滞在型の彦根へ!新たに2つの宿泊施設が誕生
2025年7月31日(木) 19:08


キャッスルロードの南端に7月24日にオープンした「THE BANK HATAGO HIKONE」は、関西みらい銀行の元支店をリノベーションしています。
銀行から土地と建物を借りて、彦根市の一圓興産が運営し、1階にはレストランやバーなどがオープンします。

元銀行の建物とあって、大きな金庫があり、今回はライブラリー室としてリノベーションされています。

そして2階は、シングルルームからテラス付きのダブルルームまで、あわせて8室のホテルとなっています。銀行として使われていたときは、会議室や更衣室・社員食堂だったということです。

一圓興産・一圓泰成社長は「海外の人にもっと来てほしいと思い、インパクトのあるものをつくりたかった。入口にビリヤードがあったり、おいしいピザを食べたり、部屋も非常にシンプルな中に遊べる空間をいっぱいつくった。インバウンドも含めて、多感な日本人でもいろんな旅行スタイルを模索している人にどんどん来てほしい」と話していました。
また、キャッスルロードの反対側、北端には、土産物販売などをしていた彦根市の建物と土地を借り、同じく一圓興産が、1階はベーグル専門店・2階は7室のホテル「HATAGO HIKONE 別邸」としてオープンさせます。

彦根市によりますと、去年1年間の彦根市の観光客数は、約282万人でしたが、ほとんどが日帰りで宿泊は約14%だったということです。

彦根市・田島市長は「キャッスルロードという彦根を代表するエリアに南北にそれぞれ宿泊地ができたことは、滞在型観光に大きな一歩を踏み出したといえる。機会があったら泊まってみたい。」と話していました。
「THE BANK HATAGO HIKONE」は、7月24日にオープンしていて、
「HATAGO HIKONE 別邸」のベーグル店は8月8日、ホテルは8月9日にオープン予定です。
