や鬼役の動きを練習。その後、体験本番に臨みました。
藤支住職の「雷声!」という掛け声を合図に、たいまつや太刀、槍などを持った鬼役が登場。
太鼓や鉦がよりいっそう大きく打ち鳴らされ、鬼役を追い払いました。
参加した児童らは「緊張したし、楽しかった」「もう1回やりたい」「うれしかった、いろいろ知れて満足」と笑顔で話していました。
藤支住職は「とても熱心に参加してくれて、寺のことも興味を持ってもらえて大変うれしく思う。子どもの成長を祝うとても良い行事だと思うので、地元だけでなく地域に理解が広まってたくさんの人に参加してもらえる伝統行事になっていけばうれしい」と話していました。

2025年5月21日(水) 18:27
湖のマリーナでアジア初の快挙 ブルーフラッグ認証取得
滋賀県守山市にあるヤンマーサンセットマリーナが環境保存などに努める施設に与えられる「ブルーフラッグ」認証を取得しました。湖のマリーナとしてはアジア初となる快挙です。
「ブルーフラッグ」認証は、1985年にフランスで誕生した制度で、国際環境教育基金が定めた環境保全や安全対策・環境教育などに関する基準を満たしたビーチやマリーナ・観光ボートに与えられます。
4月10日、新たに認証を受けたのは守山市にあるマリンアクティビティ施設「ヤンマーサンセットマリーナ」で、国内では3番目、湖にあるマリーナとしてはアジア初となります。
マリーナが認証を受けるためには、6分野37項目を満たす必要がありますが、「ヤンマーサンセットマリーナ」ではびわ湖の環境を守るためのイベントを定期的に行っていることや、びわ湖の水草をコンポスターを使って肥料にする「資源循環」の取り組みなどが評価されました。
ヤンマーサンセットマリーナの中村好美さんは「認証取得の報告をうけて感慨深くうれしく思っている。ゴミが置きっぱなしになっていたり、サビが出るようなものを置いたままだったのを、見て見ぬふりではなく、しっかりリーダーを決めてやった。守山市から全国に発信できるような形がとれれば」と話していました。
認証は毎年更新する必要があり、「ヤンマーサンセットマリーナ」は、今後も認証を継続できるようすすめていきたいとしています。
「ブルーフラッグ」認証は、1985年にフランスで誕生した制度で、国際環境教育基金が定めた環境保全や安全対策・環境教育などに関する基準を満たしたビーチやマリーナ・観光ボートに与えられます。
4月10日、新たに認証を受けたのは守山市にあるマリンアクティビティ施設「ヤンマーサンセットマリーナ」で、国内では3番目、湖にあるマリーナとしてはアジア初となります。
マリーナが認証を受けるためには、6分野37項目を満たす必要がありますが、「ヤンマーサンセットマリーナ」ではびわ湖の環境を守るためのイベントを定期的に行っていることや、びわ湖の水草をコンポスターを使って肥料にする「資源循環」の取り組みなどが評価されました。
ヤンマーサンセットマリーナの中村好美さんは「認証取得の報告をうけて感慨深くうれしく思っている。ゴミが置きっぱなしになっていたり、サビが出るようなものを置いたままだったのを、見て見ぬふりではなく、しっかりリーダーを決めてやった。守山市から全国に発信できるような形がとれれば」と話していました。
認証は毎年更新する必要があり、「ヤンマーサンセットマリーナ」は、今後も認証を継続できるようすすめていきたいとしています。

2025年5月20日(火) 18:58
栗東市の交差点で死亡事故 運転手の男を逮捕
20日早朝、滋賀県栗東市の国道交差点でトラックと自転車が衝突する事故があり、自転車に乗っていた高齢男性が死亡しました。
警察によりますと、20日午前5時40分ごろ、栗東市上鈎の国道1号線の交差点で右折しようとしたトラックと横断帯を渡っていた自転車が衝突しました。
この事故で、自転車に乗っていた草津市の65歳の男性が頭を強く打つなどし、病院に運ばれましたが、約5時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、男性はヘルメットを着用していなかったということです。
また警察は、トラックを運転していた近江八幡市の会社員の男・50歳を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
調べに対し、この男は「間違いない」と容疑を認めているということです。
現場は見通しの良い交差点で、警察では容疑を過失運転致死に切り替え、事故の原因など詳しく調べる方針です。
警察によりますと、20日午前5時40分ごろ、栗東市上鈎の国道1号線の交差点で右折しようとしたトラックと横断帯を渡っていた自転車が衝突しました。
この事故で、自転車に乗っていた草津市の65歳の男性が頭を強く打つなどし、病院に運ばれましたが、約5時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、男性はヘルメットを着用していなかったということです。
また警察は、トラックを運転していた近江八幡市の会社員の男・50歳を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
調べに対し、この男は「間違いない」と容疑を認めているということです。
現場は見通しの良い交差点で、警察では容疑を過失運転致死に切り替え、事故の原因など詳しく調べる方針です。

