夏の甲子園2回戦 綾羽VS横浜
2025年8月14日(木) 18:41

夏の甲子園は14日、大会9日目。2回戦に進んだ滋賀代表の綾羽は、神奈川代表の横浜と対戦しました。甲子園初出場の綾羽。初戦はタイブレークを制し、初勝利で2回戦に駒を進めました。
その綾羽の前に今年のセンバツ優勝校、横浜が立ちはだかります。
綾羽は初回、先頭、キャプテン北川。

快足を飛ばして内野安打とすると、さらに自慢の足を見せつけ2塁を陥れます。

打席は2番磯谷。見事センター前にはじき返し、無死1塁3塁といきなり先制のチャンスをつくります。
その後1アウトになり、4番山本の犠牲フライで、強豪相手に臆さず先制点を奪います。

綾羽、先発のマウンドは、背番号11、2年生の米田が横浜の強力打線に対し、4回まで無失点で切り抜けます。

しかし5回表、ピンチを迎え、マウンドには2人目のピッチャー2年生の市場。
2アウト2塁でタイムリーヒットを許し、同点に。

さらにピンチは続き、マウンドには3人目・エース藤田があがります。

ここは一球でファールフライに打ち取り、追加点を許さなかった藤田でしたが…。

6回表、2者連続のデッドボールから送球エラーで2点を失い、1対3。
この回、途中でエースがマウンドを降ります。
8回にも守備の乱れで、2点を失った綾羽。それでも9回表には、セカンド田代のファインプレーもあり、最後の攻撃に望みをつなげます。

しかし―
最終バッターはセンターフライとなり、綾羽、初めての甲子園で2勝目はなりませんでした。

綾羽高校 北川陽聖 主将は「勝てなくて本当に悔しいが、ここまで連れてきてくれた仲間や応援してくださった皆さんには感謝しかない」と話していました。