2026年6月5日(金) 17:57
【記者解説】坂口志文しが未来サイエンス賞 6月9日(火)から募集開始
去年10月に「ノーベル生理学・医学賞」を受賞した長浜市出身の坂口志文さん。この受賞を記念し、中高生世代を応援する『坂口志文しが未来サイエンス賞』の募集が来週から始まります。
長浜市出身、大阪大学特別栄誉教授の坂口志文さん・75歳は、体内の過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」を発見し、去年、ノーベル生理学・医学賞に輝きました。滋賀県で初めてのノーベル賞受賞となった坂口さん。滋賀県はこの受賞を記念して「坂口志文しが未来サイエンス賞」をつくり、滋賀の子どもたちが学びの意欲や探究心を深めることを応援したいとしています。
去年、びわ湖放送の単独インタビューで坂口さんは、未来を担う子どもたちに向けて、あるメッセージを話しました。
坂口志文さん「何であれ興味のあること、スポーツ・芸事・勉強でもいいが、やっぱり興味のあることを突き詰めていくと、新しいものが見えてくる。またそれが次に進む力になる。もし本当に興味があることがあれば、それをちゃんと育てていく・続けていく。そういうことが結局重要だと思う。」
≪記者解説≫
●『その「好き」、とことん』がキャッチフレーズの「坂口志文しが未来サイエンス賞」。どんな内容なのでしょうか。
前園記者:「坂口志文しが未来サイエンス賞」は滋賀県内の中高生世代が対象で、日常の疑問や興味、困りごとへの探求を応援するものです。募集事業は2つに分けられていて、助成事業では、今年8月~12月の期間に学校で取り組むものや、個人で挑戦する探究活動などに対して活動費・上限30万円を助成します。また、合わせて大学院生などによるサポートなどの支援もあります。
もう一つは、表彰事業です。表彰事業は同じく日ごろから行っている探究活動や、新しく挑戦したものについて、発表・プレゼンテーションを行い、募集の中から1人(1組)に「坂口志文しが未来サイエンス賞」が授与されます。また、表彰式では、坂口志文さんの講演会も予定されているということです。
表彰事業の募集期間は12月中ですが、助成事業の募集期間は6月中となっています。詳しくは県のホームページで来週9日(火)から受付が始まります。
坂口さんが仰っていた「興味のあることを突き詰めていくと、新しいものが見えてくる」という言葉が印象的でしたが、ぜひこの機会に多くの中高生たちに応募してもらいたいと思います。