本のまちづくりシンポジウム
2025年10月2日(木) 19:09

本を通じてこれからの人づくりやまちづくりを考えようと、滋賀県中小企業団体中央会が創立70周年を記念して「本のまちづくりシンポジウム」を大津市で開きました。
シンポジウムでは、滋賀県出身で教育評論家の尾木直樹さんが基調講演を行い、読書の面白さや地域の文化的拠点としての書店の大切さなどを訴えました。
この後、パネルディスカッションが行われ、尾木さんと文芸評論家の三宅香帆さんが魅力のある地域の書店づくりについてそれぞれの思いを語りました。
会場を訪れたおよそ300人の参加者らは、2人の軽妙な話に時おり笑顔を見せながら、じっと聞き入っていました。
中央会では、全国で書店の数が急速に減ってきている現状を踏まえ、今年度から県内の書店などが中心となって、書店の賑わいをとりもどそうという本のまちづくり推進プロジェクトに取り組んでおり、引き続きイベントなどを展開していくということです。