滋賀の妖怪が大集合「滋賀県妖怪事典」刊行
2025年10月17日(金) 18:50

「滋賀県妖怪事典」の著者は、高島市生まれで、今も市内で執筆活動を続ける小説家の峰守ひろかずさん・44歳です。峰守さんは、妖怪や伝承を扱う作品を数多く手掛け、2020年ごろからは、個人的な活動として、県内の妖怪にまつわる話を集めてきました。
事典は、県内に伝わる約1000種類の妖怪が、あいうえお順にまとめられていて、読むだけで想像力を掻き立てられます。

また、同じ名前の妖怪も、場所や伝承者が異なれば別の妖怪と扱っていて、そのバリエーションを楽しむことも出来ます。
事典で紹介されている、長浜市に伝わる伊吹弥三郎は、伊吹山を造った際にふんばった足跡が今も市内に残るとされています。

また東近江市に伝わる竜宮のお姫さまは、愛知川を上って枇杷を食べるために大雨を降らせたとされています。

「滋賀県妖怪事典」は、県内をはじめ、全国の書店や電子書籍で購入することができます。