彦根市長選挙 田島一成氏が初当選
2025年4月28日(月) 19:15

彦根市長選挙は、27日の開票の結果、いずれも無所属で
新人の田島一成さん・62歳が1万9514票
現職の和田裕行さん・54歳が1万8669票、となり、
新人の田島一成さんが接戦を制し、初当選を果たしました。
田島さんは、彦根市出身。彦根市議会議員2期・滋賀県議会議員1期・衆議院議員4期を務め、民主党政権時代には、環境副大臣も歴任しています。

一方、財政再建のため、事業の見直しなどを進めてきたものの、敗れた現職の和田さんは「私はそれだけ嫌われ役をやってきたという思いはありますので、その中で与えられた4年間の中では、どの今までの市政の4年間よりも改革は進んだので、引き続き持続可能になることを期待したい」と話していました。

一夜明けた28日は、市の選挙管理委員会から田島さんに当選証書が手渡されました。新たな彦根市のリーダーとなる田島さんの任期は、来月10日から4年間です。

環境副大臣も歴任した田島さん。現在、彦根市と近隣4町で整備を進める新たなごみ処理施設の方式「トンネルコンポスト方式」は中止を表明していて、28日の会見では、近隣4町と対話するとともに、新たな方式を模索するうえで、情報収集のため、来月、環境省に行く予定を調整中だとしました。