2025年6月16日(月) 18:31
江戸時代の面影と歩いて 水口城跡・御成橋の改修完了
滋賀県甲賀市にある水口城跡の御成橋が装いも新たになり、14日に竣工式と渡り初めが行われました。
甲賀市教育委員会によりますと、水口城は1634年、江戸幕府3代将軍・徳川家光が上洛の際に宿泊するための城として築かれたもので、現在は県の指定史跡となっています。
改修前の御成橋は1990年に設置されましたが、木造の床板や欄干部分の老朽化が進んだため、昨年度から総工費約1億円をかけて改修されました。
竣工式では、テープカットのあと「開門」の掛け声とともに渡り初めが行われました。
この日は、あいにく雨が降る一日となりましたが、関係者の他、地元住民らも訪れ、早速新しくなった御成橋を渡っていきました
甲賀市の岩永裕貴市長は「新しい橋ですけど、当時の面影も門も残っていますので、多くの皆さんに来ていただいて、水口城跡の意味とか歴史とかを是非体感していただけたらうれしい」とコメントしていました。