百済寺の修繕工事を前に 秘仏など71点をMIHO MUSEUMへ
2026年8月20日(木) 19:43
1400年以上前に、聖徳太子によって創建されたとされる東近江市の百済寺は、国の重要文化財にも指定されていますが、今年から6年ほどかけて本堂の修繕工事が行われます。

工事に先駆けて行われた調査では新たな資料も見つかっていて、これらを含む仏像や仏画など71点が、工事中は、百済寺と、かねてより付き合いのある甲賀市のMIHO MUSEUMで保管されることになりました。
この日は、MIHO MUSEUMに運ぶ前にご本尊の魂を一時的に仏の世界にお戻しする「撥遣(はっけん)の儀式」が濱中亮成住職により執り行われました。

百済寺のご本尊は、高さ約3・2メートルの十一面観世音菩薩で、聖徳太子が、根がついたままの巨木に刻んだことから「植木観音」と呼ばれています。

秘仏で、日頃人の目に触れることはありませんが、保管するMIHO MUSEUMでは9月に公開を予定しています。
MIHO MUSEUMの「百済寺と近江の仏教美術」展は9月26日からで、ご本尊を含め、百済寺から預かる71点全てが展示されるということです。