【記者解説】滋賀県知事選まで1カ月切る
2026年5月21日(木) 19:17
21日までに滋賀県知事選挙に立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、
現職で4期目を目指す三日月大造さん・54歳と、
新人で共産党推薦の坪田五久男さん・67歳の2人です。

4期目を目指す現職の三日月大造さんは、今年2月の定例県議会の初日、冒頭で次の知事選への立候補を表明しました。
三日月さんはJR西日本の社員を経て、衆議院議員を4期務めました。
民主党政権時代には、国土交通副大臣などを歴任しています。
2014年に滋賀県知事選挙に初当選し、現在3期目です。

一方、新人で共産党推薦の坪田五久男さんは、今年4月に出馬会見を開き、知事選への立候補を表明しました。
坪田さんは、近江八幡市立の小・中学校の教諭を経て、1991年から日本共産党滋賀県委員会に専従となりました。
これまで、衆院選、参院選の国政に挑戦し、知事選への挑戦は、三日月さんが初当選となった2014年以来、2度目となります。

<記者解説>
前園記者:県議会の各会派に立候補予定者への推薦や支援・支持について聞きました。
現職の三日月さんには、立憲民主党の議員などで構成されるチームしが 県議団、さざなみ倶楽部、公明党県本部が「支援」となっています。自民党県連は「支持」となりました。
一方、新人の坪田さんには、共産党が「推薦」となっています。
維新の滋賀県総支部は「自主投票」としました。

注目は、県議会の最大会派である自民党ですが、今回の知事選に独自の候補者擁立を模索してきましたが断念となり、三日月さんを「支持」することに決めました。これは、過去2回の「支援」よりも、選挙応援への関わりを弱める形となりました。
自民党県議団・川島隆二代表「我々としては、いわゆる交通税をずっと反対してきた。今回も(三日月氏の)政策の中に新しい税という言葉が残った。前回と同じ形で「支援」はできないということで、「支持」ということになった」
三日月さんは、3期目の公約に地域公共交通の充実として「移動を支え合い交通をより良くするための税制(交通税)の検討推進」を掲げていましたが、今回の政策(案)では、「新たな税等を含め、移動を支える財源のあり方のさらなる検討を推進」と「交通税」という言葉を使わない表現となりました。
一方、坪田さんは、政策(骨子)に「交通税なしで交通不便をなくします」と記しています。
選挙戦でも、この新たな税について、それぞれの訴えが展開されると思われます。
5月28日に立候補予定者説明会が開かれ、6月18日が告示、7月5日が投開票です。