番組表
NOWONAIR
06
/
30
(MON)
本日の放送番組TIME SCHEDULE
04:35
天気予報
04:50
わくわく!ベストバイ!
05:20
イイものショッピングゥ~!
05:49
天気予報
05:50
売れ筋解明!買いたい新書
06:20
イイものショッピングゥ~!
06:50
とびおきSHIGA
06:55
天気予報
07:00
ファンファンキティ!
07:30
持ち運べる涼しさ
08:00
みんなde健康体操
08:05
未知なる野草のチカラに迫る
08:35
大江戸捜査網(再)
09:30
神秘の果実の秘密に迫る!
10:00
若々しさもキレイもあきらめない!
10:30
キュッと挟んでおてがる運動
11:00
イチおし!プレミアム
11:30
糖カット酵母でラクラク糖質管理
12:00
昼めし旅
12:30
とっておきのコーヒーを求めて
13:00
孝行娘と未来から来た高麗人参の人
13:29
天気予報
13:30
買いドキッ!セレクション
14:00
瑠璃〈ガラス〉の仮面
14:30
持ち運べる涼しさ
14:59
天気予報
15:00
お茶の間買い物劇場!
15:30
からだのそうじ屋さん
16:00
よっこらしょって言わないよ
16:29
シナぷしゅ
16:54
ゆうがたサテライト
17:00
やさしいニュース  
17:25
ニュース滋賀いろ
17:40
しらしがテレビ
17:45
正解の無いクイズ
18:00
6時だよ!知ったかぶりカイツブリにゅーす
18:10
レコメンド滋賀
18:15
BBCニュース
18:20
てるてる天気
18:25
YOUは何しに日本へ?
20:00
ドラマスペシャル TOKAGE 警視庁特殊犯捜査係
21:54
BBCニュース
22:00
WBS  
22:58
天気予報
23:02
レコメンド滋賀
23:06
辞書で飲む【しの回】
23:55
スポーツ リアライブ~SPORTS Real&Live~
00:00
ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~
00:30
持ち運べる涼しさ
01:00
あのちゃんの電電電波♪
NOW ON AIR!
01:30
ひざ・骨・肌にコラーゲン
【出演】竹内都子、大和田伸也、茂森あゆみ 【商品】美容飲料
02:00
わくわく!ベストバイ!
02:30
6時だよ!知ったかぶりカイツブリにゅーす
02:40
淡海をあるく   #467 千日詣り・千燈祭~甲賀市~
02:45
天気予報
03:00
終了劇場
SCROLL
宮川大輔のそれ知りたいヤツや~ん!
宮川大輔のそれ知りたいヤツや~ん!
7月5日(土)よる9時~
シーズン2の今期は完全台本ナシ、事前計画ナシのぶっつけ本番スタイルで進行。お邪魔した守山市で、宮川大輔ら5人のメンバーが、行きたいところを目指します。人気のスイーツを手始めに、豊かな歴史や元気いっぱいの市民のみなさんとたっぷり出会うことができた今回。守山の飾らない魅力を知ることに。
第107回全国高等学校野球選手権滋賀大会
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大会情報など掲載! 
全試合ライブ配信&ダイジェスト番組配信!「バーチャル高校野球」のリンクはサイト内のバナーから
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やさしいニュース・ゆうがたサテライト・ニュース滋賀いろ
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月~金曜 夕方4:54~5:40
平日の夕方はBBCで全国&関西、そして滋賀のニュースがまるわかり!
林修のLIFE is MONEY
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火曜日 夜11:06~11:55
林修×テレ東報道局”心が豊かになり、懐も豊かになるかも…”そんな経済番組。刻一刻と変わりつつある世の中…”お金”を通して見てみます。
開運!なんでも鑑定団
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火曜日 夜8:54~9:54
「お宝」鑑定エンターテイメント番組!実家に眠るお宝や自慢のコレクションなど“なんでも”鑑定いたします。
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近藤真彦 爆音雷舞集会(笑) ~F愛上等伝説~
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石川さゆり プレミアムアコースティックライブ2025
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BBC NEWS
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2025年6月30日(月) 19:19

小学生が草津焼の陶芸体験

滋賀県草津市の小学校では30日、地域の陶芸家を招いて、陶芸に挑戦する授業が行われました。
草津市にある志津小学校。児童たちが取り組んでいるのはランプシェード作りです。
この授業は、総合的な学習の一環として草津焼の製法を学んでもらおうと行われたもので、30日は、3年生1クラスの児童が市内の陶芸家に手ほどきを受けました。

児童たちはペットボトルに粘土を貼り付けて基本的な形をつくり、穴を開けたり粘土を貼り付けたりしながら思い思いの模様に仕上げていきました。
今回つくられた作品は陶芸家らの手で焼かれ、9月中旬には完成した作品が児童たちの手元に戻ってくるということです。
2025年6月30日(月) 19:13

