2026年6月18日(木) 18:29
【記者解説】本格的な水のレジャーシーズンを前に 水難事故の発生状況
本格的な水のレジャーシーズンが始まるのを前に、滋賀県警は水難・船舶事故の発生件数を発表しました。
県警によりますと去年、6月から9月の間に発生した水難事故は10件で死者は4人。水難者のうち、県外の人が7割で、びわ湖での事故が最も多かったということです。
また船舶事故については去年6月から9月で23件発生し死者は1人で、特に水上オートバイやウェイクボードなどの事故が多発しており、去年はトーイングチューブと呼ばれる遊具に乗っていた人の死亡事故も発生しました。
例年、夏休みに入る7月・8月に、水難事故や船舶事故が多く発生しており、特に子どもが水遊びなどをする際には、大人や保護者は目を離さないよう、注意を呼び掛けています。
県警では、県外から来た人の事故が多いことから、高速道路のサービスエリアなどで、ポスターや電子看板を使い、今年からより範囲を広げて啓発していくということです。
≪記者解説≫
これから夏休みに入ると、びわ湖で遊ぼうという方も増えてくると思いますが、水泳中だけでなく、魚釣り中の水難事故も発生しています。びわ湖は、身近なレジャースポットだと思いますが、どのような危険があるのでしょうか。
山北記者:去年、びわ湖で発生した水難事故は13件あり、そのうち10件がびわ湖の西側で発生しています。県警の担当者は、水泳場の8割が湖西にあり、泳ぐ人が多いことも原因ではないかと話していました。
そして県の担当者によりますと、びわ湖の西側には急に深くなるところがあったり、強い風が吹いて急に流れが変わってしまうところがあるということです。遠浅に見えていても急に水深が深くなり、溺れてしまう危険があるということです。
事故を防ぐためには、
・天候が悪い時には遊泳を中止する。
・淡水で海に比べて浮きにくいため、疲れを感じたら休憩し無理をしない。
・子どもが水遊びをする際には、大人が目を離さないことはもちろん、浅い場所でも子ども用のライフジャケットを着用させるようにしてください。
そして船舶事故ですが、過去5年のデータを見ると、60%以上が水上オートバイやウェイクボードなどの事故になっています。
●2024年と2025年の間で、事故の発生件数は少し減っていますが・・・
山北記者:これは、2024年の7月からびわ湖での、酒気帯び操船が禁止されたことが影響していると考えられます。酒を飲んだ状態で、水上オートバイなど、船に乗ることは禁止されています。酒を飲んだのが前の日の夜であっても、翌日まで酒の影響を受けていることがあることにも注意が必要です。
また、びわ湖で水上オートバイを運転する人は、「びわ湖水上オートバイ安全講習」を受けなければいけませんので、詳しくは県警のホームページをご覧ください。