2025年5月20日(火) 18:38
びわ湖大津館で春バラ見ごろ
まだ5月ですが、滋賀県内では20日、東近江市や大津市などで今年初めての「真夏日」となりました。そんな中、大津市では春のバラが見ごろを迎えています。
湖畔に庭園がある「びわ湖大津館」で約300品種・3000株のバラが咲き誇っています。
白や紫のオールドローズをはじめ、赤レンガの壁沿いには淡いピンクの「ピエール ドゥ ロンサール」や、鮮やかな赤の「レーヌ デ ヴィオレット」などのツルバラが咲き、春ならではの光景と香りを楽しむことができます。
京阪園芸・緒方 大津支店長は「多くのツルバラやオールドローズが咲いているが、春にしか咲かないので、そこの醍醐味を楽しんでほしい。今年の春は夜温が低く日中との寒暖差があり、バラにとっては良い環境で育ったので、香りも発色も良いので非常に当たり年となっている」と話していました。
びわ湖大津館の「春のローズフェスタ」は6月8日までで、期間中は、寄せ植え教室や父の日に合わせて押し花を使ったタンブラー作りなども行われる予定です。
湖畔に庭園がある「びわ湖大津館」で約300品種・3000株のバラが咲き誇っています。
白や紫のオールドローズをはじめ、赤レンガの壁沿いには淡いピンクの「ピエール ドゥ ロンサール」や、鮮やかな赤の「レーヌ デ ヴィオレット」などのツルバラが咲き、春ならではの光景と香りを楽しむことができます。
京阪園芸・緒方 大津支店長は「多くのツルバラやオールドローズが咲いているが、春にしか咲かないので、そこの醍醐味を楽しんでほしい。今年の春は夜温が低く日中との寒暖差があり、バラにとっては良い環境で育ったので、香りも発色も良いので非常に当たり年となっている」と話していました。
びわ湖大津館の「春のローズフェスタ」は6月8日までで、期間中は、寄せ植え教室や父の日に合わせて押し花を使ったタンブラー作りなども行われる予定です。

2025年5月20日(火) 18:31
県立総合病院に遊具を寄贈
来院した子どもたちが待ち時間に遊べるようにと、県内3つのライオンズクラブが県立総合病院に遊具を寄贈しました。
5月16日、守山市にある県立総合病院では、草津ライオンズクラブ、近江守山ライオンズクラブ、水口ライオンズクラブから寄贈された院内に設置する遊具の寄贈式が行われました。
寄贈式では、草津ライオンズクラブの高田裕子会長らから県立総合病院の足立壯一病院長に目録などが手渡されました。
ライオンズクラブでは、寄贈にあたり病院側と協議した結果、来院した子どもたちが遊ぶ遊具が古くなっていたことから、子どもたちが安心して遊ぶことのできる木製の丈夫な遊具を寄贈することにしたということです。
遊具は、県立総合病院のこども棟に置かれ、早速訪れた子どもが遊んでいる様子が見られました。
5月16日、守山市にある県立総合病院では、草津ライオンズクラブ、近江守山ライオンズクラブ、水口ライオンズクラブから寄贈された院内に設置する遊具の寄贈式が行われました。
寄贈式では、草津ライオンズクラブの高田裕子会長らから県立総合病院の足立壯一病院長に目録などが手渡されました。
ライオンズクラブでは、寄贈にあたり病院側と協議した結果、来院した子どもたちが遊ぶ遊具が古くなっていたことから、子どもたちが安心して遊ぶことのできる木製の丈夫な遊具を寄贈することにしたということです。
遊具は、県立総合病院のこども棟に置かれ、早速訪れた子どもが遊んでいる様子が見られました。

2025年5月20日(火) 18:19
元滋賀大学学長 佐和隆光さんが死去
訃報です。
滋賀大学の元学長で、京都大学名誉教授の佐和隆光さんが慢性心不全のため、亡くなりました。82歳でした。
環境経済学などを専門とする佐和隆光さんは、和歌山県出身。2010年4月から6年間、滋賀大学の学長を務め、全国初となるデータサイエンス学部の設立に向けて尽力しました。大学によりますと、佐和さんは5月17日、慢性心不全のため自宅で亡くなったということです。82歳でした。
通夜は、5月22日(木)午後7時半から
葬儀・告別式は、5月23日(金)午前10時から
いずれも京都市の公益社南ブライトホールで営まれます。
滋賀大学の元学長で、京都大学名誉教授の佐和隆光さんが慢性心不全のため、亡くなりました。82歳でした。
環境経済学などを専門とする佐和隆光さんは、和歌山県出身。2010年4月から6年間、滋賀大学の学長を務め、全国初となるデータサイエンス学部の設立に向けて尽力しました。大学によりますと、佐和さんは5月17日、慢性心不全のため自宅で亡くなったということです。82歳でした。
通夜は、5月22日(木)午後7時半から
葬儀・告別式は、5月23日(金)午前10時から
いずれも京都市の公益社南ブライトホールで営まれます。

