彦根城・世界遺産登録へ 推薦書案を再提出
2026年5月25日(月) 19:34
25日夕方、彦根市役所で三日月知事と彦根市の田島市長が推薦書案の送付状にそれぞれサインし、文化庁にデータを送付・提出しました。

彦根城の世界遺産登録に向けては、去年、国内推薦が見送られ、目標としていた来年度の登録が少なくとも1年先送りとなってしまいました。
去年の推薦書案では、文化審議会から江戸時代の平和な社会を支えた「大名統治システム」の視点について、「比較の指標をさらに広げるなど、説明の充実に向けて、引き続き取り組みが必要」などの課題が出されていました。
滋賀県と彦根市によりますと、さらに1年をかけた今回の推薦書案は、特にこの「大名統治システム」の
視点について、システムが世界の政治史の中でどこに特徴があるのか、どこを強調して説明するのかというあたりを、かなり文化庁と議論し、整理したとしています。

また全体的に、わかりにくい部分を割愛したり、文書を図に置き換えたりしたと説明しています。
彦根市の田島市長は「まだこれで決まったわけではありません。まだまだ道半ばであります。さらに緊張感を持ちながら、文化庁・審議会での経緯を見守っていきたい」と話していました。

再来年度の登録を目指す彦根城。
この日、提出された推薦書案は、今後、国の文化審議会に諮られ、認められれば国からユネスコに今年9月末までに暫定版の推薦書が提出されることになります。