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４日朝、大津市の和邇川の河口付近で、釣りをしていた男性がびわ湖に流され、約７時間半後に救助されましたが、死亡が確認されました。

流されたのは、大津市本堅田の会社員・中村諭さん（４５）です。警察や消防によりますと、４日朝７時ごろ、大津市和邇南浜の和邇川の河口付近で、釣りをしていた人から「男性がびわ湖で流されている」と１１０番通報がありました。中村さんは、河口付近の中州で、水に浸かりながら釣りをしていたところ、釣り道具を入れる箱が流されたため、取りに行き、戻ろうとした際、流されたということです。
警察と消防で捜索を行い、中村さんは、約７時間半後に河口から約５０メートル離れたびわ湖の底で発見され、死亡が確認されました。当時、雨は降っていましたが、濁流などはなかったということです。警察では、事故の詳しい状況などを調べています。