2025年5月19日(月) 18:31
大津保護司殺害事件を受け 県が再発防止の取り組み
去年5月に大津市で保護司の男性が殺害された事件から間もなく1年。
滋賀県は、保護司のなり手確保の支援や面接場所の確保など、更生保護や再犯防止の取り組みが停滞しないよう進めています。
去年5月、大津市で保護司をしていた新庄博志さんが殺害され、保護観察の対象者が逮捕された事件を受けて、県は保護司会連合会など、更生保護の関係団体と意見交換を行ってきました。その中で、課題となったのは、「保護観察期間中の面接場所の確保」や「保護司のなり手不足」です。県は、国や市町・更生保護関係団体と「再犯防止担当者会議」を開き、連携して取り組めることを協議してきました。
協議の結果、面接場所については、自宅以外に県の会議室や市町の公民館などの貸し出しが可能になるなど、今年4月には、再犯防止推進計画が県内すべての市町で策定されたということです。
また県は、県職員の退職予定者を対象に保護司活動の説明会を開くなど、なり手確保の活動も進めています。
滋賀県の三日月大造知事は「全国的に見ると、高齢化の影響なのか、人口減少の影響なのか、この(去年5月の)事件も影響しているからなのか、(保護司が)定員に対して少なくなっている状況をみると、まだまだみんなで呼びかけ等をしていく必要もあるのではないか。」と話していました。
滋賀県は、保護司のなり手確保の支援や面接場所の確保など、更生保護や再犯防止の取り組みが停滞しないよう進めています。
去年5月、大津市で保護司をしていた新庄博志さんが殺害され、保護観察の対象者が逮捕された事件を受けて、県は保護司会連合会など、更生保護の関係団体と意見交換を行ってきました。その中で、課題となったのは、「保護観察期間中の面接場所の確保」や「保護司のなり手不足」です。県は、国や市町・更生保護関係団体と「再犯防止担当者会議」を開き、連携して取り組めることを協議してきました。
協議の結果、面接場所については、自宅以外に県の会議室や市町の公民館などの貸し出しが可能になるなど、今年4月には、再犯防止推進計画が県内すべての市町で策定されたということです。
また県は、県職員の退職予定者を対象に保護司活動の説明会を開くなど、なり手確保の活動も進めています。
滋賀県の三日月大造知事は「全国的に見ると、高齢化の影響なのか、人口減少の影響なのか、この(去年5月の)事件も影響しているからなのか、(保護司が)定員に対して少なくなっている状況をみると、まだまだみんなで呼びかけ等をしていく必要もあるのではないか。」と話していました。

2025年5月19日(月) 17:42
「気温上がるのに…」公民館や神社狙い エアコン室外機10台盗まれる
滋賀県近江八幡市の公民館や神社で、合わせて10台のエアコン室外機が盗まれたと18日、警察に届け出がありました。
盗まれたエアコン室外機は、いずれも近江八幡市にある北津田町公民館の8台と、金剛寺町公民館1台、隣接する若宮神社の社務所1台の合わせて10台・時価総額約23万5000円です。
室外機は、どれも道路や公共施設の敷地から見える場所に設置してあり、室内機とつなぐホースが切断されているのが分かります。
北津田町の辻 伸二自治会長は「18日朝10時に来たら、電気がつかない。電気のブレーカーが切られていた。(エアコン室外機が)ないと気付いた。自治会としては皆さんの共同のものなので心が痛む。気温も高くなってくる。人が集まる機会も多くなってくる。早急に手配したい。けっこう(金額が)掛かる。」
なお、1台が盗まれた金剛寺町公民館には、2台のエアコン室外機がありましたが、被害に遭わなかった1台は近くにセンサーライトがあり、足場部分の固定がされていました。
警察では、周辺の防犯カメラの解析などを行い捜査を進めるとともに、パトロールを強化し、センサーライトや防犯カメラ・室外機を地面に固定するなどの防犯対策を呼びかけています。
盗まれたエアコン室外機は、いずれも近江八幡市にある北津田町公民館の8台と、金剛寺町公民館1台、隣接する若宮神社の社務所1台の合わせて10台・時価総額約23万5000円です。
室外機は、どれも道路や公共施設の敷地から見える場所に設置してあり、室内機とつなぐホースが切断されているのが分かります。
北津田町の辻 伸二自治会長は「18日朝10時に来たら、電気がつかない。電気のブレーカーが切られていた。(エアコン室外機が)ないと気付いた。自治会としては皆さんの共同のものなので心が痛む。気温も高くなってくる。人が集まる機会も多くなってくる。早急に手配したい。けっこう(金額が)掛かる。」
なお、1台が盗まれた金剛寺町公民館には、2台のエアコン室外機がありましたが、被害に遭わなかった1台は近くにセンサーライトがあり、足場部分の固定がされていました。
警察では、周辺の防犯カメラの解析などを行い捜査を進めるとともに、パトロールを強化し、センサーライトや防犯カメラ・室外機を地面に固定するなどの防犯対策を呼びかけています。

