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かるたの聖地とも言われる大津市の近江神宮では、高校生による競技かるたの全国大会が行われました。
近江神宮内にある近江勧学館などを会場にして開かれた「小倉百人一首競技かるた全国高校選手権大会」。
「かるたの甲子園」とも呼ばれ今年で４７回目を迎えます。
２０日は、１チーム５人の勝ち数で勝敗を決める団体戦が行われ、各都道府県から合わせて５８校が出場しました。

出場者は、対戦相手と向かい合って並び、競技開始前には手でリズムを取ったり、目を閉じて集中力を高めたりしていました。
そして競技が始まると、取り札を素早く払い飛ばし、「静かな熱戦」が繰り広げられました。

全日本かるた協会によりますと、第１回の大会は８校だけの参加でしたが、かるたをテーマにした漫画や映画の影響で、近年は競技者が増加したということです。２１日は個人戦が行われます。