2026年3月16日(月) 21:12
幼稚園教諭の新給与体系案 大津市議会常任委員会は継続審査に
大津市議会の常任委員会は16日、幼稚園教諭の給与が下がる新たな給与体系について、継続審査にすることを決めました。この結果は25日の本会議で採決されます。
16日の朝、大津市議会の総務常任委員会開催に先立ち「就学前教育を守る会」が、新たにインターネットによる4万8553筆の署名を議会事務局に提出しました。
そして、その後の常任委員会で守る会の代表者が請願者として、幼稚園教諭の給与引き下げを行わないことを求めましたが、市の担当者からは待機児童の解消に向けて、柔軟な職員の配置が可能な給与体系が必要などといった説明があり、請願は賛成少数で否決されました。
一方、その給与体系の議案について、委員会からは労使交渉が妥結していないことや判断するための材料が揃っていないなどとして、継続審査とすることを決めました。ただ、労使交渉を再開しても市は、新たな給与体系の議案を取り消す意向はないとしています。
16日の常任委員会の結果は、2月通常市議会最終日の25日に採決されることになります。
大津市教職員組合の松﨑有純書記長は「継続審議については慎重な議論をしたいという委員会の判断なのかなと捉えているが、まだまだ現場の先生の不安はぬぐえていないと思う。議案の修正案も含めてもう一度、市としては適切な、誠実な労使交渉をして取り組んで欲しい」を話していました。
なお、4月以降も継続審査となった場合は、新たに「教育保育職」として採用された職員を含め、全ての幼稚園教諭にこれまで通りの給与体系が適用されることになります。