陶器のアイロンやボタンも 大津市歴史博物館で「戦時中の代用品」展
2026年8月23日(日) 18:12
展示されているのは、大津市に住む個人が20年ほどかけて集めた陶磁器などで、昨年度、大津市歴史博物館に寄贈されたものです。
企画展では、寄贈された500点以上のなかから、日中戦争から太平洋戦争直後までに作られた60件265点を見ることができます。
電源やコードなどを除いて、陶器でできたアイロンには、金属の質感を再現しようとする工夫が感じられます。学生服の金ボタンも陶器で作られました。
展示では、日用品が中心だった金属の代用が、太平洋戦争末期には、陶製の手榴弾など兵器にまで拡大したことが分かります。
大津市歴史博物館の福庭万里子学芸員は、「平和学習や今後の展示で活用できるので貴重な資料だと思う。なぜこのようなものが必要だったかを考えるきっかけにしてほしい」と話していました。
ミニ企画展「戦時中の代用品」は、9月6日(日)まで開かれています。