最高値1キロ18万円"明暗分かれた新茶市場"価格高騰に不安の声
2026年5月12日(火) 19:03
1キロあたり18万円という過去最高の値がついた甲賀市の初市。この最高価格は近江の茶への期待を込めての特別なものですが、平均価格も1キロあたり1万4232円と去年の約2倍になりました。

これに不安を感じているのが、茶を仕入れて加工や販売を行う“茶商”です。

背景には、世界的な抹茶人気があります。大幅な需要拡大に応えるため、煎茶の生産から抹茶の原料となるてん茶へと切り替える農家が増え、結果、煎茶の供給が追い付かず高値となりました。
滋賀県茶商業協同組合の吉永健治・理事は「生産者に近ければ近いほど利益を吸収しやすいが、より消費者さんに近いところで営業をされている方にとっては、かなりの痛手」と話します。
甲賀市によりますと、秋に摘み取られる番茶の入札価格も、去年は1キロあたり1500円と、おととしの5倍となっていて、今年はさらに価格が高騰する可能性があるということです。