プロの料理人が教える 小学校で食育講座
2025年10月21日(火) 18:38


この取り組みは、彦根市に拠点を置くフジノ食品が、子どもたちに「作ること、食べることの楽しさ」を知ってもらおうと、2006年から行っているものです。
児童らは、昆布だけでとった出汁と、昆布と鰹節でとった出汁の味を比べた他、大根のかつらむきや、魚の三枚おろしなどのプロの包丁さばきを見学しました。

プロの技を見学した後は、いよいよ自分たちで調理に挑戦。児童らは料理長らに手ほどきを受けながら、天然ビワマスのあぶり寿司と県産の材料を使った味噌汁を作り上げました。
講師を務めた琵琶湖グランドホテル 京近江・佐々木総調理長は「今、調理師をする人が少なくなってきている。こういう取り組みをすることによって、料理に興味を持ってほしい。食というのは、楽しいということを伝えたい」などと話していました。