2025年5月18日(日) 18:47
街全体がコンサート会場に「ルシオール アート キッズフェスティバル」
「街を歩けば音楽に出会う~つなぐ、音楽~」をテーマとした音楽イベントが18日、守山市で開かれました。
音楽イベント「ルシオール アート キッズフェスティバル」は、守山市などが主催する恒例行事です。14回目となった今年もメイン会場の守山市民ホールをはじめ、市内の屋内外に設けられた6つの会場では、様々な音楽家たちによる楽器の音色や歌声が響き渡りました。
また、市民ホール隣の立命館守山中学校・高等学校では、生徒たちによる和太鼓や吹奏楽のコンサートが開かれました。この日は蒸し暑い一日となりましたが、屋外の会場にも大勢の家族連れらが訪れ、手拍子で演奏に参加するなど音楽と触れ合う1日を満喫していました。
音楽イベント「ルシオール アート キッズフェスティバル」は、守山市などが主催する恒例行事です。14回目となった今年もメイン会場の守山市民ホールをはじめ、市内の屋内外に設けられた6つの会場では、様々な音楽家たちによる楽器の音色や歌声が響き渡りました。
また、市民ホール隣の立命館守山中学校・高等学校では、生徒たちによる和太鼓や吹奏楽のコンサートが開かれました。この日は蒸し暑い一日となりましたが、屋外の会場にも大勢の家族連れらが訪れ、手拍子で演奏に参加するなど音楽と触れ合う1日を満喫していました。

2025年5月18日(日) 18:36
太郎坊宮でお田植大祭
東近江市の太郎坊宮で18日、五穀豊穣を願う「お田植大祭」が行われました。
お田植大祭には、農業関係者や地元住民ら約30人が参加しました。神事では、宮司が祝詞を詠み上げ、厳かな雰囲気の中で巫女が神楽を舞って水田を清めました。
その後、早乙女姿の「JAグリーン近江」の新入職員や市職員らが水田に入り、音楽に合わせて、もち米の「滋賀羽二重糯」の苗を丁寧に手作業で植えていきました。
太郎坊宮によりますと、コロナ禍の影響で2019年を最後に手作業の田植えができず、久しぶりの再開となりました。
お田植大祭には、農業関係者や地元住民ら約30人が参加しました。神事では、宮司が祝詞を詠み上げ、厳かな雰囲気の中で巫女が神楽を舞って水田を清めました。
その後、早乙女姿の「JAグリーン近江」の新入職員や市職員らが水田に入り、音楽に合わせて、もち米の「滋賀羽二重糯」の苗を丁寧に手作業で植えていきました。
太郎坊宮によりますと、コロナ禍の影響で2019年を最後に手作業の田植えができず、久しぶりの再開となりました。

2025年5月17日(土) 19:13
永源寺図書館で地域の美術・工芸作家の作品展
地域に住む美術作家や工芸作家の作品を紹介する展示会が、17日から東近江市で始まりました。
東近江市の永源寺図書館では今、「永源寺ものづくり展2025」と題して、永源寺地区に拠点を持つ12人の美術作家や工芸作家の作品およそ100点を紹介しています。
会場には、型の上から糊を塗って固め特定の枠に色を入れて模様を作る型絵染の作品や、ヒビや節目が入った地域の木材を使って製作した机といす、また、木の塊からお椀を削り出す過程と使う道具を紹介するコーナーも設けられるなど幅広いジャンルの作品を見ることができます。
この他、近くの永源寺もみじ幼児園の園児が絵本を基に作った切り絵も展示されています。「永源寺ものづくり展」は、永源寺図書館で来月15日まで開かれています。
東近江市の永源寺図書館では今、「永源寺ものづくり展2025」と題して、永源寺地区に拠点を持つ12人の美術作家や工芸作家の作品およそ100点を紹介しています。
会場には、型の上から糊を塗って固め特定の枠に色を入れて模様を作る型絵染の作品や、ヒビや節目が入った地域の木材を使って製作した机といす、また、木の塊からお椀を削り出す過程と使う道具を紹介するコーナーも設けられるなど幅広いジャンルの作品を見ることができます。
この他、近くの永源寺もみじ幼児園の園児が絵本を基に作った切り絵も展示されています。「永源寺ものづくり展」は、永源寺図書館で来月15日まで開かれています。

2025年5月17日(土) 19:07
農業公園ブルーメの丘 暑さ対策にアルパカの毛刈り
日野町にある農業公園ブルーメの丘では、本格的な夏の暑さを前に、飼育しているアルパカの毛刈りが行われました。
滋賀農業公園ブルーメの丘で飼育されている雄のアルパカ、ジャディ君・10歳。
モコモコの毛がトレードマークの彼でしたが…。17日、暑さ対策のため、毛刈り作業が行われました。
大きな体を飼育員3人がかりで抑えながら、羊用のバリカンでおなか側から毛を刈っていきます。
ブルーメの丘では、毎年6月ごろにアルパカの毛刈りを行っていますが、今年は、気温が高くなるのが早かったため、例年より少し早い今の時期に実施したということです。
毛を刈った後は爪まで整えて、作業は終了。
3キロもの毛が刈り取られ、涼しげな姿になったジャディ君。
すっきりした容姿で今年の夏も乗り越えて行けそうです。
滋賀農業公園ブルーメの丘で飼育されている雄のアルパカ、ジャディ君・10歳。
モコモコの毛がトレードマークの彼でしたが…。17日、暑さ対策のため、毛刈り作業が行われました。
大きな体を飼育員3人がかりで抑えながら、羊用のバリカンでおなか側から毛を刈っていきます。
ブルーメの丘では、毎年6月ごろにアルパカの毛刈りを行っていますが、今年は、気温が高くなるのが早かったため、例年より少し早い今の時期に実施したということです。
毛を刈った後は爪まで整えて、作業は終了。
3キロもの毛が刈り取られ、涼しげな姿になったジャディ君。
すっきりした容姿で今年の夏も乗り越えて行けそうです。

