「縮小社会に適応した豊かな地域への転換」へ 米原市新年度予算案は最大規模の253億5700万円
2026年3月6日(金) 18:51
米原市は人口減少などを背景に、「縮小社会に適応した豊かな地域への転換」を目指した新年度の当初予算案を発表しました。総額は今年度より4.4パーセント増え、合併後最大規模となっています。
米原市の新年度当初予算案の一般会計の総額は、今年度当初と比べて10億円余り増額の253億5700万円で、合併後最大規模となりました。
米原市の角田航也市長は「これからの市政運営において、長期的には更なる人口減少は避けられないという現実を正面から受け止め、例え人口が減少し暮らしを支える社会資源が縮小していったとしても、これに適応し、豊かな地域を築いていくという考えが重要」と述べました。
まず、「持続可能なまちへの大胆な転換」として、移動市役所の本格運行に約1220万円と、乗り合いタクシーの新システム導入に1億400万円など、地域課題を解決する行政サービスの拡充に予算が計上されました。
また、伊吹山の土砂災害対策や植生の復元事業などを行う「伊吹山植生復元プロジェクト」に約8440万円の予算が計上されました。新年度は、標高1200メートルの8合目付近での落石対策工事が行われるほか、伊吹山在来種の苗を育てる事業などを引き続き行うとしています。
さらに「こども・若者の育ちや学び、挑戦を応援」として、職業体験イベントの「Out of KidZania」を誘致し開催するとして、実行委員会補助金に2000万円を計上しました。この事業では、東京・大阪などにある子どもの職業体験施設「キッザニア」の出張版として、滋賀県立文化産業交流会館で新年度の末ごろに2日間の開催を予定しているということです。
米原市の新年度当初予算案は、2月20日に開会した米原市議会に提案されています。