【記者解説】自転車の交通反則通告制度「青切符」導入から1カ月
2026年5月1日(金) 19:19
山北記者:青切符は、自転車で信号無視や、一時不停止などの交通違反をした16歳以上に、反則金を科す制度です。4月1日から導入されましたが、街の人は―
「傘さし運転とか、罰金になるということを見た」
「青切符は知らないが、車道を走らないとというのは知っている。でも車道走るのは怖い」
「幅の狭い歩道で結構スピード出して走られると怖い。自転車専用道路がまだまだつくられていないというのは、自転車の道路交通法を考えると厳しいと思う。」
●青切符が導入されたことで、自転車を普段から利用される方は、車道を通行するときに不安を感じているようです。
山北記者:大津駅前で自転車レンタルを行っている店にも取材しました。
大津駅観光案内所の山崎典子マネージャーは「3月までの導入前の段階でも、いろいろ気を付けてほしいことは案内していたが、4月になって青切符制度が導入されて、ちらしも渡しながら、気を付けてほしいことを口頭でプラスして案内して、お客様に対応してもらうようにしている。海外のお客様には、英語で案内している」「まずは事故がないようにというのが第一で、青切符制度がお客様を守るために導入されたものなので、そこを踏まえて貸し出しをするようにしている」と話します。
●青切符制度は、「自転車利用者の安全を守る制度」と話していたのが印象的です。
山北記者:自転車レンタルの需要は高まっています。大津観光協会によりますと、春先は特に自転車を利用する人が多く、4月は289件の予約があり、ゴールデンウィークも平均で1日10件程度予約が入っているということです。需要が増えている分、より安全運転を心がけなければいけません。
県警によりますと、切符は切られていないものの、制度が始まった4月1日から29日までの、自転車運転者に対する指導・警告は788件。一番多いのが一時不停止、そして2台以上で並んで走る 並進、右側通行と続きます。

一方で、青切符制度を悪用し、ニセ警察官が金をだまし取ろうとした事件が県内でも発生しています。
県警によりますと4月22日、彦根警察署管内で、警察官のような紺色の服装をした男が、ヘルメットをつけていないなどを理由に、通行人に現金1万5000円を支払うように要求した詐欺未遂事件があったということです。通行人は支払わずに、警察に相談し被害を免れました。

警察は、反則金をその場で受け取ることはないとして、注意を呼び掛けています。
また、不審な人に声をかけられたり目撃した場合は、すぐに通報するように呼び掛けています。