郷土料理も試食 SNSで人気の駐中大使が知事訪問

中国のSNS上で人気を博している駐中国日本大使が30日、三日月知事を表敬訪問し、知事お手製の滋賀の郷土料理も食しました。
30日、滋賀県を訪れたのは、金杉憲治・駐中国日本大使です。
訪問では、三日月知事が金杉大使に対し、長年にわたって滋賀県が友好関係を築いている中国・湖南省との交流について紹介したほか、青少年交流や日中相互学習などの重要性について意見交換を行いました。

その後、金杉大使は三日月知事が自ら漬けた滋賀を代表する郷土料理・鮒ずしを試食。

実は金杉大使、中国のSNS「Weibo」で19万人以上のフォロワーを持ち、特に食レポが人気です。
好みの分かれる鮒ずしの感想は―
「初めて鮒ずしを食べたが、もう少し臭みがあって抵抗感があるかなと思っていたが、むしろ食べやすくて卵の部分のおいしさや、身の部分がもう少し乾いていると思っていたが、生の食感が残っていて大変おいしかった」と話していました。

金杉大使は、今回の鮒ずしの試食動画も中国のSNSで発信する予定だということです。
2025年6月30日(月) 18:46

公務員に夏のボーナス 県職員の平均は86万9722円

ほとんどの公務員に30日、夏のボーナスにあたる期末・勤勉手当が支給されました。
このうち、県の一般職の平均支給額は、去年より約4万2600円多い86万9722円となりました。夏の引き上げは3年連続です。
滋賀県職員の支給対象は、去年より134人多い一般職と特別職あわせて1万9175人で、総支給額は去年に比べて9億2800万円程多い約167億3500万円となっています。

内訳を見ると、一般職員の平均支給額は、知事部局で82万9632円、教員を含む学校職員では87万8405円、警察官を含む警察職員では90万4607円で、一般職全体では去年より4万2600円程多い平均年齢41歳0カ月で86万9722円となりました。

これは、物価高騰や民間企業の状況などを総合的に勘案して出された昨年度の人事委員会の勧告を受け、支給月数を0.05カ月分増やしたことが主な要因で、夏のボーナス引き上げは3年連続です。
なお特別職では、三日月知事が去年より約22万円多い330万1650円、2人の副知事と県議会議長が、257万6287円となっています。
2025年6月29日(日) 20:26

国スポ・障スポ ボランティアらが障害者サポート研修

今年秋に開催される「わたshiga輝く国スポ・障スポ」のボランティアの研修会が、きょう草津市で開かれ参加者が障害者へのサポートの仕方を学びました。

草津市立市民交流プラザで開かれた研修会には、国スポ・障スポの運営ボランティアに応募したおよそ200人が参加。
県の身体障害者福祉協会と視覚障害者福祉協会の協会員が講師として対応しました。研修会では、障害者をサポートする時の心構えとして、
・相手を尊重し、相手の立場に立つこと。
・困っている人には声をかけて進んでサポートすること。
・コミュニケーションを大切にすること。などが伝えられました。

また、参加者らは二人一組になって、視覚障害者に対する声かけや誘導の仕方を実践し、安全にサポートする方法を学びました。
2025年6月28日(土) 18:44

県平和祈念館 企画展「記憶の中の戦場・中国」

東近江市の県平和祈念館で28日、企画展「記憶の中の戦場・中国」が始まりました。

企画展では、日中戦争などに兵士として赴いた滋賀県出身者が、心のよりどころにしていたふるさとからの手紙や、戦地での生々しい体験談を記したパネルなどが展示されています。


妊娠している妻を残して戦地に赴いた兵士が、妻の身を案じて送った手紙をはじめ、生まれてきた子どもが絵を添えて「オトウサン ゲンキデスカ」と記した手紙が並んでいます。またパネルには、アメリカ軍機の攻撃を受けて戦友が即死したことや、けがを負って助けを求めている戦闘の悲惨な状況が記されています。このほか戦死を知らせる死亡告知書なども展示されています。

「記憶の中の戦場・中国」は12月14日まで開かれていて、7月27日には学芸員による展示説明も行われます。
2025年6月28日(土) 18:37

看護科2年生が宣誓式

東近江市の滋賀学園高校で、昨年度から新設された看護科・看護専攻科で28日、初めてとなる宣誓式が開かれ、看護科2年生が参加しました。

宣誓式では、拍手の中、看護科2年生の31人が入場。厳かな雰囲気の中で、一人ひとり名前を呼ばれ、燭台を手に壇上に上がり、設置されたナイチンゲール像のろうそくから火を灯しました。ろうそくを手にした生徒たちは、全員で看護の心構えを記した「ナイチンゲール誓詞」を朗読し、2年生代表の生徒が「患者さんに認めて頂き、愛される看護師になるように頑張ります」誓いの言葉を述べました。嬉野公人校長は、「患者とその家族に信頼される看護師になれるように学習に励んでほしい」とエールを送っていました。

