炎に消えた名城の記憶 安土城にまつわる497点の企画展
2025年5月28日(水) 18:52

安土城は1576年に築城を開始し、3年後に完成。織田信長の居城として知られています。
今年は1940年に初めて発掘調査が行われてから85年となる節目を迎え、会場ではこれまでの調査で発掘された茶道具や瓦、安土城にまつわる文書など合わせて497点が展示されています。
瓦の中には、金箔がはがれずきれいに残った貴重なものや、

天主跡から見つかった瓦群の中で赤茶色になった瓦は、火災で焼けたものとされ、本能寺の変の後に安土城の天主が焼失したことを物語っています。

春季特別展「安土城・2025―信長の夢のあと―」は6月15日まで開かれています。