2026年5月18日(月) 19:40
【記者解説】日野町事件の第2回三者協議へ 検察側の方針は…
1984年に日野町で起きた強盗殺人事件で、服役中に死亡した阪原弘さんの再審=裁判のやり直しに向けた裁判官と検察側・弁護側の第2回の三者協議が19日、大津地裁で行われます。
これまでの流れを振り返ります。
この事件は、日野町で1984年、酒店を経営していた当時69歳の女性が殺害され、金庫が奪われたもので、阪原弘さんが強盗殺人の罪で起訴されました。
阪原さんは裁判で、無罪を主張していましたが無期懲役が確定し、2011年、服役中に75歳で病死しました。
再審=裁判のやり直しは、阪原さんの遺族が申し立てたもので、2度目の再審請求で、2018年に、大津地裁が再審開始を決定。大阪高裁も認める決定を出し、今年2月に最高裁で確定しました。
再審開始に先立って、今年3月には、裁判官・検察側・弁護側による第1回の三者協議が非公開で開かれました。
第1回の協議の中で検察側は、焦点となっている「有罪の立証をするかどうか」を明らかにしませんでした。
弁護側は検察側に対し、有罪立証しないよう強く求め、裁判長からは、迅速に審理を進めたいとする意向が示されました。
そして、19日に行われる第2回の三者協議では、検察が「有罪の立証をするかどうか」の方針を明らかにするのか、裁判の期日はいつになるのか、注目が集まっています。