2025年5月16日(金) 19:47
高校教師が10代知人女性に不同意わいせつ未遂で逮捕
滋賀県大津市内にある公園の駐車場で、10代の知人女性にわいせつな行為をしようとしたとして、県内の高校に勤める36歳の教師の男が逮捕されました。
不同意わいせつ未遂の疑いで逮捕されたのは、大津市中央一丁目に住む高校教師の男・36歳です。この男は5月9日の午後9時ごろ、10代の知人女性を家まで送り届ける最中、大津市内の公園にある駐車場に車を停め、女性に対し無理やりキスをしようとするなど、わいせつな行為をしようとした疑いが持たれています。
事件から2日後の5月11日、女性の父親が「娘が体を触られた」と110番通報したことから事件が発覚しました。
警察は、捜査に支障があるとしてこの男の認否を明らかにしていません。
不同意わいせつ未遂の疑いで逮捕されたのは、大津市中央一丁目に住む高校教師の男・36歳です。この男は5月9日の午後9時ごろ、10代の知人女性を家まで送り届ける最中、大津市内の公園にある駐車場に車を停め、女性に対し無理やりキスをしようとするなど、わいせつな行為をしようとした疑いが持たれています。
事件から2日後の5月11日、女性の父親が「娘が体を触られた」と110番通報したことから事件が発覚しました。
警察は、捜査に支障があるとしてこの男の認否を明らかにしていません。

2025年5月16日(金) 19:38
ドリームジャンボPR「幸運アンバサダー」が購入呼びかけ
現在発売中の宝くじ「ドリームジャンボ」をPRするため、「幸運アンバサダー」が15日、滋賀県庁で職員らに購入を呼びかけました。
「宝くじ幸運アンバサダー」として県庁でPRを行ったのは、宮崎悠哉さん26歳です。
昨年度までは、応募資格が女性となっていた「幸運の女神」が宝くじ関連のイベントなどで活躍していましたが、今年度からは男女の区別なく宝くじをPRしていこうと「幸運アンバサダー」と名称も改めました。
初代の「幸運アンバサダー」となった宮崎さんは、県職員の昼休みにあわせて、発売中の宝くじ「ドリームジャンボ」と「ミニ」の購入を呼びかけ、購入者から求められると宝くじを選び、自分の似顔絵のスタンプを押して、大きく当たりますようにと声をかけていました。
宮崎さんは「少しでも多くの人たちに宝くじの魅力を伝えられるように丁寧に伝えていければと考えている」と話していました。
宝くじの収益金の4割は、地元の自治体に振り分けられます。県の財政課によりますと、滋賀県では、びわ湖の学習船「うみのこ」の運航費や県道の補修費などに活用されているという事で、県では県内の販売店での購入を呼びかけています。
「宝くじ幸運アンバサダー」として県庁でPRを行ったのは、宮崎悠哉さん26歳です。
昨年度までは、応募資格が女性となっていた「幸運の女神」が宝くじ関連のイベントなどで活躍していましたが、今年度からは男女の区別なく宝くじをPRしていこうと「幸運アンバサダー」と名称も改めました。
初代の「幸運アンバサダー」となった宮崎さんは、県職員の昼休みにあわせて、発売中の宝くじ「ドリームジャンボ」と「ミニ」の購入を呼びかけ、購入者から求められると宝くじを選び、自分の似顔絵のスタンプを押して、大きく当たりますようにと声をかけていました。
宮崎さんは「少しでも多くの人たちに宝くじの魅力を伝えられるように丁寧に伝えていければと考えている」と話していました。
宝くじの収益金の4割は、地元の自治体に振り分けられます。県の財政課によりますと、滋賀県では、びわ湖の学習船「うみのこ」の運航費や県道の補修費などに活用されているという事で、県では県内の販売店での購入を呼びかけています。

2025年5月16日(金) 19:26
ネットやゲーム利用が長時間化「ネット依存」の恐ろしさを学ぶ
インターネットやゲームの利用が長時間化し、「ネット依存」に陥る児童が増加する中、滋賀県東近江市の小学校では、ネット依存を研究する医師を招き、付き合い方を学ぶ研修会が行われました。
16日、東近江市にある玉緒小学校では、この学校の卒業生でネット依存の研究を行っている富山大学の山田正明 准教授を招き、インターネットとの付き合い方を学ぶ研修会が行われ、全校児童約210人と授業参観に訪れた保護者らが参加しました。
研修会ではネット依存症の恐ろしさや依存してしまう原因、依存しないようにどうするかなどが説明され、児童と保護者らは真剣な表情で話を聞いていました。
研修会の後、教室に戻った5、6年生の児童は、それぞれグループを作り、ワークショップ形式でインターネットに対する意見交換会を行いました。
16日、東近江市にある玉緒小学校では、この学校の卒業生でネット依存の研究を行っている富山大学の山田正明 准教授を招き、インターネットとの付き合い方を学ぶ研修会が行われ、全校児童約210人と授業参観に訪れた保護者らが参加しました。
研修会ではネット依存症の恐ろしさや依存してしまう原因、依存しないようにどうするかなどが説明され、児童と保護者らは真剣な表情で話を聞いていました。
研修会の後、教室に戻った5、6年生の児童は、それぞれグループを作り、ワークショップ形式でインターネットに対する意見交換会を行いました。

