2025年8月2日(土) 18:27
西日本最古「彦根のごみ処理場」で見学会
ごみが正しく分別されないことが原因で、火災が発生することもあります。事故を防ぐためにもごみの分別の重要性や減量を考えてもらおうと、2日、彦根市では、親子を対象とした、ごみ処理場の見学会が行われました。この見学会は、夏休みに合わせて4回開かれ、2日午前には、8家族・25人が参加しました。参加者は、ごみ処理場の役割や、かかる費用・分別の方法についての講座を受けた後、設備を見学しました。このうち、粗大ごみ処理場では、破断機の操作にも挑戦。モニターでごみの動きを確認しながら、真剣な表情でレバーを操作していました。
また、実際に破断機に入り発火したリチウムイオン電池も紹介されました。参加者は、「ごみの潰され方を初めて知った。」「ぼくらも分別とか、ごみを出す量を少なくするとか、そういうことが必要だと思った。」と話していました。
彦根市によると、このごみ処理場は、西日本で最も古く、利用を始めてから48年が経過しています。現在、新しいごみ処理場の建設が検討されていますが、それまで、今のごみ処理場を使う必要があります。彦根市は、見学会で現状を知ってもらい、ごみ処理場が長持ちするようにしたいとしています。