信楽高原鉄道列車事故の法要を前に慰霊碑など甲賀市の新入職員らが清掃
2026年5月8日(金) 19:22
42人が亡くなった信楽高原鉄道列車事故から間もなく35年。今年の法要を前に8日、甲賀市の新入職員らが、慰霊碑やその周辺の清掃作業を行いました。
事故は、35年前の1991年5月14日に発生。

甲賀市信楽町で信楽高原鉄道の列車と、当時、世界陶芸祭のために乗り入れていたJR西日本の列車が衝突し、600人以上が負傷。42人もの尊い命が犠牲となりました。
この日の清掃作業には、甲賀市の新規採用職員29人やJR西日本の新入社員などあわせて56人が参加しました。

毎年、5月14日の追悼法要を前に行われるこの活動は、信楽高原鉄道の施設を保有する甲賀市として、当時を知らない若い職員らに、この悲劇を伝えていかなければいけないという思いで行われています。
清掃作業は約1時間半をかけて、慰霊碑やその周辺の草刈りなどが行われました。

甲賀市の新規採用職員・上林和馬さんは「働く前はこの事故について知らなかった。研修に参加して知って、市民の命を適当な仕事によって奪うのはあってはならない。自分の仕事もそういったことがないように、責任感のある仕事をしたい」と話しました。
JR西日本の新入社員・深野聡実さんは「一番、私たちが何より守っていくべきもの、事業の根幹にあるものが安全・安心。そこを優先に定められたルールに則って業務に携わっていきたい」と話しました。
信楽高原鉄道列車事故の犠牲者追悼法要は、5月14日に営まれます。