2025年5月16日(金) 19:13
「遊ぶ金が欲しかった」19歳の消防士を窃盗で懲戒免職
消防学校で同僚から現金数万円を盗んだとして、甲賀広域行政組合消防本部は、19歳の男性消防士を16日付けで懲戒免職としました。また、甲賀広域行政組合消防本部はこの男性消防士を刑事告発しています。
懲戒免職となったのは、湖南中央消防署に勤務する19歳の男性消防士です。
甲賀広域行政組合消防本部によりますと、男性消防士は、今年2月下旬から3月上旬にかけて、県消防学校の寮の部屋で複数人の教育生の財布から現金数万円を盗んだということです。
男性消防士は、救急隊員になるために必要な技術を学ぶため、消防学校の専門教育課程に入校していました。3月10日に被害にあった教育生から「お前が盗んでないのか」と問われた際に盗んだことを認めたということです。
消防本部では、男性消防士について3月11日に消防学校を退校処分にし、翌12日から自宅謹慎させていましたが、市民からの信頼を失墜させたとして16日付けで懲戒免職処分としました。
男性消防士は消防本部の調べに対し、「遊ぶ金が欲しかった」と話しているということです。
なお、消防本部はこの男性消防士を刑事告発をしています。
甲賀広域行政組合消防本部の藤川博樹消防長は、「今後このようなことが起こらないよう、公務員倫理について全職員が再度認識するとともに、信頼回復に向けて一層綱紀粛正に努め、再発防止に向け、全力で取り組んでまいります」とコメントしています。
懲戒免職となったのは、湖南中央消防署に勤務する19歳の男性消防士です。
甲賀広域行政組合消防本部によりますと、男性消防士は、今年2月下旬から3月上旬にかけて、県消防学校の寮の部屋で複数人の教育生の財布から現金数万円を盗んだということです。
男性消防士は、救急隊員になるために必要な技術を学ぶため、消防学校の専門教育課程に入校していました。3月10日に被害にあった教育生から「お前が盗んでないのか」と問われた際に盗んだことを認めたということです。
消防本部では、男性消防士について3月11日に消防学校を退校処分にし、翌12日から自宅謹慎させていましたが、市民からの信頼を失墜させたとして16日付けで懲戒免職処分としました。
男性消防士は消防本部の調べに対し、「遊ぶ金が欲しかった」と話しているということです。
なお、消防本部はこの男性消防士を刑事告発をしています。
甲賀広域行政組合消防本部の藤川博樹消防長は、「今後このようなことが起こらないよう、公務員倫理について全職員が再度認識するとともに、信頼回復に向けて一層綱紀粛正に努め、再発防止に向け、全力で取り組んでまいります」とコメントしています。

2025年5月16日(金) 18:39
64年ぶりの指定 琵琶湖疏水が国宝
びわ湖の水を京都に運ぶ「琵琶湖疏水」が、国宝に指定されることになりました。滋賀県にある建造物の国宝指定は実に64年ぶりです。
サクラの名所としても知られる「琵琶湖疏水」。春には多くの花見客が訪れます。
「琵琶湖疏水」は、大津市から京都市蹴上まで続く運河で、びわ湖の水を京都に運びます。
現在も利用されていて、運ばれた水は京都市の水道や発電・かんがい用水などに活用されています。
今回、国宝に指定される3つの「隧道」と呼ばれるトンネルのうち、「第一隧道」は、大津市の三井寺町から藤尾奥町に位置します。長さ・約2400メートル、幅・約5メートルのれんが造りで、明治23年に建設されました。
滋賀県内の建造物の国宝指定は、実に64年ぶり。
滋賀県の建設史に詳しい県文化財保護課の坪田主任技師は「これだけ多角的な用途で使われているのは珍しい。しかも、明治のまだ日本が西洋を参考にしようとしていたころに、日本人の手で作られたというのは、全国的にみても貴重で珍しいと思う」と話し、第一隧道には、2つの「竪坑」が含まれており、国宝指定の評価につながったといいます。
人の出入りもあったという、「第一竪坑」の直径は、約5.5メートル。静かな存在感を放ちます。
また国宝以外の重要文化財の指定も行われ、びわ湖と運河の水位差や疏水の水量調整を行う「大津閘門・堰門」などが含まれました。
坪田叡伴 主任技師は「びわ湖があったからこそ、多角的な用途に使えたという面がある。滋賀県民としても誇りを持っていいものだと思う。普通に親しむのもいいし、昔に思いを馳せて、技術的なこととかを噛み締めて楽しむのもいいと思う。」と話していました。
サクラの名所としても知られる「琵琶湖疏水」。春には多くの花見客が訪れます。
「琵琶湖疏水」は、大津市から京都市蹴上まで続く運河で、びわ湖の水を京都に運びます。
現在も利用されていて、運ばれた水は京都市の水道や発電・かんがい用水などに活用されています。
今回、国宝に指定される3つの「隧道」と呼ばれるトンネルのうち、「第一隧道」は、大津市の三井寺町から藤尾奥町に位置します。長さ・約2400メートル、幅・約5メートルのれんが造りで、明治23年に建設されました。
滋賀県内の建造物の国宝指定は、実に64年ぶり。
滋賀県の建設史に詳しい県文化財保護課の坪田主任技師は「これだけ多角的な用途で使われているのは珍しい。しかも、明治のまだ日本が西洋を参考にしようとしていたころに、日本人の手で作られたというのは、全国的にみても貴重で珍しいと思う」と話し、第一隧道には、2つの「竪坑」が含まれており、国宝指定の評価につながったといいます。
人の出入りもあったという、「第一竪坑」の直径は、約5.5メートル。静かな存在感を放ちます。
また国宝以外の重要文化財の指定も行われ、びわ湖と運河の水位差や疏水の水量調整を行う「大津閘門・堰門」などが含まれました。
坪田叡伴 主任技師は「びわ湖があったからこそ、多角的な用途に使えたという面がある。滋賀県民としても誇りを持っていいものだと思う。普通に親しむのもいいし、昔に思いを馳せて、技術的なこととかを噛み締めて楽しむのもいいと思う。」と話していました。

