「成長の幸せ伝えたい」世界早産児デーを前に 新生児集中治療室に感謝状
2025年11月14日(金) 18:44
このうち、11日に大津赤十字病院のNICU・新生児集中治療管理室を訪れたのは、出産時に予定日より早く小さく生まれた子どもとその家族で作るサークル「滋賀のCOAYU」の運営メンバーです。

贈られたのは、大津赤十字病院に入院していた17人の写真と感謝のメッセージが添えられた色紙です。

この日、お母さんと一緒に大津赤十字病院を訪れた亀井生斗くん(1歳3ヵ月)は、予定より1ヵ月と20日早く1274グラムで生まれ、NICUで高度な治療を受けました。その後すくすくと成長し、この日は退院してから約11ヵ月ぶりにNICU のスタッフらと再会しました。

滋賀のCOAYUでは、2022年にサークルを立ち上げて以来、毎年、世界早産児デーに合わせて、感謝の思いをメッセージにして、NICUを持つ県内の病院に贈っています。今年は、4つの病院にあわせて65人のメッセージが贈られたということです。
生斗君のお母さん・亀井美咲さんは「当時の感謝の気持ちがこみ上げてきて、スタッフさんたちが力を尽くしてくれなければ今がないので、本当にありがたかったです」と話していました。
滋賀のⅭOAYUでは、早産児の現状を知ってもらおうと予定日より早く生まれた子どもたちの写真展を15日からフォレオ大津一里山で開催します。