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保護司殺害事件被告人質問 保護観察制度への打撃を示唆

2026年2月18日(水) 19:30
24年、大津市の住宅で保護司の男性が殺害された事件で、殺人の罪などに問われている男の裁判員裁判が17日に続いて、18日も大津地裁で開かれました。
被告人質問で男は「保護司を殺すことで保護観察や面談が世間からよく思われず、問題になると思った」と述べ、保護観察制度への打撃を狙ったことを示唆しました。
殺人などの罪に問われているのは、大津市の無職・飯塚紘平被告(36)です。起訴状などによりますと飯塚被告は、別の強盗事件で執行猶予判決を受け保護観察中だった24年5月、大津市内の住宅で飯塚被告の更生を支援する担当保護司だった新庄博志さん(当時60)の胸や首をナイフや斧で突き刺したり、斬りつけたりするなどして殺害したとされています。
連日審議される裁判員裁判では、飯塚被告の量刑と刑事責任能力が争点となっています。
17日行われた初公判で弁護側は、飯塚被告が中学生の頃から聞こえ始めた「守護神様の声」という幻聴に支配され、「心神耗弱状態」だったと主張しています。
18日は被告人質問が行われ、弁護人から犯行を計画した経緯について問われた飯塚被告は「知事を殺害する妄想を持っていたが、知事は守られているから難しいと結論を得た」という話をした上で、守護神から保護司なら現実的にいけるぞと、閃きを与えられた」と述べました。
また検察からの、保護司を殺したら国に打撃を与えられると思ったか、という質問に対し「保護司を殺すことによって、面談中に事件が起きたことになると、世間から保護観察や面談がよく思われず、問題になると思っていた。国が管理している場で事件が起きたとなると、問題の改善に迫られると思った」と答えました。
この後、飯塚被告の精神鑑定を行った鑑定医への証人尋問がおこなわれ、検察側の被告の「守護神様の声は統合失調症などと違うものか」との質問に鑑定医は「違うと思う」と述べ、被告の統合失調症については否定しました。裁判は19日も被告人質問などが行われ、3月2日に判決が言い渡されます。

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