第29回 甲賀市信楽町

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信楽にはかつて、幻の都とも称される「紫香楽宮」がありました。
聖武天皇がこの地に都を造営したのは大仏建立のためだと考えられています。
東大寺の大仏よりも前のことです。
また信楽は焼物の産地であり、日本六古窯の一つとしても全国的に知られています。
400万年前のこの地域には琵琶湖(古琵琶湖)がありました。

信楽焼は、そこに堆積した土を使用することで独自の焼物に発展しました。
信楽の人々は、そんな自然の恵みに感謝し、毎年7月に、松明を愛宕山山頂に奉納する「しがらき火まつり」を行います。
こうした、甲賀市信楽の歴史と伝統を、美しい映像と共にお届けします。