2025年6月18日(水) 19:30
参院選・滋賀県選挙区 立憲民主党が擁立取り下げ 国民民主に一本化
立憲民主党の滋賀県連が18日会見を開き、17日党本部が参議院議員選挙・滋賀県選挙区の候補者の公認内定を取り下げると発表したことを了承するとしました。
今後、国民民主党との一本化に向け、具体的な方法について協議します。
立憲民主党滋賀県連は昨夜、幹事会を開き、党本部が参院選・滋賀県選挙区の公認内定を取り下げるとした決定を了承することを確認したということです。
立憲民主党・滋賀県連の今江代表は「我々も当初から自民党に対抗するために一本化するという必要性は認識をしていましたので、一本化する。それが県民の期待に応える道であることはずっと思いは一緒でしたので」と述べました。
立憲民主党から出馬を予定していた県議会議員の佐口佳恵さんは「今回の判断に私としては不満は一切ありません。とにかく滋賀県で(票を)割っては意味がありません。連合発祥の地であり、(国民とは)きょうだい政党なので割りたくない。」と話していました。
今後、立憲民主党県連は、国民民主党県連と一本化に向けた具体策について協議していく方針です。
立憲民主の擁立取り下げを受け、国民民主党・滋賀県連の河合代表は「やはり自公の候補者に勝つ体制をつくることが大事なので、(立憲の)力を借りなければその状況にならない。力を合わせてもまだ相手のほうが強いのではないかという思いを持っているので、それでも勝ちに行く。力を合わせてやれるように誠心誠意お願いしたいと思う。」と述べました。
なお、この夏の参議院議員選挙・滋賀県選挙区には、いずれも新人で、
●自民党が、前守山市長の宮本(みやもと)和宏(かずひろ)さん53歳を、●日本維新の会が、元新聞記者の岡屋京佑さん32歳を、●国民民主党が、中小企業診断士の堀江明さん38歳を、●共産党が、党県委員の佐藤耕平さん43歳を、●参政党が、内装業の中田あいさん46歳を、●NHK党が、警備員の菅原良雄さん47歳を擁立することをそれぞれ発表しているほか、●無所属で、元小学校教諭の藤井隆一さん60歳が出馬を表明しています。