2025年6月24日(火) 19:10
5粒の重さで真剣勝負!寿長生の郷で「梅狩りグランプリ」
滋賀県大津市にある和菓子メーカーの里山で収穫した梅の重さを競う「梅狩りグランプリ」が開催されました。
和菓子メーカー「叶匠寿庵」が所有する里山「寿長生の郷」では、毎年この時期、梅狩りを体験することができます。収穫できる梅の品種は「城州白」。
大粒で果肉が厚く、モモのような香りが特徴で、和菓子の原料として使われています。
さらに2012年からは、より梅狩りを楽しんでもらおうと「梅狩りグランプリ」を行っていて、22日に開かれた「大人の部」には57人が参加しました。
制限時間は30分。5粒の梅を選んで取り、その総重量を競います。
スタートのホイッスルが鳴ると、参加者は約1万5000平方メートルの梅林に入り、ぎっしりと実った梅の実をじっくりと見定めていました。
見事、優勝したのは、5粒で248グラムを記録した田中辰弥さん。三重県から夫婦で参加し、2人で3位と優勝、という快挙となりました。
叶匠寿庵によりますと、今年の梅の収穫量は不作だった去年の約2倍となり、例年の収穫量に戻る見込みだということです。