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FM滋賀
びわ湖放送
綾羽
テレビ番組(びわ湖放送) 放送日:毎月第3土曜日18:15~18:30
ラジオ番組(エフエム滋賀) 放送日:毎週木曜日13:30~13:55

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第15回放送 
6月15日 土曜日 18:15~18:30 放送予定

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第14回放送 豊郷町・甲良町

豊郷町は、初代伊藤忠兵衛など代表的な近江商人を輩出し、さらにはその財を地元に還元する意向で建てられた豊郷小学校旧校舎群など、愛郷心を感じられる施設がいくつもあります。江州音頭発祥地としての保存継承の取り組みもご紹介します。
甲良町は、バサラ大名の佐々木道誉、築城の名手 藤堂高虎、日光東照宮の大棟梁 甲良豊後守宗廣の三大偉人ゆかりの地です。湖東三山のひとつ西明寺では、天台宗と琵琶湖の関係についても伺いました。

琵琶湖周辺の山々に 蓄えられた水は、小さな流れとなって下流に進み、周りの流れと合流しながら琵琶湖に集まります。
琵琶湖は、日本最大で、世界でも4番目に古い古代湖です。そこには、60種以上の固有種を含め多くの生き物が暮らし、その周辺にも多種多様な動植物が生息します。
琵琶湖に注ぎ込む川は、肥沃な土砂を運び、土地を潤し、私たちの暮らしに恵みを与えてきました。その「森」「川」「里」「湖」に育まれた漁業や農業の仕組みは、世界農業遺産にも認定2022年)された貴重なものです。
びわ湖放送とエフエム滋賀が共同制作する「琵琶湖まんだら」は、世界に誇る自然環境とその周辺に広がる人々の暮らしや文化の魅力と大切さをテレビとラジオで紹介する番組です。
科学技術の発達は、私たちの生活を便利で豊かなものにしてきましたが、その行き過ぎた活動が、今、環境や生態系に大きな負荷をかけています。
「琵琶湖まんだら」は、2009年に滋賀経済同友会が地球温暖化と並ぶ課題「生物多様性保全」に取り組む研究会発足時に提唱された言葉です。
その広報冊子には、宗教学者である山折哲雄氏の言葉が添えられています 。

中央に琵琶湖を抱く滋賀県では、生命の源である「水」との係わりを通して、独自の「食」や「文化」や「祈り」の「かたち」が生まれ受け継がれています。
その多様な姿に光をあてる「琵琶湖まんだら」は、次代への道標となることを願い制作します。