滋賀県内で相次いだボイスフィッシング被害 マネーロンダリングに関与疑いの男らを逮捕
2026年6月8日(月) 21:06
去年11月、銀行を装った電話から口座情報を盗まれ、インターネットバンキングで多額の預金が不正送金される被害が滋賀県内で相次いだ事件で、県警は8日、マネーロンダリングに関与した疑いで男4人を逮捕したと発表しました。
犯罪による収益の移転防止に関する法律違反などの疑いで逮捕されたのは、大分県大分市に住む芸能事務所経営の男(35)ら4人です。
滋賀県警によりますと、県内では去年11月、滋賀銀行を騙った自動音声電話が法人にかかり、ガイダンスに従って電話機を操作すると、電話に出た銀行員を装う男から「更新をしないとインターネットバンキングが使えなくなる」などと言われ、その後、届いたメールから誘導されたフィッシングサイトで銀行の口座情報を盗まれ、インターネットバンキングで多額の預金を不正に送金される事件が相次ぎました。被害総額は、県内19の法人であわせて約3億4900万円に上っています。
調べによりますと、このうちの1件で、被害金が大分県の男が経営する会社の口座に送金されていて、そこから暗号資産取引所に開設された他の容疑者3人の口座に送金され、さらに海外の暗号資産取引所に送金されていたということで、逮捕された4人は自分名義の口座をマネーロンダリングに使わせ、報酬を受け取るなどした疑いが持たれています。
調べに対し、4人は全員容疑を認めているということです。
警察では4人の余罪を調べるとともに、他にも関与している人物がいるとみて捜査を続けていくとしています。