生徒たちは7月から、同市内などの病院で、患者を受け持つ実習に取り組むということです。
2025年6月27日(金) 20:51

戦後80年特集「シベリア抑留 ~終戦は来なかった~」

京都府舞鶴市にある舞鶴引揚記念館。終戦後に日本の軍人らがシベリアなどに強制連行され、厳しい寒さと飢えの中で、労働を強いられた歴史を伝えています。

国の推計では、抑留されたのは約57万5000人、日本に帰ってくることができたのは約47万3000人でした。国や県の把握によると、シベリアや樺太などの地域で、少なくとも362人の滋賀県出身者が死亡したということです。

◆教師に勧められて旧満州へ

2000か所以上あったという強制収容所の一つシベリアのイズベストコーワヤで抑留されていた大津市に住む小門(旧姓・田中)義男さん(99)。
15歳になる年に、昭和15年度、1940年度の「満蒙開拓青少年義勇軍」に参加しました。当時、国策として少年らを中国東北部・旧満州に送り込み、開墾作業や軍事訓練に従事させました。

小門さんは、「学校の先生から勧められた。そういうのを勧められる時代だった。軍とつくと軍人になるから隊に変わって、満蒙開拓青少年義勇隊。それまでは満蒙開拓青少年義勇軍だった。いわゆる『関東軍の予備軍』。表向きは農業が主体だけど半分は軍事訓練で、軍隊と同じことやった。迫撃砲までは訓練していた。ほとんどの者が軍国主義の教育を受けて、頭にそれに対する疑惑が全然なかった」と振り返ります。

◆2か月後に終戦 シベリアへ
小門さんによりますと、終戦の約2か月前に現役召集されて陸軍に入り、8月に旧満州の主要都市ハルビンへ移動しました。「皆それぞれに弾を持てるだけ持たせ、私も弾帯をたくさんタスキ掛けに持って、ハルビンを死守するために送られた」。
陣地の構築などを行いましたが、1週間ほどで終戦を迎えました。数日後にはソ連兵が来て武装解除させられたと言います。

「軍と行動を共にするなら生命は保障するけど、軍を離れようと思う者は生命の保障はしないというので、軍隊と一緒にいないと、いつ死ぬか分からないので、そのまま軍と行動を共にして捕虜になった」と当時の状況を語りました。

その後、別の集結地などを経て、11月頃に「帰国できる」ということで列車に乗せられました。しかし、違和感が確信に変わったのは、数日後でした。

「汽車の走っている向きが、朝に太陽が出ると西と東が全然最初に思っているのと違う。もう3日目ぐらいから、もうあかんなと思った」。

◆極寒での労働と飢え 忘れえぬ記憶
小門さんが連行されたのはイズベストコーワヤ。マイナス40度にもなる厳しい寒さと飢えの中で、伐採や鉄道敷設の強制労働に従事させられました。課せられた業務は、ほかにもありました。小門さんは、その時の光景は今も、忘れられないと明かしました。

「来いと呼ばれて風呂場へ行った。前の晩に亡くなったら、みんな風呂場へ運ばれる。風呂場は冷房もペーチカ(暖房)もない所だから、一晩か二晩置いておくと凍って扱えるようになる。死体を、どこかに持っていくのだと思ったら、そりに乗せて病院から600㍍ぐらい離れた建物へ引っ張っていった。開けると、たくさん死骸があった。そこへ置けと言われ、置くとガチャンと音がした。『ろう人形』のようになっていた。冬の間は土が凍って埋葬できない。小屋で凍っていたら腐らないから、そこが死骸置き場になっていた。入った時には何とも言えなかったが、死人をかわいそうにと思う今のような感情がわかなかった。自分も死んだらそうなる。これ運べと言われて品物を運んだような記憶だ。でも今、正常に戻ると、あの時そりを引っ張っていったことを何十年たっているけど思い出す」。

また、強制労働ではノルマを課せられ、未達成なら食事を減らされました。生きること、その日食べることに必死だったと話します。

「カエルは目の敵にして獲って、焼くも炊くもせずに食べた。日本の兵隊が来てからカエルがいなくなったと言われるくらい。松の皮を取ると木との間が、スルメと一緒。飯盒でクツクツ炊くと、味はないが腹が膨れる。松の皮は、よく食べた」。

