2026年8月5日(水) 18:55
【記者解説】滋賀県立高専 2028年4月の開校に向けて 大津市で出前授業
2028年4月に野洲市に開校予定の「滋賀県立高等専門学校」。開校に向けて、中学1・2年生を対象に、県立高専に興味・関心を持ってもらおうと出前授業が大津市で開かれました。
この出前授業は、滋賀県内10の市町で、合わせて11回行われる予定で、科学やモノづくりの面白さを感じてもらい、県立高専について知ってもらおうと、滋賀県立大学高専開設準備局が開いています。
今回の大津市で行われた出前授業は、午前、午後の二部制で行われ、午前の部には県内外の中学1・2年生18人とその保護者が参加しました。
高専開設準備局の特任教授・立川崇之さんが「最強のパスワードの作り方」と題して授業を行い、参加した子どもらは、数字やアルファベットを使ってどうすれば見破られないパスワードが作れるか挑戦していました。
参加した人は「学校のパンフレットで高専が開校されると聞いて面白そうだと思い来ました。」「色々な新しいことを学べると思うので少し興味が湧きました。」「5年でより早く専門的な知識を学べて、早く就職できるところが有利に働いていいと思った。」などと話していました。出前授業は今後、近江八幡市や彦根市など県内各地で3月まで開催されます。
【山北記者の解説】≪より詳しい解説は動画の1分52秒~≫
高等専門学校、いわゆる高専は、中学卒業後に入学し、5年間の一貫教育で、専門的な知識や技術を身に着けることを目的とした学校です。
県立高専は、設置・運営を滋賀県立大学が担っていて、一学年120人の入学を予定しています。学びについては、情報系、電気電子系、機械系、建設系の4つのコースの設置を予定しています。
まず第1学年では、全員が工学の基盤となっている情報技術の基礎を学び、第2学年で4つのコースに分かれ、30人の少人数クラスで、コースに合わせて専門的な知識を深めます。
目指す教育について、初代校長予定の北村隆行さんは、知識と行動を兼ね備えた「知行合一」の人材育成を目指したいとしています。
開校までの今後の動きとして、北村さんは「滋賀の高専というものを知ってもらうことが非常に大切」と話していました。県内初の高専、今後の動きに注目です。