2025年5月15日(木) 19:26
茶畑で実証事業 栽培と太陽光発電の両立
農業と太陽光発電を両立させようという実証事業が、茶の産地として知られる滋賀県甲賀市土山町で行われています。
この実証事業は、地域課題の解決などに取り組む沖縄県の企業「モアイ」と、農事組合法人「グリーンティ土山」、それに甲賀市が連携して、4月から約1300平方メートルの茶畑で実施しています。
農業の生産性と、再生可能エネルギーである太陽光発電の効率を両立させることが狙いです。
特殊なフィルムを設置して、光合成を効率よくできる赤や青色系統の光は透過させ、そのほかの緑や黄色系統の光は反射させて、垂直に設置されたソーラーパネルで発電するものです。フィルムは巻き取って収納することができ、時間帯によって調整が可能です。
また、ソーラーパネルを垂直に設置することで雪や風の影響を受けにくく、スペースも有効活用できるということです。
甲賀市によりますと、3月末現在で市内の茶畑の耕作放棄地は約100ヘクタールあり、茶の栽培と太陽光発電の両立という一石二鳥の土地活用モデルが実現することを期待したいとしています。
今後、最適な光の環境や、フィルムの開け閉めのタイミングなどを検証していくということです。
この実証事業は、地域課題の解決などに取り組む沖縄県の企業「モアイ」と、農事組合法人「グリーンティ土山」、それに甲賀市が連携して、4月から約1300平方メートルの茶畑で実施しています。
農業の生産性と、再生可能エネルギーである太陽光発電の効率を両立させることが狙いです。
特殊なフィルムを設置して、光合成を効率よくできる赤や青色系統の光は透過させ、そのほかの緑や黄色系統の光は反射させて、垂直に設置されたソーラーパネルで発電するものです。フィルムは巻き取って収納することができ、時間帯によって調整が可能です。
また、ソーラーパネルを垂直に設置することで雪や風の影響を受けにくく、スペースも有効活用できるということです。
甲賀市によりますと、3月末現在で市内の茶畑の耕作放棄地は約100ヘクタールあり、茶の栽培と太陽光発電の両立という一石二鳥の土地活用モデルが実現することを期待したいとしています。
今後、最適な光の環境や、フィルムの開け閉めのタイミングなどを検証していくということです。

2025年5月15日(木) 19:11
自民県連前事務局長 再び不起訴に
自民党県連の口座から多額の現金を不正に引き出したとして書類送検され、不起訴になった前の事務局長について、検察審査会の議決を受け再捜査をしていた検察は、15日までに再び不起訴処分としました。
この事件は、自民党滋賀県連の47歳の前事務局長が、2016年から約6年間にわたって、県連や県議会の自民党会派の口座から現金を不正に引き出したとして、去年2月に業務上横領の疑いで書類送検されたものの、大津地検が去年3月、不起訴処分にしたものです。
これを不服とした自民党県連は大津検察審査会に審査を申し立て、4月、検察審査会は「不起訴処分の一部は不当」と議決し、検察が再捜査を行っていました。
その結果、検察は5月12日付で、告訴事実のうち一部は時効が成立し、残りは嫌疑不十分として再度不起訴処分としました。
検察審査会の制度では、審査会が「不起訴不当」の議決をした場合、検察の再捜査で不起訴になると2回目の審査は行われません。
自民党滋賀県連の目片信悟幹事長は、「不起訴になったことは、大変遺憾。今後については、県連で協議したい」とコメントしています。
県連は、前事務局長に対し、約4500万円の返還を求めて民事裁判も起こしていますが、「民事裁判については、引き続き返済を求めていく」としています。
この事件は、自民党滋賀県連の47歳の前事務局長が、2016年から約6年間にわたって、県連や県議会の自民党会派の口座から現金を不正に引き出したとして、去年2月に業務上横領の疑いで書類送検されたものの、大津地検が去年3月、不起訴処分にしたものです。
これを不服とした自民党県連は大津検察審査会に審査を申し立て、4月、検察審査会は「不起訴処分の一部は不当」と議決し、検察が再捜査を行っていました。
その結果、検察は5月12日付で、告訴事実のうち一部は時効が成立し、残りは嫌疑不十分として再度不起訴処分としました。
検察審査会の制度では、審査会が「不起訴不当」の議決をした場合、検察の再捜査で不起訴になると2回目の審査は行われません。
自民党滋賀県連の目片信悟幹事長は、「不起訴になったことは、大変遺憾。今後については、県連で協議したい」とコメントしています。
県連は、前事務局長に対し、約4500万円の返還を求めて民事裁判も起こしていますが、「民事裁判については、引き続き返済を求めていく」としています。