◆大正~昭和~平成~令和を生きて
小門さんが帰国できたのは昭和22年、1947年7月のことでした。やせ細った姿は、迎えに来た家族が、すぐに本人と分からないほどでした。生還できた理由について、発熱で入院し、最初の冬を病院で過ごせたことが大きいと振り返ります。

「その年には、相当たくさん亡くなったと思う。入院したために、最初の冬は栄養失調にならず、何とか病院では食べることができた。それで命が助かった」。

小門さんは、これからの世代に向けて次のように語りました。
「時代に対する疑心暗鬼がなかった。こうして兵隊になって国にために尽くすのが当然とされた。自分を卑下するわけじゃないけど、そういう教育をまともに受け、まともにして、それ一点張りで過ごしてきた人間はあかん。二度と、二度と、こういう時代になってもらったらあかん。自分たちの歩んできた時代にはならないように。視野を広く持って、いろんな事に疑いも持ちながら、やっていかないと、そういう人間にならないと」。

◆抑留者の帰還を待つ家族

一方で、帰還を信じて子どもを待つ母親や、夫を待つ妻ら家族の姿もありました。この「岸壁の妻」として、幼い子どもたちと夫の帰還を祈ってたたずむのは、小谷ちゑさん。
滋賀県に住んでいた女性です。

シベリアに抑留された夫の小谷嘉七さんが、無事に帰ってくることを期待して、子どもと共に舞鶴港に向かいました。当時の心境をつづった手記が残されています。
「主人は消息不明、精神的、肉体的にも疲労極限になったのか、とうとう声が二年余りも出なくなってしまいました」
亡くなったと聞いた後も人違いであってほしいと舞鶴港へ通ったことが記されていました。

写真にうつる嘉一郎さんが記した文には、父への想いがあふれています。
「だいすきなおとうちゃん、ぼくはまいにちおふねがつくのをおかあちゃんとまっております」「ぼくだけおとうちゃんがかへってこないので、たいへんさびしいです」

嘉七さんは1948年9月に死亡したことが確認され、家族は再会できませんでした。ちゑさんは1994年11月に77歳で亡くなりました。

◆祖父の生きた証を求めて

孫にあたる小谷典生さんは、ちゑさんから直接、シベリア抑留のことを聞くことはありませんでした。

「帰りの方が体も気持ちも重かったと思うので、そういう思いを何度も何度も舞鶴に向かってしていたというのは‥-。子ども2人抱えながら、どうやって生きていこうと考えると思う。もっと生きているうちに、いろいろ聞いておけばよかったなという思いがある。僕も小さかったけれど」。

シベリア抑留が教科書の中の話でなくなったのは、20代後半の頃に父から聞いた一言がきっかけでした。

小谷さんは「(父が)舞鶴に行きたいと言い出して、なぜ?という話になった。自分の写真が飾ってあって見に行きたいと。理由を父から聞いて、自分がこの話を知ることになった。自分のおじいちゃんは、どんな人だったのか、どんなことをしていたのか、どんな思いだったのか、知りたくなった」と話しました。

◆旧ソ連文書で触れた祖父の面影

それからインターネットで調べたり、資料の開示を請求したりして、祖父・嘉七さんの面影を追い始めました。国を通じて入手した抑留当時の旧ソ連の文書には、軍歴や病気治療の内容をはじめ、死亡日時などが細かく記されていました。

小谷さんは、その一枚に書かれていた文字に目を奪われました。

「ここに、おそらくおじいちゃん直筆のサインだと思う。生きていた証。こんな字を書いていたんだと思う。生きていたおじいちゃんに触れている気がする」。

小谷さんは、嘉七さんの生きた証を今も探し続けています。
「生きてたんだと、やっと自分の中で解釈できた。それまで遺影の中の軍服着たこわそうな人というイメージだった。笑顔の写真もあって。温かい気持ちになって次々と資料を集めたくなった」。

◆命のつながり 伝える

戦後80年と言われることについて、小谷さんは次のように力を込めました。
「いろいろと資料がどんどん出てきて、やっぱり終わったと、戦後だという感覚がしない。まだまだ新しい資料が出てきたら、そこから新しいおじいちゃん像がスタートする感覚。生きてきた足跡をたどったことで、自分の中で命がつながっているという感覚がある。同じような感覚を子どもたちも持ってほしい。やっぱり歴史の教科書で出てくること以外の、もっと身近にあること。誰にでもおじいちゃんはいて先祖がいる。身近な先祖を掘り下げていくことが、やっぱり大事なことだと思う。家族の中の歴史でいいと思う。それが伝えていくということじゃないかと思う」。

(報道部 福本雅俊)
2025年6月27日(金) 18:43

「対話で創る」彦根 田島一成 新市長に聞く

彦根市では5月、新たな市長が誕生しました。
就任から1カ月半。市が抱える課題の現状などを田島市長に聞きました。

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