2025年5月15日(木) 18:58
相次いだ山林火災 近隣県の防災ヘリも応援に
今年は、岩手県や愛媛県などで大規模な山林火災が発生し、滋賀県内でも4月に大津市と甲賀市で山林火災が起こっています。15日の県議会の委員会では、こういった災害の場合の防災ヘリの連携協定などについて質問が出されました。
15日の県議会・常任委員会では、4月に大津市と甲賀市で発生した山林火災について、県側から報告されました。
このうち、大津市田上森町にある堂山では、4月12日の午後1時ごろ火事が発生。丸2日経った14日午後3時ごろに消し止められました。けが人や住宅などへの被害はありませんでしたが、約2ヘクタールが焼けています。
県によりますと、この火事では消防車のべ24台と滋賀県の防災ヘリに加え、三重県からも防災ヘリが出動し、空中消火にあたりました。
15日の委員会では、委員から、火事の原因や防災ヘリの応援協定などについて質問が出されました。
滋賀県は、三重や福井など近隣の5県と防災ヘリの相互応援協定を結んでいて、今回はスムーズに進んだということです。
また火事の原因について県は、甲賀市の山林火災は雷の可能性が高いものの、大津市の山林火災は、まだわかっていないということです。
ただ、乾燥している時や、強風注意報が出ている時は特に火の取り扱いに注意してほしいと呼びかけています。
15日の県議会・常任委員会では、4月に大津市と甲賀市で発生した山林火災について、県側から報告されました。
このうち、大津市田上森町にある堂山では、4月12日の午後1時ごろ火事が発生。丸2日経った14日午後3時ごろに消し止められました。けが人や住宅などへの被害はありませんでしたが、約2ヘクタールが焼けています。
県によりますと、この火事では消防車のべ24台と滋賀県の防災ヘリに加え、三重県からも防災ヘリが出動し、空中消火にあたりました。
15日の委員会では、委員から、火事の原因や防災ヘリの応援協定などについて質問が出されました。
滋賀県は、三重や福井など近隣の5県と防災ヘリの相互応援協定を結んでいて、今回はスムーズに進んだということです。
また火事の原因について県は、甲賀市の山林火災は雷の可能性が高いものの、大津市の山林火災は、まだわかっていないということです。
ただ、乾燥している時や、強風注意報が出ている時は特に火の取り扱いに注意してほしいと呼びかけています。

2025年5月15日(木) 18:26
JRの大型観光キャンペーン 2027年秋は滋賀に
JRグループと自治体が協働して実施する大型観光キャンペーンの、2027年秋の開催地が滋賀県に決定し、15日、滋賀県大津市で決定通知の伝達式が行われました。
15日、大津港で行われた決定通知書伝達式では、JR西日本の財剛啓京滋支社長から、三日月知事とびわこビジターズビューローの川戸良幸会長に対し、決定通知書が手渡されました。
JRグループが行っている大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」通称DCは、自治体の魅力を全国に発信し、観光客を誘致して経済の活性化を図るために行われているもので、2027年の秋(10月~12月)が滋賀県に決定しました。滋賀県での開催は、2000年以来・27年ぶり、2回目となります。
県とJR西日本では今後、キャッチコピーの作成やイベントの準備などをキャンペーンに向けて進めていく予定です。式典の後は、JR西日本の職員らが大津港に停泊していた大型客船「ビアンカ」を視察しました。
15日、大津港で行われた決定通知書伝達式では、JR西日本の財剛啓京滋支社長から、三日月知事とびわこビジターズビューローの川戸良幸会長に対し、決定通知書が手渡されました。
JRグループが行っている大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」通称DCは、自治体の魅力を全国に発信し、観光客を誘致して経済の活性化を図るために行われているもので、2027年の秋(10月~12月)が滋賀県に決定しました。滋賀県での開催は、2000年以来・27年ぶり、2回目となります。
県とJR西日本では今後、キャッチコピーの作成やイベントの準備などをキャンペーンに向けて進めていく予定です。式典の後は、JR西日本の職員らが大津港に停泊していた大型客船「ビアンカ」を視察しました。